ども!ちく(@chikuchanko)です。
2023年7月、奥歯の痛みが気になり、かかりつけの歯医者さんに相談したところ「親知らずが原因ですね〜。まだすぐ抜かなきゃいけないわけじゃないですが、抜きます?」と言われ、多分抜くことはないだろうと思っていた親知らずの話が突如として出てきました。
と言うわけで急遽、親知らずを抜くことになりました。
3年ぶりの親知らずの抜歯、蘇るトラウマの記憶から抜く前から怯えて過ごす日々、実際に抜いた時の記録を書いていこうと思います。
親知らずの抜歯ってどんな感じなんだろう?特に上の親知らずについて、そして2回目以降の親知らず抜歯をする方など、色々な方の参考になれば幸いです。
目次
そもそも親知らずって?
親知らずを知らない人に簡単に説明すると、最も遅く生えてくる奥歯のことです。
親知らずは、生えてこない場合もあれば、突然大人になってから生えてくる場合もあり、人によって様々です。このことから、人によっては生涯、親知らずに特に悩むことなく過ごす人もいるようです。
親知らず、他の普通の歯と同じように、真っ直ぐに上を向いて生えてきてくれればありがたいのですが、場合によっては変な生え方をする場合もあります。
正しく生えてこないことにより、隣の歯や神経を圧迫し、痛みが生じることがあります。
こうした痛みは、親知らずを抜歯しなければ改善しません。
このことから、親知らずに悩まされる人は、親知らずを抜かなければならないと言うことになるのです。
だいたいの場合、親知らずを抜く際、周辺の歯肉を切って歯を抜き、縫って貰う、と言う流れになるので、聞くだけで痛そうなイメージがあります。
抜いた後は数日、ほっぺたが腫れたり、麻酔が切れて痛くなったりと言う話をする人も。
とにかく、親知らずとの戦いは、人類にとってなるべく避けたい怖いものだと思うのです。※あくまで個人的な意見です
はじめての親知らず抜歯のレポはこちら
まず私の親知らずとのはじめての出会い、そして植え付けられたトラウマについての記録の記事をお届けします。
今回の抜歯は、この時のトラウマがあって、とにかくもう、やる前から嫌で嫌で仕方ありませんでした。「ビビりすぎだよ〜笑」とかけっこういろんな人に言われましたが、わかってるけど、怖いもんは怖いんじゃ…とずっと当日まで心の奥底で恐怖を感じていたのです。
▼第1回 トラウマの抜歯編
▼第2回 抜糸翌日から抜糸当日編
▼第3回 1本目を抜歯してから1ヶ月くらいの簡単な記録
▼番外編 1本目の親知らずを抜いてから2ヶ月の様子と親知らずを抜いたメリットとデメリット
今回、親知らずを抜くことになった経緯
今回、私が親知らずを抜くことになったきっかけは奥歯の痛みでした。
元々、奥歯が虫歯になりかけてるから、歯磨きで念入りに下さいとかかりつけの歯医者さんに言われていたのですが、指摘された部分が日常生活で頭痛が続くくらい痛みを感じてしまうことがあり、歯医者さんに受診したのです。
その結果、冒頭で書いた通り親知らずが原因と言うことがわかり、抜くことに。まだ生えきっておらず、頭が顔を出しているくらいの生え方で、前回とは違いまっすぐに生えていましたが「前回と同じように大学病院に紹介状を書くので、そちらで抜きますか?」と提示されました。痛みの原因は2本のうち1本ですが、希望があれば2本両方とも抜くように紹介状を書きますとのこと。
前回がトラウマだっただけに、抜くことすら嫌だったのですが、いつまでもこのモヤモヤを引きずるくらいなら、いっそのことどっちも抜いた方が、未来永劫、この悩みに悩むことがない!と思い、2本の抜歯をしてもらうことにしました。
3年前は生えていることすら明言されていなかった上の歯の親知らず、3年でそこそこ歯茎から顔を出すくらいには出ていたみたいです。
かかりつけの歯医者さんには半年ごとに定期メンテナンス(歯石取りなど)でお世話になっていて、ちょっとずつ親知らず、上も出てきましたね〜って確かに言われてたな…と思いつつ、抜歯を決めました。
ずっとモヤモヤするのが本当に嫌な性格なので、なるべく早くモヤモヤの原因を解決したかったんだなぁ
前回もそうだったのですが、今回も紹介状を書いてもらい、大学病院へ自分で予約の電話をして予約を取る、と言う形だったので、紹介状を書いてもらってすぐ電話をしましたが2ヶ月後の予約になり、結局抜くまで2ヶ月くらいモヤモヤしてました。
その間、旅行行ったり、遊んだり、いろんな楽しい思い出もありましたが、ふと、抜歯が嫌すぎて表情筋死んだ顔してるな〜って自覚はあるけど、どうにもならない時があるくらいには、抜くのが本当に嫌でした。
ちく
予約を取れた2ヶ月後、覚悟を決めて病院へ行くと、その当日は歯、全体のレントゲンを撮って、次回抜歯をするので万が一起こりうるかもしれないこと(顎の周りの骨が骨折するかも、変なところに歯の欠けた部分が体内に混入するかもしれないことなどの説明を受けました。
いざ、抜歯!2本まとめて上の親知らずを抜きました
なんやかんや抜歯当日。抜歯後に運転できる自信がなくて、旦那に送迎してもらいました。感謝しかない。
行く前の車の中からずっと死んでいた表情筋。自分の診察番号を呼ばれて覚悟を決め、処置室へ行きます。
まずは麻酔から。
歯茎の手前(唇の触れている方)に打った後に、内側に打ちます。この工程を左右の奥歯で同じようにやるので、合計4回、注射の針を刺す痛みを感じました。
虫歯の治療で麻酔やったことがある人ならわかるはず。内側の方がなんか痛い。
麻酔をして少し時間をあけたら、抜歯開始!
はじめての抜歯同様に「では歯を抜いて行きますね〜
少し歯の頭が見えていますが、多分切開して抜歯になるかもしれないので、痛かったら教えてください」と言われ、ビクビクしながらも了承。
前回はこの開始の声と共に、日常生活においてあまり聞かない道路工事のドリルの回転音を間近で聞いている感じでしたが、今回はドリルの音がしませんでした。
奥歯をなんかぐりぐり押されてるなぁ…と言う感じ。痛くないけど、なんかやられてる感じがしました。
いろんな方向に押される感覚を感じつつ、目を閉じていたところ「1本抜き終わりました。1針だけ縫いますね」と言われ、えっ?!もう1本抜けたの?!と驚くレベルで痛くありませんでした。
縫っている時も顔に糸が当たって、これで歯茎縫われてるんだ…とビビるだけで痛みはありません。
強いて言うなら、途中から口の中に血の味が広がっていったくらいで、そこではじめて出血していることに気付くレベルで、本当に痛くありませんでした。
そのままの流れでもう1本の歯も抜きます。
2本目も同じように道路工事の後はせず、同じようにぐりぐりと押される感じがひたすら続きます…
これもやっぱり痛くない。奥の方へと進んでいったところで「メキッ」となんかヤバそうな音がした直後に「はい、もう1本も抜き終わりました。」と言われ、歯を抜いた音だったことに気付きました。
この辺りから口の中は血の味でしたが、まぁ本当に痛くない。前回が前回だっただけに、あまりにも痛くなさすぎて逆に驚きでした。
術後、抜き終えた血まみれの歯肉がちょっとついた2本の親知らずを見せてもらい「持って帰りますか?」と聞かれたので処分してもらうことに。見るだけで十分よ…
ちく
麻酔がしっかり効いているのでお会計後も痛みはなく、ただ口の中が大きく開きにくい、舌がちょっと痺れる感覚の部分がある(ここは口内炎ができてて痛かっただけ)だけで、前回の終わった直後のずっと鈍痛があった時とは全く違いました。
抜歯を終え、数時間、この記事を書いている今…
旦那に送迎をお願いしていたので、帰りは旦那と車で帰ります。前回はずっと死にかけみたいな顔していた様子を知っていたこともあり、旦那には「今回、だいぶ元気じゃん!」と褒められました。
実際、歯を抜いてた時の話や世間話を帰りの車の中でも話せるくらいには本当に元気で感動。
痛くはないけど口の中に時々、血の味がして、奥歯の方に違和感があるだけです。違和感も凄い痛いわけじゃなく、なんかちょっと痛いかも…?と言う感じの痛みを時々感じるレベルです。
前回よりも本当にマシ。ただ、疲労度はMAXなのでだるいし眠いです。
ご飯も普通通りに食べられないことは学んでいるので、事前にゼリーやたんぱく質豊富なギリシャヨーグルトなど、食べやすいものをちょっと用意していたのですが、意外と元気なこともあり、帰りにお店に寄ってサーティワンでアイスを食べたり、無性にしょっぱいものが食べたくなって焼き鳥を食べるくらいには元気です。
大きく口を開けられませんが、時間をかけてゆっくり食べれば、焼き鳥も食べられることに感動。出来れば炊き立てのご飯食べたい…
そんな感じで久しぶりの親知らず奮闘記、痛さは控えめになんとかなりました!!
1週間後に抜糸をするので、その時にまた続きを書こうと思います。
今は思ったより大丈夫だった!と言っていますが、数時間後にはほっぺはれたり、熱が出てるかもしれないからね!安静に過ごそうと思います。
抜歯を終えた私からしたら一言「上の歯はそんなに辛くないぞ!!」