【中京区】小さな御朱印帳 豆朱印帳がある大福寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市中京区の京都御所の近くにある大福寺だいふくじ(@daifukujikyoto)です!

江戸時代や明治時代に使われていた大福帳と言う、現在で言う売上帳の名前の由来になったお寺です。

 

こちらのお寺は、京都の住宅地の中にある小さなお寺ですが、手のひらサイズのとっても小さな御朱印帳「豆朱印帳」があり、御朱印集めが趣味の人の間でも注目のスポットになっています。

他にも、定期的に変わった書体の御朱印が登場したり、書いて頂ける御朱印も変わるので、つい何度も伺いたくなる場所なのです。

 

早速紹介していきます!

目次

寺の概要

  • 御本尊:菩提薬師如来
  • 宗派:天台宗
  • 山号:瑠璃光山
  • 院号:利生院
  • 寺号:大福寺
  • 御利益:無病息災、当病平癒、円満福徳
  • 創建:598年
  • 開基:伝 聖徳太子

御由緒

西暦600年前後と云う大昔に奈良県宮田郷の地に建立された寺院が、平安時代の初期に勅旨により京都に移設されて、七堂伽藍を整えた大寺院として、ご本尊の菩提薬師如来を安置した京都12薬師の一つでもあった。この像は聖徳太子作と伝承されている。その後に被災して焼失、規模が大幅に縮小して現在に至っているらしい。

 

※トリップアドバイザーの投稿より引用

実際の様子

大福寺は古い町屋の建物とビルの間にあります。

この写真の右側にある大きなお堂が本堂です。本堂前でお参りが可能で、本堂内へ入ることは出来ません。

中をのぞくと、少しだけ仏様のお姿も見ることが出来ます。本堂の左手に御朱印受付があるので、扉を開けて中へ入り、声をかけて対応して頂きましょう。

 

瓦の上には小さな布袋尊がいます。

京都には、このように小さな仏様の像が置かれているお寺や町屋がたくさんあります。

この布袋尊は別ですが、よく見かけられるのは鍾馗しょうきの像です。屋根の上に置くことによって、魔除けの効果があるとされているそうです。

京都探索の1つの楽しみとして、ぜひこの屋根の上の像もチェックしてみて下さい。

ちく

御朱印

御朱印は本堂左手にある受付で頂くことが出来ます。中へ入って声をかけましょう。

値段は通常サイズ、豆朱印ともに片面 300円、見開 600円です。※一部例外で見開1000円の御朱印もあります。

大福寺の御朱印は、拝受すると1つ1つ御朱印に書かれている仏さまや言葉の意味を丁寧に説明して下さるのも魅力の1つです。頂いた御朱印にはどんな意味があるのか、どんな気持ちで書かれたのかと言うことがわかるのです。

MEMO

大福寺の豆朱印は大福寺で頂く豆朱印帳にのみ頂くことが出来ます。

最近流行りのミニ御朱印帳への拝受は受付していないので注意しましょう。

2018年5月に頂いた御朱印(直書/片面)

はじめての参拝で頂いた御朱印のうち、直書して頂いた片面サイズの御朱印はこちら。

「千手観世音」の御朱印です。

2018年5月に頂いた御朱印(直書/見開)

はじめての参拝で頂いた御朱印のうち、直書して頂いた見開サイズの御朱印はこちら。

こちらも「千手観世音」の御朱印になります。

見慣れない書体で書かれているのが特徴の御朱印です。説文篆文せつぶんてんぶんと言う書体で書かれています。

書いて頂いたお寺の方に教えて頂きました。

2018年10月に頂いた(直書/見開)

2018年10月に頂いた御朱印のうち直書して頂いた見開の御朱印はこちら。

「千手観世音 大千世界大乗」と書かれています。

この言葉は千手観音さまが世界中の全ての人々を救って下さると言う意味の言葉だそうです。

2018年10月に頂いた御朱印(書置/大安 壱粒萬倍日)

2018年10月に頂いた御朱印のうち書置の「大安 壱粒萬倍日」の御朱印はこちら。

スズメの絵と金色の墨で書かれた穂が特徴の御朱印です。

特定の大安の日に用意されている御朱印です。書かれている日付は大安の日でした。

伺った日は大安の次の日だったのですが、用意がされている場合は大安当日でなくても頂くことが出来ます。

 

この御朱印に書かれた「壱粒萬倍日いちりゅうまんばいび」とは「一粒万倍日」と書かれることが多い言葉です。

この一粒万倍日に何かを始めると良い日とされています。

例えば新しいお店の開店やお金を出して何か始めるなど…

この御朱印を頂いたこと、巡りあえたことをきっかけに、何か新しいことを始めてみるのも良いかも。

2018年10月に頂いた御朱印(書置/薬壺)

2018年10月に頂いた御朱印のうち書置の「薬壺やくつぼ」の御朱印はこちら。

大福寺の御本尊である薬師如来さまが左手に持つ薬壺の御朱印です。

左側に書かれた「おんころころ せんだり まとうぎ そわか」は薬師如来さまのご真言。

薬師如来さまは薬壺を持つことにより、本来の力を発揮し、病から人々を救うと言われています。それにちなんだ御朱印です。

こちらも書かれた日付が当日ではなく過去の日付です。

2018年10月に頂いた御朱印(書置/おみくじ)

2018年10月に頂いた御朱印のうち書置の「おみくじ」の御朱印はこちら。

毎月3日、大福寺ではご住職がおみくじを引きます。その結果と、それに合わせた言葉は書かれた御朱印です。

この月のおみくじの結果は第49番の吉でした。

2020年11月に頂いた御朱印(直書/片面)

2020年11月に頂いた御朱印のうち直書して頂いた片面サイズの御朱印はこちら。

御本尊お薬師さまの御朱印です。菩提薬師と中央に墨書されています。

2020年11月に頂いた御朱印(直書/見開)

2020年11月に頂いた御朱印のうち直書して頂いた見開サイズの御朱印はこちら。

こちらは見開の布袋尊の御朱印です。にっこり笑顔がとっても素敵ですねぇ

2018年5月に頂いた豆朱印帳と豆御朱印

ミニサイズの御朱印帳である豆朱印帳がこちらです!

折り紙のイラストが書かれた可愛い御朱印帳です!

他にも色々なデザインの豆朱印帳がありましたが、その中からこちらを頂いてきました。

豆朱印帳は、購入すると「豆朱印帳」「福豆」「御朱印帳」の中から自分の好きな言葉を選んで、表紙に手書きで書いて頂くことが出来ます。

豆朱印帳はもともとメモ帳だったそうなのですが、可愛くて御朱印帳のように使えることから、大福寺で頂けるようになったそうです。

御朱印帳のように、この小さな御朱印帳にも御朱印を書いて頂くことが出来ます。

ちく

豆朱印帳用の小さな書置の御朱印もあったので、その中から葵祭の「葵」と言う文字が書かれた御朱印を頂きました。

こちらも説文篆文で葵と書かれています。上賀茂神社/下鴨神社の葵祭の季節だったので、この御朱印が登場していました。

何枚か用意してあったのですが、「1つ1つ手書きで少し違うので、自分が良いなと思ったものを選んで下さいね」と優しく声をかけて頂いたので、写真のものをチョイスしました。

 

書置きなので自分で豆朱印帳に自分で貼り付けるようになっています。

大福寺の豆朱印でこの豆朱印帳がいっぱいになる日を楽しみに、また参拝したいと言う気持ちになりました。

2018年10月に頂いた豆朱印(書置/3種)

再訪した際頂いた御朱印は普通のサイズの御朱印だけではありません。

3つの豆朱印を頂きました。

そのうち2つは通常サイズの御朱印も頂いた「大安 壱粒萬倍日」の豆朱印です。

見て頂ければわかるとおり、1つ1つ手書きなので絵が違うのです。スズメが可愛くて小さいサイズの豆朱印も頂いてしまいました。同じ豆朱印ですが、書かれた日付が違います。どちらも大安の日です。

 

もう1つの紺色の紙に書かれた「観音」御朱印。

日付が7月9日とかなり前なのですが、この日付には意味があります。

7月9日は「四万六千日しまんろくせんにち」と言う観音さまのご縁日です。「千日詣せんにちまいり」とも言われているこの日に観音さまへ参拝すると、1日で1000日分参拝したことと同じ意味になる日です。

このことにちなみ、東京の浅草にある浅草寺では毎年7月9日と翌日10日に境内でほおずき市が開催されます。

2020年11月に頂いた豆朱印(直書/月替)

2020年11月に頂いた豆朱印のうち、豆朱印帳に直書して頂いた御朱印はこちら。2020年11月限定のお十夜の御朱印です。

南無阿弥陀仏と念仏を唱え続けるスズメの絵が描かれている御朱印です。

2020年11月に頂いた豆朱印(書置/3種+α)

2020年11月に頂いた豆朱印のうち、書置の御朱印は3種です。

左上の大福寺が印刷されたものは、いつでも大福寺を思い出してもらえるようにと、豆朱印帳に貼り付ける用に用意されている紙です。豆朱印と合わせて拝受しました!

片面の霜月(11月)と書かれた御朱印、見開のどうぞ一福(一服とかけています)御朱印、秋ふかしの御朱印です。

霜月御朱印の紅葉シールや一福御朱印の番傘やお茶やお茶菓子はシールです。

秋ふかし御朱印のお寺の印の上に座っている人の印は、切手の上に押すオシャレな印なのだそう。読書の秋を連想するデザインとして、大福寺では御朱印に押してみたそうです!

豆朱印帳と通常サイズの御朱印帳を比較してみた

豆朱印帳がどれくらいの大きさなのか、比較用として通常サイズの御朱印帳と比較してみました。

平等寺因幡堂の御朱印帳(11cm×16cm)と豆朱印帳。

本当にミニサイズ…!!!

ここに手書きで御朱印を書ける大福寺の方は、手先が器用なのですね!

▼因幡堂の記事はこちら

最新の御朱印情報は大福寺のTwitterをチェックしましょう!

大福寺は現在、予約をした人優先で対応しています。また、日によって御朱印を頂けない日があります。

頂ける御朱印も日によって変わるので、最新の情報をツイートしている大福寺のTwitterアカウントをチェックしてから参拝するのがオススメです。

大福寺Twitter→(@daifukujikyoto)

予約を希望する場合は7:00~8:30の間に075-231-3624へ電話をして予約しましょう。

限定御朱印情報

毎月、月替御朱印が登場します。

季節の行事に合わせた御朱印なども登場します。実際にお寺へ行くとその時に拝受可能な御朱印一覧があるので、頂きたい御朱印を選びましょう。

最新情報は公式Twitter(@daifukujikyoto)をチェック!

アクセス

住所 京都府京都市中京区麸屋町通二条上ル布袋屋町498
電話番号 075-231-3624
開門時間 24時間
御朱印受付時間 その日によって時間が変わります
駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」より 徒歩9分
公式サイト こちら(公式Twitterへのリンクです)

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣

周辺にある「白山神社」「行願寺(革堂)」「下御霊神社」「嚴島神社」「宗像神社」「白雲神社」「梨木神社」「廬山寺」「清浄華院」「護王神社」「菅原院天満宮」「晴明神社」「白峯神宮」「相国寺」「上御霊神社」

周辺に白山神社、行願寺(革堂)、下御霊神社があります。

京都御所やその周辺に嚴島神社、宗像神社、白雲神社、梨木神社、廬山寺、清浄華院、護王神社、菅原院天満宮、晴明神社、白峯神宮、相国寺、上御霊神社などたくさんの寺社があります。

四条河原町やその周辺にある「京都大神宮」「染殿地蔵院」「錦天満宮」「善長寺」「安養寺」「寅薬師」「蛸薬師」「誠心院」「誓願寺」「宝蔵寺」「矢田寺」「本能寺」「佛光寺」「因幡堂」「六角堂」「菅大臣神社」

四条河原町や錦市場の周辺に京都大神宮、染殿地蔵院、錦天満宮、善長寺、安養寺、寅薬師、蛸薬師、誠心院、誓願寺、宝蔵寺、矢田寺、本能寺があります。

少し移動すると佛光寺、因幡堂、六角堂、菅大臣神社があります。

その他の【京都御所&二条城周辺】の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

この他にも京都御所や二条城周辺にはたくさんの神社仏閣があります。個別の記事にまとめたので、この周辺で寺社巡りをする際、ぜひ合わせてご活用下さい!

その他の京都の神社仏閣まとめ

その他の京都の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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旅ブログ「ちくとりんご」で新緑の京都旅レポ公開中!

こちらへ訪れたのは新緑が美しい5月。もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、この時の旅行レポを公開中です!

ぜひこちらも参考にしてみて下さい!


参考
【京都旅行ブログ】2泊3日の京都旅行!新緑の季節の京都旅は超癒し #1ちくとりんご

旅ブログ「ちくとりんご」で10月の京都旅レポ公開中!

新緑の5月から約半年、10月の紅葉シーズン前にも再訪しています。この時の記事も書いているので是非参考にしてみて下さい!


参考
【京都旅行ブログ】美しい紅葉が色づく寸前!2泊3日の京都旅 #1ちくとりんご

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