こんにちわ!マベ太郎です!
さて、この前、おでかけで”笠間”に行ってきたのですが、“北大路魯山人の旧宅”で“春風萬里荘”というと場所に行ってきました。
春風萬里荘は、北大路魯山人の鎌倉の旧宅を笠間に移築したもので、風情あふれる江戸時代中期の茅葺き屋根の古民家で、笠間の中でもちょっと外れの方にあり、今まで足を運ぶことがなかった場所なのですが、今回はたまには足を延ばしてみようという事で、初めて訪れましたが、とても穏やかで、古き良き時代の風情のある建築と美術品の魅力がいっぱいの良い場所でした。
春風萬里荘へ
さて、春風萬里荘へ来ました。笠間駅からは20分程度の場所になります。今回は車で行ったので、笠間駅から10分程度で着きました。
昔ながらの棟門がお出迎え。豪快な筆遣いで“春風萬里荘”の文字。横には小さな“日本遺産”との紹介の看板もあります。日本遺産ならもっとアピールしても良いのに、この控えめな看板がなんとも奥ゆかしいですね。
中に入ると、券売機が置いてありました。入場料は大人は一人700円、65歳以上は600円、大学生/高校生は500円、中学生/小学生は200円。チケットを購入すると、チケットにはQRコードが印刷されていて、そのQRコードをゲートに読み込ませて、ゲートが開きます。
古き良き時代の荘厳な建築、春風萬里荘
ゲートを通るとすぐ目の前に、春風萬里荘がお出迎え。
茅葺屋根の重厚な建物は江戸時代中期の民家との事。もともとは現在の神奈川県にあった民家の母屋だったようで、それを移築したとの事。
入口には、大きな狛犬が鎮座しています。大きな口を開けて、高いところを見上げながら威嚇をしています。この狛犬がこの邸宅を守っている間は安泰だろうなと思わせる強さを感じさせてくれます。
この母屋には入る事もできるとの事で、入れさせてもらいました。右には大きな今がありました。大きく開かれた窓から明るい陽射しを受けて、畳が活き活きとした雰囲気を感じました。
この居間は光の入り具合で見え方が結構異なります。光を目いっぱい受けていると、ほんわかと温もりを感じさせてくれますし、陰ると重厚な雰囲気を感じさせてくれます。なんとも不思議な居間です。
そして、そんな居間には面白い油絵も飾られています。なんと何十羽もインコちゃんたちがいる、油絵です。多くの種類のインコちゃんやオウムちゃんがいて、嫁ちゃんは可愛い~以外の言葉を忘れていました。笑
北大路魯山人という人がどんな人かそんなに知らないのですが、このような油絵にも興味を持つというのはとても、意外な気がしました。
中を進むと、庭園がありました。なんと庭園は枯山水になっていて、なんか京都に来てしまったのではないかと思うような、立派な庭園です。木々に囲まれていて葉擦れの音がさやさやと聞こえてきて、静けさと春風のすこし冷たさもあってか、とても特別な空気感がありました。
ここでは、庭園を観ながら抹茶を楽しむこともできるようなので、抹茶を頂きながら、ゆっくりと庭園を眺める時間を過ごすという事もできて、リフレッシュにはもってこいだと思います。
庭園から少し外れたところには、今後は茶室があります。この茶室は千利休の孫によって裏千家の名茶室「又隠」を手本に北大路魯山人が設計したものとの事。ここからも庭園を眺める事ができて、落ち着いた雰囲気がありました。きっと、ここは魯山人の安息の場所だったのではないでしょうか。
土間に戻ると、今後は古いかまどがあって、きっと木をくべて、自然な火の力を使って、料理をしていたのだろうと思うと、きっとどんな料理もすごく美味しいんだろうなと思いました。その奥には、風呂場がありました。風呂場は大きく、洗い場と湯舟と合わせて8畳くらいありました。
入口から左側にいくと、そこにはまた変わった西洋風の場所になっていました。説明書きをみると、元々は馬小屋だったところを変えて、こういった場所になっているようです。洋風の骨董品や裸像などが置いてありました。
母屋を観終わったので、庭園を歩きます。庭園も広く、大きな池や季節の木々や花々があり、時期によって、その雰囲気は全然変わるのだろうなとおもいました。四季折々の庭園の彩りを眺めながら、創作活動を行っていた北大路魯山人の姿をなんとなく思い浮かべました。
今回は、春に訪れたのですが、まだ桜が咲いていませんでした。もう遅い時期にくれば、満開の桜を楽しむこともできたかも知れないですね。紅葉も綺麗なんだと思うので、秋に来ても良いかも知れないですね。今回も良い場所と出会う事ができました。また、良い場所があれば、記事にしたいと思います。それではまた~♪
アクセス
住所 | 〒309-1626 茨城県笠間市下市毛芸術の村 |
電話番号 | 0296-72-0958 |
料金 |
大人:700円 65歳以上:600円 大学生/高校生:500円 中学生/小学生:200円 |
公式サイト | こちら |
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