長谷ぶらり旅~長谷寺と光則寺編~

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

この記事では、鎌倉の長谷を紹介していきます。

今回のメインは長谷寺です。

台風が近付いている土砂降りの雨の中の長谷寺へ行ってきました!

長谷寺の他に、すぐ近くにある光則寺へも立ち寄りましたが、こちらは法事中だったので、参拝をするのみにとどまりました。

長谷寺

まずは長谷寺はせでら

最初に写真を撮りながら参拝したのは、雨が降っている紅葉シーズン、別の日に参拝した冬の写真も載せながら境内を紹介していきます。

寺の概要

  • 御本尊:十一面観世音菩薩
  • 宗派:浄土宗
  • 山号:海光山
  • 院号:慈照院
  • 寺号:長谷寺
  • 創建:736年
  • 開基:藤原房前
  • 開山:徳道上人

御由緒

伝承では長谷寺の創建は奈良時代とされているが、中世以前の沿革は明確でなく、創建の正確な時期や経緯についても解明されていない。

寺伝によれば、天平8年、大和の長谷寺の開基である徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。この十一面観音像は、観音霊場として著名な大和の長谷寺の十一面観音像と同木から造られたという。すなわち、養老5年に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であるとされる。

当寺の梵鐘には文永元年、当時の住職真光の勧進により鋳物師物部季重が造った旨の銘文があり、この頃には長谷寺が存在していたことと、当時は「新長谷寺」と呼ばれていたことがわかる。鎌倉時代にさかのぼる遺物としては他に弘長2年および徳治3年銘の板碑、嘉暦元年銘の懸仏などがある。

近世の地誌『新編鎌倉志』や、寺に伝わる『相州鎌倉海光山長谷寺事実』などによると、歴代の権力者が長谷寺の伽藍や本尊の修造を行っている。康永元年には足利尊氏が伽藍と諸像の修復を行なった。明徳3年には、足利義満が観音像の光背を修復し、行基の作という伝承のある像を前立として安置した。天文16年に、北条氏康の寄進を受け、天正19年、徳川家康から朱印状を受ける。慶長12年、堂塔伽藍を改修し、正保2年にも、酒井忠勝が堂宇を改修している。

長谷寺は江戸時代の初め、慶長12年の徳川家康による伽藍修復を期に浄土宗に改宗した。当時の住持玉誉春宗を中興開山としている。太平洋戦争終戦直後に、金戒光明寺、知恩院という浄土宗の二大本山が浄土宗から独立した混乱期に、浄土宗から独立し単立となった

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

雨の日の長谷寺への入口。

正面に写る門は通ることが出来ません。

拝観料を払って境内へ入るのはこの写真の左側です。

写真の手前の地面もかなり濡れていますが、雨が凄く降っていて傘が手放せない状態でした。

 

拝観受付を通り、境内へ入ります。

少し紅葉がはじまっていますね!

入ってすぐ、朱印所の看板があるので、こちらへ御朱印帳を預けて境内を散策しました。

紅葉シーズンの本堂までの道

長谷寺の入口から入ってすぐの場所は、綺麗な庭園が広がっています。

木々に癒されたり、流れている水を見て癒されたり…

自然豊かな場所です。

葉の先端が色付き始めているもみじたち。

その木々の手前の池では、鯉たちが雨の中元気に泳いでいました。

この階段から本堂へ向かいます。

この階段の手前、左側に手水舎があります。

本堂の近くには手水舎がないので、手を清める際はこちらを使いましょう。

 

まだ階段は続きますよ〜!

それにしても、この緑色、素敵ですなぁ

境内の梅

2月、梅の花の季節にはこの入口の池周辺には梅が咲いていました。

白い梅とピンクの梅が咲いていました。

2つの梅が並んでいる場所も!

この写真の左に写るのは枝垂れ梅。

梅の花の写真はなかなかうまく撮るのが難しいですね…

本堂近くには蝋梅も咲いていましたよ!

本堂(観音堂)と阿弥陀堂

こちらが本堂(観音堂)です。

中には、立派な観音様がいらっしゃいますが、撮影禁止なので写真はありません。

行って良かったと思う感動する観音さまがいらっしゃいます。

ちく

冬の日に撮影した本堂。

その右隣にあるのが、阿弥陀堂です。

鎌倉六阿弥陀の一つでもある阿弥陀如来像があります。

 

10月、本堂の向かい側にはもみじが広がっています。

こちらも色付き始めていますね〜!

経蔵と竹林

少し進むと紅葉し始めた葉っぱと写る経蔵(輪蔵)があります。

中には回転式のお経が書かれた書架があります。

 

紅葉の向かい側は、小さな竹林になっています。

自然散策路

経蔵の近くに自然散策路の入口があります。ここは、紫陽花シーズンには紫陽花が綺麗に咲き誇る場所です。

10月下旬でしたが、こちらを進んでいきました。

一方通行になっていて、階段がたくさん続いています。

階段を上りきると、仏様がいらっしゃいました。

長谷の街を見守ってくださっているのでしょうか。

如来像のようです。

 

晴れたに日は、この自然散策路から由比ガ浜の海を見渡すことが出来ます。

 

自然散策路の一部を撮影した写真。

この時期は、緑の木々が広がっています。

紫陽花シーズンが楽しみですね。

 

散策路のラストは、輪蔵の竹林の前に出ます。

竹林の向かい側の建物は、海光庵と言う食事処です。

長谷寺の境内で、海を見渡しながら食事が出来る場所なので、散策路で歩き疲れたら、立ち寄って休憩するのも良いかもしれません。

もう一度竹林。

ほんと竹林好き。

かきがら稲荷とお寺の梵鐘

こちらはかきがら稲荷です。

たくさんさげられているのは、牡蠣の貝殻。

牡蠣の貝殻の絵馬が有名な稲荷社です。

 

その隣にあるのがこのお寺の鐘。

かきがら稲荷の隣にあります。

その間にあるこちらは、雨に濡れて良い雰囲気になっていました。

 

あいにくの雨でしたが、鎌倉の街を見渡すことも出来ました。

奥には海まで見えます。

晴れた日はより絶景ですよ!

良縁地蔵と和み地蔵

最後に、長谷寺と言えば笑顔が可愛いお地蔵さん。境内の3箇所あります。

一番最初にあるのは、本堂へ向かう階段の途中にあります。

こちらは雨の日に撮影した写真。

別の日に撮影した写真。

 

2つ目の良縁地蔵は自然散策路の途中にあります。

3つ目の良縁地蔵は竹林の中にあります。

それぞれのお地蔵さんの並びが違いますね!

 

この3つの良縁地蔵以外に、とても大きな和み地蔵と言うお地蔵さんもあります。

このお地蔵さんは、弁天堂の近くにあります。

御朱印

御朱印は拝観入口からすぐの場所にあります。

最初にここに御朱印帳を預けて、帰る時に御朱印帳を受け取るのがおすすめです。

坂東三十三観音第4番「十一面観世音菩薩(十一面大悲殿)」、鎌倉江ノ島七福神「大黒天」、鎌倉六阿弥陀「阿弥陀如来」の3種類の御朱印を頂くことが出来ます。

値段は全て300円です。

夕方4時以降は御朱印帳に記帳して頂くことが出来なくなります。それ以降の時間は紙の御朱印のみの対応になるので、記帳して頂きたい方は、時間に注意しましょう。

2017年10月に頂いた坂東三十三観音の御朱印

特に御朱印を指定しない場合は、こちらの坂東三十三観音の御朱印を書いて頂くことになります。

2018年2月に頂いた坂東三十三観音と阿弥陀如来の御朱印

専用御朱印帳に書いて頂いた坂東三十三観音の御朱印。

合わせて頂いたのは、鎌倉六阿弥陀の御朱印。

阿弥陀堂の阿弥陀如来の御朱印です。

長谷寺の紫陽花御朱印帳

長谷寺で頂いた紫陽花のイラストが綺麗な御朱印帳です。

値段は1800円。

この御朱印帳は通常よりも少し大きなサイズです。

この御朱印帳以外に、紅葉のイラストの御朱印帳や、良縁地蔵の御朱印帳もあります。

限定御朱印情報

1月1日から1月31日まで正月限定御朱印が登場します。

最新情報は公式サイトのお知らせをチェック!

長谷寺 公式サイト

長谷寺へのアクセス情報

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
電話番号
開門時間 3月~9月 8:00~17:30(拝観受付は17:00)

10月~2月 8:00~17:00(拝観受付は16:30)

御朱印受付時間 開門時間と同じ
拝観料 大人(中学生以上) 300円

小学生 100円

駐車場 周辺に無料駐車場はありませんが、参拝客専用の有料駐車場があります。
最寄り駅からのアクセス 江ノ島電鉄「長谷駅」より 徒歩5分
公式サイト こちら

光則寺

長谷寺から1本別の路地を進んだ先にあるのがこちらの光則寺です。

寺の概要

  • 御本尊:十界曼荼羅
  • 宗派:日蓮宗
  • 山号:行時山
  • 寺号:光則寺
  • 創建:1274年
  • 開基:宿屋光則
  • 開山:日朗上人

御由緒

日蓮の佐渡配流に際して鎌倉幕府5代執権北条時頼は、弟子の日朗も捕らえて家臣の宿屋光則邸の土牢に監禁した。しかし、監視役の光則は日朗と日蓮を私淑するようになり、1274年には日蓮を放免した後の自邸を寺に改め、日朗を開山に迎えに創建した。これに先立ち、1260年には「立正安国論」が、光則の父の宿屋行時から時頼に建白されている。

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

こちらがお寺の入口。

入口の門の真ん中にお賽銭箱があり、こちらの箱に拝観料を入れるようになっています。

 

境内に入ると、大きな石碑がありました。

こちらは本堂。

こちらの本堂へ参拝させて頂きました。

 

境内は自然豊かです。

緑に囲まれた自然を満喫出来るお寺でした。

御朱印はあるそうですが、法事中だったので参拝のみさせて頂きました。

御朱印/御首題

こちらのお寺では本堂の右手にある寺務所で御朱印を頂くことが出来ます。

御首題帳を持っていると御首題を頂くことも可能です。

限定御首題/限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印などは登場しません。

光則寺へのアクセス情報

住所 神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
電話番号 0467-23-3000
開門時間 8:00〜17:00
御朱印受付時間 9:00〜17:00
拝観料 100円
駐車場 無料駐車場はありません
最寄り駅からのアクセス 江ノ島電鉄「長谷駅」より 徒歩6分
公式サイト ありません

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

その他の「鎌倉周辺」の神社仏閣まとめ

その他の鎌倉やその周辺の神社仏閣情報をまとめた記事はこちら!

その他の神奈川の神社仏閣まとめ

その他の神奈川の神社仏閣をまとめた記事はこちらの2つ!

1人で行くのは不安…効率良く人気の寺社を巡りたい!

そんな人にバスツアーをオススメします!

人気の神社仏閣、観光地を巡るツアーをクラブツーリズムで探してみましょう!

中には御朱印巡りツアーや、ツアーでしか頂くことが出来ない御朱印もあるんですよ〜

バスツアーは神社仏閣&御朱印巡り好きさんとも繋がれるきっかけになりますよ〜

ちく

アマゾンで本を購入して情報収集するのもおすすめですよ~!

広告




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA