潮来の花の寺と言えばここ!潮音寺へ行ってきた【茨城の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは茨城県潮来市にある奈良の薬師寺の東関東別院潮音寺ちょうおんじです!

別名潮来の花の寺と呼ばれています。その名の通り、季節ごとに境内には綺麗な花々が咲いているお寺なのです。

 

また、毎年お盆の時期(8月13日~16日)と12月31日には万燈会が行われています。

万燈会は、夜、本堂手前の広い場所に、たくさんの提灯が並び、綺麗な景色を見ることが出来るイベントです。

感謝と祈りを込めて提灯の中のロウソクに火を灯されているそうです。

その様子は公式サイトに載っているのでチェックしてみて下さい。

こちらのお寺は潮来の中でも特に大きなお寺のの一つですが、2012年の東関東大震災でかなり被害をうけたお寺です。

今回は、その中参拝させて頂き、震災による被害の大変さを痛感しつつ、その中でも頑張っているこのお寺に元気を分けて頂きました。

 

それでは早速紹介していきます!

※創建やご由緒については調べてもわからなかったので、書いてありません…。境内の写真はたくさん載せているので、境内の魅力をたっぷり伝えられたらなぁと思います。

▼本院である薬師寺の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:慈母観音
  • 宗派:法相宗
  • 山号:水雲山
  • 寺号:潮音寺
  • 御利益:厄除け、病気平癒

実際の様子

正門周辺

お寺の正面入口の写真。

写真中央の柵があるあたりに、正門を建てる予定のようです。

潮音寺は復興途中のお寺なので、まだ境内のすべての建物が完全に出来ているわけではありません。

しかし、復興に向けて頑張っている様子が境内から伝わってきました。

 

その手前には手水舎と酒樽がありました。

この手水舎は水が出ていませんでした。まだここから水が出るようにしていないのかもしれません。

 

まっすぐ進んで行くと、香炉があります。

お線香たてです。

 

この写真を見るとよくわかりますが、境内は広くて整備された芝が生い茂っているのがわかります。

広々としたこの芝生の上に、万燈会の時は、たくさんのロウソクが並ぶのです。

境内の三十三観音

香炉のすぐ近くに妙法山三十三観音像があります。

並んでいる三十三体の観音像は、それぞれお名前も違います。この観音像も震災の際、倒れてしまったものもあったそうです。しかし現在は全ての観音像が並び、参拝しにきた人々を見守って下さっています。

大王松と超巨大まつぼっくり

観音様の近くにとても大きな松の木があります。

この松の木は大王松と言う名前の松です。

 

まつぼっくりが1つだけ落ちていたのですが、これもまたとんでもない大きさでビックリ!

この写真だとわかりにくいかもしれませんが、スズメ3羽分くらいの大きさがあります。芝生にはスズメたちもやってきていたので、スズメと比較した記憶があります。

 

このまつぼっくりは、本堂内に1つ500円で売られています。

何かに使いたい人は購入して帰るのも良いかもしれませんね!クリスマスシーズンだと、飾りとして使えるかもしれません。

本堂

香炉付近から撮影した本堂

遠いですねぇ。芝生内は基本、立ち入り禁止のようなので、両脇から本堂へ進んで行くようになっています。

 

と言うわけで脇を進み、本堂のすぐ近くまで到着!

朱色の本堂です。震災後に塗ったのでしょうか?まだ色が褪せていないので、とても立派に見えますね!

 

本堂内は開門時間は扉が開いているので、中に入って直接参拝することが可能です。

御本尊の慈母観音さまや他の仏様の像へ直接参拝することが出来ます。

 

ちなみに、お守りや大王松のまつぼっくり、おみくじ、写経用の紙(潮音寺へ送る用の封筒付き)など、寺務所で販売されているようなもの一式はこちらで購入可能です。

御朱印のみ頂ける場所が違うので注意しましょう。

鐘楼

本堂のすぐ隣にあるのが潮音寺の鐘楼

現在は仮鐘楼です。鉄骨に支えられています。

 

1打100円で参拝客もつくことが出来ます。

私もついてみましたが、境内全体に響き渡るような大きな音が鳴り響きました。

結構体にも衝撃がくるんですよね〜

毎日欠かさずについているお寺の方って凄いなぁ。

薬師堂

本堂の隣にある薬師堂

薬師如来がお祀りされています。病気平野に御利益がある仏様です。

 

潮音寺では、こちらの薬師如来の御朱印も頂くことが出来るので、御朱印を頂く方はこちらも忘れずに参拝しましょう。

潮来の花の寺 6月に綺麗な花は紫陽花でした!

薬師堂周辺には、紫陽花が咲いていました。

紫陽花の中に灯篭がある様子が、日本らしい風景だなぁと思いながら、この景色を眺めていました。

水子地蔵

こちらは水子地蔵

中心にたっている大きなお地蔵さんが水子地蔵です。

 

風車を持った小さなお地蔵さんも並んでいます。

この小さなお地蔵さんたちは、東日本大震災で亡くなった方々のために置かれているそうです。

境内裏手の橋と旧所家住宅

潮音寺の薬師堂の裏手には抜け道があります。そこから境内の裏手へ進んで行くと、1つの橋があるのです。

脇から見ると全体的に赤い色をしているのがわかります。

橋の周辺はひょうたん型の池になっています。

池には蓮がありました。

 

橋の向こう側には茨城県指定有形文化財の旧所家住宅があります。

簡単に言うと、いわゆる古民家ですね!実際に近くに行って中を見ることも出来ますよ〜!

 

私が行った時は、この家の中で寝ている人がいたのでこの場所からの撮影だけしました。

潮音寺の計画復興図

ところどころで震災の爪痕を感じた潮音寺。本堂の近くには、復興計画図がありました。

万燈会で使われる広い芝は残しつつ、今と違う場所に鐘楼があったり、まほろば道場と言う建物があったり、牡丹園があったり…

私が参拝した時は、新しい鐘楼の場所は枠組みもまだの状態でした。

 

この境内が完成したら、どれほど様子が変わったのか見に行きたい気持ちになりました!

潮音寺の1日でも早い復興を願っています。

御朱印

御朱印は本堂の左手にある寺務所で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちらの2種です。

値段は各300円。

 

左は薬師如来、右は御本尊の慈母観音の御朱印です。本堂の左手にある講堂で頂くことが出来ます。

 

茨城では珍しい日にちがスタンプのお寺です。このスタンプ、京都ではよく見かけましたが、茨城ではなかなか珍しいですねぇ。

 

御朱印を頂き、お金をお支払いした後に「ありがとうございました」と言ったら、住職の方が「良いお参りでした」と言って下さったのが印象深く自分の中で残っています。

とても丁寧な方だなぁと思いました。

限定御朱印情報

8月13日から8月16日に開催される万燈会に合わせて限定御朱印が登場します。

唯一限定御朱印が登場する時期です。

アクセス

住所 茨城県潮来市日の出4-7-15
電話番号 0299-66-0623
開門時間 8:30~17:00
御朱印受付時間 9:00~17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 潮来駅から車やバスを使っていくのがおすすめです。
公式サイト こちら

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