ども!ちく(@chikuchanko)です。
2023年1月1日、我が家のオカメインコ はくちゃんが虹の橋を渡りました。
はくちゃんがやってきたのは東日本大震災があった2011年、地震を経験していない春生まれの子でした。
もともと体が弱くて、途中から肝臓を悪くしていて闘病生活をしていましたが、本人はまったく苦しそうにしておらず、いつも全力で甘えてくれる、人懐こい可愛い女の子でした。
はくちゃんとの思い出を書いて行こうと思います。
ちく家の鳥さん事情
まず大前提として我が家の鳥さんたちの家族構成などの説明を簡単に説明したいと思います。
我が家には2023年1月現在、6羽(コザクラ3羽/オカメ1羽/セキセイ1羽/文鳥1羽)の鳥さんがいます。はくちゃんが虹の橋を渡り、5羽になりました。
鳥さんたちのお世話をするのは一緒に暮らしている私の母(鳥さんたちのママ)です。私は実家暮らしではなく、旦那と別の処に暮らしていて1ヶ月に2~3回くらいの頻度で鳥さんたちに会いに実家に帰ります。
6羽のうち、セキセイと文鳥以外の鳥さんたちは私が実家を出る前から一緒に暮らしていたので、顔を覚えていてよくなついています。私が実家を出た後に来た鳥さんたちも、よく会いに行くので顔を覚えてくれていて、なついてくれました。
この他に実家には私の父やおばあちゃんも暮らしていますが、基本的に鳥さんたちが懐いているのは私の母だけです。お世話してくれる人のことが一番好きみたい。
中には普段は離れていても私のことが一番好き!と甘えてくれる子もいます。基本的に鳥さんたちはちく派/ちくママ派/どっちも好き派に分かれています。人間側としてはみんな可愛くて同じくらい大好きな子たちですが、鳥さんたちは自分の感情に素直なので、態度に露骨に現れます。そんなところも含めて全部可愛いのが鳥さんなんですよね~!!!
ちく
ルチノーだったはくちゃん
はくちゃんはオカメインコの中でも体は白く、お顔が黄色で、赤いほっぺが可愛い、ルチノーと言う色の子でした。
この写真はお迎えして半年くらい、2011年の11月に撮影した写真です。
ちくパパの肩でパソコンを見ているはくちゃん。
だんだん全身が黄色くなってきて病気だということに気付きました
元は体の色は白かったはくちゃん。いつの間にか全身が黄色くなってきていることに気付きました。
こうしてみると先ほどの写真と比べて全身黄色なことがわかると思います。
これはイエローフェザーシンドロームと言う、肝機能が低下しているインコさんに起こる現象です。この状態になっている子は肝臓の病気になっている状態です。もし、おうちのルチノーのオカメさんがこのように前進黄色くなっていたら、病気のサインなので、病院へ連れて行ってあげて下さい。
はくちゃんは定期的に通院し、水入れに先生が処方してくれるお薬を水入れに入れて飲んでいました。
とはいえ、色が変わっても通院していても、はくちゃんは具合が悪そうな様子を見せることがほぼありませんでした。しいて言うなら、体重増加による関係か、はくちゃんはホバリングしても飛べない体になってしまったくらいです。でも本人は飛べなくても気にしません。
飛べず、あまり運動をしていなかったこともあり、肥満気味でバンブルフットになってしまい、びっこになって歩いていることもありましたが、それも本人があまり気にしていなかったので、我々家族が止まり木に包帯を巻いて足への負担を軽減して対処をしたりして、のびのび暮らしていました。
毎日、ご飯を食べて水を飲んで、抱っこして甘えんぼする。
これがはくちゃんの日常で、毎日自由にのびのびと暮らしていました。
はくちゃんは肝臓の病気とは別に、知的障害があるインコでした。他のインコたちに出来ることがサポートしてあげないと出来ないことがあったり、でも目の前のことに一生懸命で、ご飯が美味しい!一緒に遊ぶの楽しい!と言う感情を行動と表情で表現してくれる子でした。
オカメインコ特有の、一番大好きな人への信頼が厚く、私のことが大好きで私がいる時はべったり、いない時は他の家族とも遊ぶ子でした。
撫でられるのが大好き!
はくちゃんは私のなでなでが大好きで、ほっぺや頭をなでると、首を預けて甘えてきます。その姿が可愛くてメロメロでした。
気持ち良いとこっちも撫でてと、首を預けてきます。
信頼の証
はくちゃんはとにかく私にべったりで、私の膝の上でスサーと羽を伸ばして見たり、羽繕いすることも日常的でした。
おもいでコレクション
ポインコ、はくちゃんと似てて大好きなんです。
白文鳥のしろちゃんははくちゃんのことが大好きで、背中にのって求愛ダンスを踊っていましたが、はくちゃんはしろちゃんが嫌いで、怒っていました。
今までの病気で虹の橋を渡っていった子たちは、苦しそうな時もありましたが、はくちゃんは本当にそんな様子がまったくありませんでした。
あまりにも突然すぎるお別れでした。たくさん泣きました。母は最後まで全力でお世話したから、後悔はないと言っていました。もともと病院の先生には薬を飲んでいてなんとか生きている状態だと伝えられていたので、私も後悔が無いように会う度に撫でながら「大好きだよ」と何度も何度もいっていました。だから、悲しいけど後悔はありません。全力で愛を注いできたから。
鳥さんだけに限らず、動物を飼っている方にお伝えしたいことがあります。
きっと動物たちの方が先に旅立ちます。だから最後まで悔いのないように、全力で愛情を注いで、このおうちに来てよかった、幸せだったよって思ってもらえるように、お世話をして欲しいです。
言葉は通じなくても、動物たちに思いは伝わります。
はくちゃん、ずっとずっと大好きだよ。家族になってくれてありがとう。