ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは静岡県三島市にある伊豆國一之宮三嶋大社です!
静岡を代表する大きな神社の1つで、沼津や伊豆などからのアクセスも良好な三島市にあります。
私は、朝の人がまだ少ない時間帯に参拝してきました!
早速紹介していきます!
神社の概要
- 御祭神:大山祇命、積羽八重事代主神
- 御利益:商売繁盛など
- 例大祭日:8月16日
- 創建:不詳
御由緒
御創建の時は不明であるが、古くより三島の地に御鎮座し、三嶋大明神と称せられ、富士火山帯の根元の神、伊豆の国魂の神、国土開発の神としての信仰は古く、天武天皇13年、淳和天皇天長9年、仁明天皇承和7年、宇多天皇仁和3年などに大明神の造島の事が見え、仁明天皇嘉祥3年以下、その位階は累進し、延喜の制においては名神大社に列し、月次、新嘗の官幣に預り、祭料稲二千束を寄せられた。
※三嶋大社 由緒書きより一部抜粋
実際の様子
鳥居と大きな灯籠
三嶋大社の正面の鳥居はこちら。
とても大きな鳥居と社号標が並んでいます。
写真だと伝わりにくいかも…?
ちく
鳥居の両脇には社紋入りの灯籠もありますよ〜
人のいない貸し切り状態の参道を進むぞ!~たたり石のお話もあるよ~
鳥居の先にある参道をまっすぐ進んでいきましょう!
知名度も高い有名な神社なので、朝でも人はいるかな~?と思ったら、たまたまだと思うのですが、なんと貸し切り状態!
三嶋大社の立地は、周辺にこれだけ木々の多い場所がないので、きっとセミたちにとって憩いの場なんだろうなぁ
ちく
参道を進む前に見つけたのがこちらのたたり石。
怨念的なたたり(祟り)ではありません。絡垜から来ています。
絡垜とは、糸のもつれをふさぐ道具のことであり、整理をすると言う意味がある言葉です。
この石は大社前旧東海道の中央にあり、行き交う人の流れを整理する役目を果たしていた。
後に往復頻繁になり、この石を取り除こうとする度に災いがあったと言われ、絡垜が祟りに置き換えられるようになったと言われている。
大正3年に、内務所の道路工事によって掘出され神社に於いて此処に据えられた。
今日では、交通安全の霊石としての信仰がある。
ちく
参道をまっすぐ進んでいくと、途中に石橋があります。
この参道、両脇が池になっているのです。
参道の両脇にある神池に浮かぶ石。亀のように見えます。
参道の途中にある厳島神社with鴨とその先にある像
参道を進んでいくと、途中左手に朱色の橋がかかっています。
この先にあるのは厳島神社です。
市杵島姫命が御祭神の神社で、北条政子が勧請したのだとか。三嶋大社内の厳島神社は、家内繁栄、商売繁盛、安産、裁縫などの守護神として信仰されています。
厳島神社の前にある特徴的な形の灯籠。その下に紫陽花の花が咲いていましたが、見頃は終わっていました…
池にある岩の上に鴨ちゃんがいましたよ〜!!
厳島神社へ立ち寄った後、再び参道へ戻ります。
最初に写真を載せた石橋の先に狛犬がいました。
更に進んでいくと銅像があります。
矢田部盛治氏の像です。三嶋大社の神主さんだった人物で、安政の大地震後、三嶋大社を再建した人物です。
総門と宝物館の前で休む鳩たち
参道を進んでいくと総門が見えてきました。
大きな注連縄が特徴の立派な門で外構えの門とも呼ばれています。
門の屋根をよく見てみると、数羽の鳩がくつろいでいました。
鳩ちゃん達に癒されつつ、総門をくぐります。
総門を抜けた先、右手に三嶋大社の宝物館があるのですが、その手前あたりでたくさんの鳩が!!!!
ちく
宝物館はまだ開いていない様子でした。
近代的な造りの宝物館の手前にとっても大きな社額が飾ってありました。
総門の次は神門!神門周辺にあるものも合わせて紹介!
総門の先をまっすぐ進んでいくと、もう1つ門が見えてきます。
それが神門です。
神門の左手前あたりに三嶋大社の手水舎があります。
さすが大きな神社!柄杓の数が多い!
参拝前に、こちらで手を清めます。
手水舎のすぐ隣、神門の手前には柄杓を使わない手水舎のようなものが!こちらは水が流れておらず、使われていない様子でした。
手水舎の向かい側に神馬舎があります。
神馬とは神様の乗り物である馬です。三嶋大社では、毎朝、神様を乗せて箱根山に登ると言う伝説があります。
神馬は黒いお馬さんです。
神馬舎の近くに2つの石が並んでいます。源頼朝 北条政子の腰掛石です。
平家追討の心願を込めて百日参りをした頼朝夫妻が腰を掛けた石だと言います。右側が政子が腰を掛けた石なのだとか。
周辺を散策した後は、神門を進んで更に先へ進みましょ~!!
もうすぐ拝殿です!
舞殿と拝殿とその周辺
神門をくぐった先にまず見えてくるのは舞殿です。
昔は祓殿とも呼ばれ、神楽や祈祷を行った場所でしたが、現在は主に舞を奉納する場所となったことから舞殿と呼ばれるようになりました。
現在でも県指定無形文化財であるお田打ち神事や、豆まき神事などがおこなわれています。
舞殿の奥にある建物が拝殿です。こちらは国指定重要文化財に指定されている建物です。
拝殿の奥に幣殿、本殿が連なっています。こちらへ参拝させて頂きました!
こちらは神門を入ってすぐ右手にある御神木。
三嶋大社の御神木は金木犀です。天然記念物にも指定されている歴史ある金木犀で、例年は秋ごろになると花が咲き、境内一帯にその香りがただようのだとか!
ちく
ここからはこのあたりにある境内社を簡単に紹介していきます。
まずは舞殿の近くにある境内社から。
写真の手前から船寄社、飯神社、酒神社、第二社、小楠社です。
更にその隣にある社。
左から幸神社、第三社、聖神社、天神社、大楠社です。単立している一番右側の社は見目神社。三嶋大社の后神 六桂が御祭神です。
三嶋大社の拝殿の左手にある若宮神社。
かつて若宮八幡宮とも呼ばれていた神社で、物忌奈乃命(三嶋大社の御子神)、誉田別命、神宮皇后、妃大神が祀られています。この写真の右手に写っているのは本殿の屋根です。
場所は神門に戻ります。神門をくぐってすぐ右手には御朱印受付と書かれている看板がありました。
参拝後、こちらへ進んでみることに。この先、左側へ進んでいくと御朱印受付があるのですが、その前に気になったので右側へ進んでみました。
すると自然豊かな水辺があります。
ここに祀られているのは水神様。
右側に社へお参りした後、左側から湧き出る御神水を頂くことが出来るパワースポットです。
芸能殿と伊豆魂神社
場所は鳩がたくさんいた宝物館前まで戻ります。
参拝を終えた頃には人も増えて来ていました。するとくつろいでいた鳩たちは、総門の上に集合していたり。
私はまだ見ぬ境内をまだまだ散策していました。
こちらは芸能殿。
旧総門の一部を芸能殿としてここに残していると言う建物です。
この近くに伊豆魂神社があります。社号標の先を進んでみましょう。
すると手水舎が見えてきます。
そしてその先に白い建物が見えてきました。この建物が伊豆魂神社なのかな?と思いきや
更に奥に社がありました。
ここには伊豆國出身で西南の役や日清日露戦争以来、大東亜戦争に至る数多の戦役により国の為に命を捧げた方々をお祀りしているのです。
いわゆる護国神社にあたる神社なのですね。
社には桜の紋がちりばめられていました。
鹿と烏骨鶏
三嶋大社の境内には鹿苑があります。
ご飯をもらえると思った鹿くんが近寄ってくることも。
ちく
鹿苑の真ん中のあたりに真っ白な烏骨鶏が数羽いました!
大きな声でコケコッコー!!と鳴いていましたよ〜!鹿たちに囲まれて、窮屈そう?と思ったけど、烏骨鶏たちも特に気にしていなそうで一安心しました。
福太郎でひとやすみ!
参拝を終え、境内にあるお茶屋さん福太郎で休憩することに。
お茶と福太郎餅のセット(200円)を頂きました!
福太郎とは、こしあんで草餅をくるんだもの。もっちもちの食感と優しいあんこの甘みがとっても美味しかったです!
ちく
このお店の隣は売店になっています。売店の前には神池の鯉にあげる餌が販売されていました。
御朱印
御朱印は社務所内で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
初穂料は300円。
神社名の朱印の下に、参拝の文字と参拝した日の日付が書かれているデザインです。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 静岡県三島市大宮町2-1-5 |
電話番号 | 055-975-0172 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | JR東海道線「三島駅」より 徒歩15分
伊豆箱根鉄道「三島田町駅」より 徒歩7分 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
三島にある「妙法華寺」
三島市に日蓮宗寺院の妙法華寺があります。
沼津にある「蓮光寺」「城岡神社」「大泉寺」「大瀬神社」「部田神社」
お隣 沼津市に蓮光寺、城岡神社、御朱印が話題の大泉寺があります。
駅から離れ伊豆の海寄りの場所へ移動すると大瀬神社や部田神社があります。
その他の静岡の神社仏閣まとめ
その他の静岡の神社仏閣をまとめた記事はこちら!
1人で行くのは不安…効率良く人気の寺社を巡りたい!
そんな人にバスツアーをオススメします!
人気の神社仏閣、観光地を巡るツアーをクラブツーリズムで探してみましょう!
中には御朱印巡りツアーや、ツアーでしか頂くことが出来ない御朱印もあるんですよ〜
ちく
アマゾンで本を購入して情報収集するのもおすすめですよ~!
旅ブログ「ちくとりんご」で静岡旅レポ公開中!
もう1つの運営ブログちくとりんごで静岡旅行へ訪れた時の様子を公開しています!
静岡は旅行へ行く際の参考にこちらも読んでみて下さい!
▼1日目の様子はこちら
▼2日目の様子はこちら
広告
にほんブログ村