ども!ちく(@chikuchanko)です。
少し前まで親知らずとの戦いを繰り広げていた私、ちく。今度は婦人病の1つである多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
嚢胞性卵巣症候群とは、女性の排卵が阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊を生じた病態。
今回からこの病気と向き合い、戦う記録を書いていきたいと思います。
第1回は症状と原因編!
婦人科へ行こうと思ったきっかけである症状や、自分なりにこの病気になってしまった原因を考察して書いていこうと思います。
病院で診断された時の様子も簡単に書いていきますね!
この病気は女性特有の病気です。女性にしかない器官のお話やリアルな描写などが書かれています。
また、私の症状や体験を書いているので全てのこの病気の方が同じ症状や原因があると言うわけではないと思うので、あくまで一個人の体験談として読んで頂けると幸いです。
婦人科へ行こうと思ったきっかけ
きっかけは簡単です。
生理が来なくなったので病院へ行きました。更にカンジダの可能性があると思ったからです。カンジダかも?と思った理由は後述の膀胱炎のお話で書いていきます。
もともと生理不順気味で、2ヶ月以上生理が来なくなったことに不安を感じ、行くことに決めたのです。
婦人科では生理不順を治すことも出来ると聞いたので、一度しっかり見てもらおうと思ったのがきぅかけでした。この時はまさか排卵が出来ない病気になっているとは思いませんでした。
私は結婚していて、旦那と2人暮らしです。もしかして妊娠?とも思いましたが、心当たりがありませんでした。妊娠検査薬も心当たりがないので、しないまま病院へ行きました。
婦人科へ行くまでにあった出来事〜膀胱炎〜
私には婦人科は検査方法とか怖そうだし行きたくないなぁと言う、先入観があり、極力行きたくなかったのです。数年前に子宮がん検診を一度だけ受けたことがあり、その時に異常なしと診断されたので、行かなくていいやと数年放置していました。
そんな私がよく言っていたのが泌尿器科てす。私は膀胱炎がクセになっており2ヶ月〜半年くらいのペースで膀胱炎を繰り返していました。
私の膀胱炎の症状は主にこの2つだけでした。
- 血尿が出る(生理とは違う赤茶色の血)
- 下腹がはる(生理前の痛みとは違う下腹部の違和感)
酷い人は腎盂炎になり熱が出たりすることもあるそうですが、いつも血尿が出たら泌尿器科にお世話になるようにしていたので、そこまで悪化したことはありませんでした。
泌尿器科で抗生物質を出して貰えば数日で治るので、膀胱炎になったら泌尿器科へ行けばいいや、と軽く考えていたのです。
今年の6月上旬頃、またしても血尿が出ました。そこで泌尿器科にお世話になることに。
私が行く泌尿器科では尿の培養をしてどんな菌が膀胱にいるのか調べてくれます。結果が出るまでに1週間くらいかかるので、最初はいつも貰う抗生物質を5日分処方されました。
結果を聞きに行った時に言われたのがカンジダ菌がいると言うことです。カンジダ菌以外にも、よく膀胱炎の原因になる菌もいると診断されましたが、カンジダ菌と聞くと膣カンジダなのでは?と言う不安がよぎりました。
それから、自分に合うであろう抗生物質を更に5日分出してもらい、合計10日間抗生物質を飲んだのですが、それでもまだ尿から菌が消えないと診断されました。10日間抗生物質を飲むと言うことは、体にも負担がかかりあまり良くないと言うことで、泌尿器科ではチョレイトウと言う、尿トラブル用の漢方をしばらく服用して様子を見ることになりました。
これだけ薬を飲んでも菌がいなくならないと言うことは、膀胱だけではなく膣や子宮にも異常があるのかもしれない…と思い、これも婦人科へ行くことを決めたきっかけの1つでした。
婦人科でおこなった診断や診察
偏見ですが、なんとなく女性の先生に診てもらいたいな、と思ったので、女性の先生がいる大きな病院の婦人科へ行きました。
そこでまず症状のカルテを書きます。私の場合は股間のかゆみ(だいたいこれを書いておくとカンジダの検査をして貰えます)と生理不順を診察して貰いたいと言う旨を書きました。
カルテをもとに先生と話をします。この時、膀胱炎で泌尿器科に通っていることや、生理不順を治したいと言うお話をしました。また、先生のほうからしばらく子宮がん検診もやっていないようなので合わせてやります、と言うお話をされました。
ちく
そして診察台へ。婦人科へかかったことのある方や子宮がん検診をしたことがある人はわかると思います。両足を広げて膣内を診察されます。私はこれが違和感があって気持ち悪くて苦手なのです…。痛くはないけど、これも人によっては痛いのかもしれない…
まずは子宮がん検診のために細胞を取られました。これについては次回病院へ行く時に検査結果を伝えるとのことでした。
その後、カンジダかどうか調べるためにおりものを取り、その場で検査されました。顕微鏡で見るとカンジダかどうかというのはすぐにわかるようで、私の場合はすぐにカンジダだと診断されました。
今更ですが、カンジダ菌自体は常在菌なのでいつも体にいる菌です。それが増えすぎると良くないと言うことで、カンジダと診断されると薬を処方されます。
私が行った病院の場合、その場で膣内に薬を入れられて終わりでした。「また股間が痒くなったらこの薬を入れます」と言われました。病院によっては、抗生物質や股間に塗布する軟膏を処方する病院もあるので、先生によって治療法は変わると思います。
婦人科へ行く時や行った後数日はおりものシートをつけておくことをおすすめします。
ちく
そして最後に膣内に挿入した機械でエコー写真を撮られました。
診察台を降りて、再び先生と対面してお話を聞きます。
そこで先ほど撮ったエコー写真をもとに多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
今後の治療方針は血液検査をしてその結果が出てからと言うことで、その日は特に薬なども出されずに帰りました。
私の多嚢胞性卵巣症候群の症状
聞いたことがなかった多嚢胞性卵巣症候群と病気。人によって症状も違うらしいのですが、私の症状を簡単に書こうと思います。
- 生理不順
- 下腹部のはり
- 卵巣に痛みを感じることがある
とりあえず生理不順。これはずっと抱えている悩みです。私は生活の変化や薬を飲んだ後、ちょっとしたストレスで生理周期が乱れます。
膀胱炎になる度に抗生物質を飲みますが、飲んだ後はほぼ確実に生理が予定日より遅れました。
ちく
下腹部のはりは膀胱炎でも同じような症状になるうえ、生理前もはることがあるので、何が原因なのか分からないことも多いのです。これがタチが悪い…
なんでお腹はってるのかな?と言うのが自分ではわからないんですよね。だから、もしかしたら多嚢胞性卵巣症候群の症状ではないのかもしれませんが、一応診断された後の今でもこの症状があるので書きました。
そして卵巣あたりの痛み。排卵痛のような痛みです。足の付け根よりちょっと上あたり、ちょうど卵巣があるあたり(多分)が、急に握り潰されそうになるくらい痛む時があります。数分でおさまりますが、普通こんな痛みを感じることはないので、これも異常なのかな、と思いました。
自分なりに考えてみた病気になった原因
多嚢胞性卵巣症候群になる原因はまだ解明されていないことが多いのだとか。とは言え、これ多分体に良くなかったのかもなぁ…と思うことがいくつかあったので、原因として自分なりに考察してみます。
- 激しい運動による激痩せ
- 食が細くなる
- ストレス(主にコロナ)
おそらくここ数ヶ月での一番の大きな変化は室内で運動をやるようになったことです。
コロナによる外出自粛で、運動不足になる人が増えていると言う話を聞き、私はYouTubeで運動する動画を見て同じ動きをするのがマイブームになりました。多い日では1日1時間〜2時間くらい運動をして、滝のような汗をかく、と言う日々を過ごしています。
ちく
これにより、体重が激減しました。具体的には3ヶ月で5キロ以上減。今までここまで一気に痩せたことはありませんでした。
生理不順などの婦人系の病気の原因の1つに、激しい運動による体重の激減が関係してあることがあるそうです。私も場合もこれかな?と思いました。
最初は痩せていったことが嬉しかったので、ダイエットとして頑張ろうと思い、運動をした後はなるべく食事を控える、野菜中心の生活を心がける、と言う食に対する意識もするようになっていきました。
仕事のある平日は朝と昼はサンドイッチとジュース、デザートにちょっとスイーツを食べるだけで、夜はサラダとチキン、ちょっとだけご飯を食べると言う食生活をしていました。
更に、夏になり暑くなると食欲がない日もあり、休日は一食抜く日もありました。
最後にストレス。先ほども書きましたが、生理が安定して来ないことが一番のストレスなんですよね…
それは元々の悩みだったのですが、更に今年は新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続いたり、緊急事態宣言解除後も、感染しないように気をつける日々が続いており、これもまたストレスになっているのです。
しかもコロナ、終わりが見えないじゃないですか。いつになったら、いつもの日常は戻ってくるのか…それも不安でストレスを感じる大きな要因の1つになっているのかなぁと感じました。
長々と書きましたが、こんな感じで第1回は終わりです!
まだ病院での治療が始まっていないので、次回は私の多嚢胞性卵巣症候群の治療方法はどうなるのか決まったら更新したいと思います!