【激痛と苦痛との戦い】多嚢胞性卵巣症候群と診断され治療をすることになりました#3【不正出血と子宮体癌検査編】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

1年ほど前、親知らずとの戦いを繰り広げていた私、ちく。今度は婦人病の1つである多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。

多嚢胞性卵巣症候群とは、女性の排卵が阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊を生じた病態。

※Wikipediaより引用

この病気と向き合い、戦う記録を書いていきたいと思います。

▼第1回 症状と原因編

▼第2回 治療開始編

第3回は不正出血と子宮体癌検査編!

この問題の話を書くのはかなり久しぶりになります。と言うのも、漢方を飲んでいると生理周期が完全に安定したわけではありませんが、飲み始める前より調子が良かったので、書くことがないなぁと思って、書いていませんでした。

漢方を飲み始めて半年くらい、異変は突然やってきました。生理とは違う茶色い血の不正出血が止まらなくなったのです。しかも生理も2ヶ月半ほど(これを書いている段階で3ヶ月が過ぎました)来なかったので、これはおかしいと思い、婦人科に相談しに行きました。

今回はその時の婦人科の様子と、念の為と言ってされた子宮体癌の検査が激痛すぎてヤバかったと言う内容を書いていこうと思います。

注意

この病気は女性特有の病気です。女性にしかない器官のお話やリアルな描写などが書かれています。

また、私の症状や体験を書いているので全てのこの病気の方が同じ症状や原因があると言うわけではないと思うので、あくまで一個人の体験談として読んで頂けると幸いです。

膀胱炎?子宮からの不正出血?

不正出血が始まったのは2月中旬。突然、尿に茶色っぽい血が混じるようになりました。

私はもともと慢性膀胱炎で1ヶ月〜2ヶ月くらいの間で出血を伴う膀胱炎になります。と言うことで泌尿器科にもお世話になっているのです。

そのため、いつも不正出血が膀胱からの出血なのか、子宮からの出血なのかわからずにいました。だいたい茶色い出血は膀胱炎であることが多いので、まずは泌尿器科に受診して診てもらうことに。

 

結果、膀胱炎でした。泌尿器科では膀胱炎になると5日分の抗生物質が処方され、それを飲むと治るので、今回も同じ治療をすることに。

ところが今回は5日経っても茶色い血の出血が治らないのです。しかも、トイレに行くたびに大量に出るわけではなく、出血が多い時もあれば、ほとんどない時もあって、出血量がバラバラでした。

不正出血をしている間はおりものシートが手放せませんでした。

ちく

\肌荒れしないようにオーガニックのおりものシートを愛用しています/

抗生物質を飲み切ると、泌尿器科で治っているか確認のためにもう一度尿検査をします。するともう尿に菌は混ざっていないのに、不正出血をしていることがわかりました。つまり不正出血の原因は膀胱ではなく子宮だと言うことがわかったのです。

 

この時点で、婦人科の予約は1ヶ月以上先でした。しかし、もともと生理が2ヶ月半きてなかったこともあり、不安を感じたので病院へ電話し、すぐに婦人科で診てもらうことにしました。

婦人科の予約を早めた時点で、不正出血は2週間続いていました。

ちなみに膀胱炎も毎月なるのは体にも良くないと言うことで、少量の抗生物質を毎日飲む予防投与と言う治療をはじめました。

ちく

不正出血の原因を診てもらうため、婦人科へ

不正出血の原因は子宮らしいことがわかり、めちゃくちゃ不安になりました。妊娠に心当たりもないし、と言うことは大きな病気?と、とにかく恐怖。

 

先生に2ヶ月半生理が来ず、茶色い不正出血が2週間止まらないことを伝えると、内診をすることに(これがちょっと痛くて苦手)

内診で子宮や卵巣に異常があるか確認してもらったところ、まったく異常はありませんでした。

しかし出血があることに変わりはなく、異常であることは明確なので、念の為 子宮体癌の検査をすることになりました。

 

本来であれば子宮頸癌の検査をするのですが、この検査は少し前にやって異常がないことを確認したばかりだったので、今回は子宮体癌の検査をやろうと言う話になったのです。

トラウマ級の激痛だった子宮体癌検査

内診のついでにやることになった子宮体癌の検査。これがトラウマ級の激痛でした。

親知らずを抜いた時を思い出した…ほんとに痛い。内診での異物挿入感や卵巣の状態確認なんかよりよっぽど痛い。

 

生理が重い方になら伝わると思うのですが、無理矢理生理2日目の激痛を引き起こされてるって感じです。

先生は「ちょっと奥の方をぐりぐりしてる感じありますよ〜」と軽く言っているのですが、私は心の中で「あぁああぁあぁあ痛ぃいいいぃぃい!!」と叫んでました。

流石に声には出しませんでしたが、痛すぎて無意識に体が強張っていたようです。看護師さんが「ゆっくり深呼吸して下さいね〜」って優しく呼びかけてくれました。

 

検査が終わり、内診台から降りると、看護師さんからナプキンを貰いました。血が滴り落ちるんだわ…

今日1日は出血があると思うので、シャワーはいいけどお風呂で湯船につかるのはNGと言われました。お風呂に入ると出血量が増えてしまうからだそうです。

 

子宮体癌の検査は、子宮内の細胞を抉り取る感じなので、子宮頸癌の検査より痛いらしいです。あと、出産経験が多い方はあまり痛くないらしいのですが、痛みにはやはり個人差があるようですね。とにかく、私の場合はトラウマ級に痛かった。

男性にも伝わるように言うと、尿道に管を突っ込まれ、更にその奥の細胞を抉られて出血する感じだと思います。伝わるかな…?この説明を旦那にしたら、自分がやったわけじゃないのになんかお尻がヒヤッとしたわ!って言われました。

 

検査をした日は1日、座ったり、屈むのがめちゃくちゃ辛かったです。ちょっと前屈みになるだけで、いてててっと思わず声が出るくらいには頭を引きずっていました。

不正出血の原因と今後の治療について

内診と子宮体癌の検査を終え、再び診察室に。先生に、不正出血の原因、結局何なのでしょうか…?と聞くと、ホルモンバランスの乱れが原因とのことでした。

ホルモンバランスが乱れている影響でうまく卵子が排出されずに卵巣にたまったままなのがダメみたいです。結局、多嚢胞性卵巣症候群が原因ってことですな。

 

それって現時点では漢方だけじゃ安定してないってことなんですよね。

ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れやストレスなどが原因でも起こるみたいです。

ストレスに心当たりがありました。それは新型コロナウイルスです。

身近に感染した人はいませんが、2021年は年明けから一部地域に緊急事態宣言が発令されたりと、去年のGW頃と同じくらい自粛しているひとが増えた時期でした。

もちろん、私も自粛をした1人で、年が明けたらここへいこう!と決めていた場所にも行けたくても行けない…そんな状況が1ヶ月くらい続いていたんですよね。

この自粛が思ったよりも心身のストレスになっていた結果、ホルモンバランスが乱れて生理不順+不正出血を起こしているのではないか?と言う結論に至りました。

 

先生としては、ピルでホルモンバランスを安定させた方が良いのでは…?と言う話も持ちかけられたのですが、今回、受診した段階ではとりあえず漢方が残っていたので保留と言うことに。

 

2週間後に子宮体癌の検査結果を聞きに行くタイミングで、ピル治療にするか決めることにしました。

 

そして2週間後、癌の検査結果に異常はなく、やはり原因はホルモンバランスの乱れのみ。3週間で不正出血はとまりましたが、結局生理もきていないのでピル治療をすることにしました。

 

今回はここまで!

次はピル治療について書いていこうと思います。

ピルのを飲み始めた結果、体にどんな変化があったのか、効果はあったのかなどなど、ピルを飲んでみた結果をありのままに書いていこうと思うので、同じような悩みを抱えている方や身近に同じ悩みを抱えている人に読んでもらえたら嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA