【杉並区】荻窪の地名の由来になったお寺!光明院へ行ってきた【東京の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは東京都杉並区にある光明院こうみょういんです!

荻窪の由来になっているお寺で、JRの線路沿いにあります。過去、現在の中央線の建設の為に移動したと言う歴史があります。

 

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:千手観世音菩薩
  • 宗派:真言宗豊山派
  • 山号:慈雲山じうんざん
  • 院号:光明院
  • 寺号:萩寺
  • 創建:708年

御由緒

慈雲山光明院は、真言宗豊山派の寺院で通称「萩寺」と呼ばれ、荻窪と言う地名もその名に由来するといわれています。

当寺蔵の「縁起石碑」によれば、和銅元年行基作の仏像を背負った遊行中の僧が、この地を通りかかったところを急に仏像が重くなり、萩の草堂を作って仏像を安置したのが開創と伝えています。

本尊の千手観音は南北朝期の策であり、また境内から本尊と同時代に作られたとみられる五輪塔や室町期の板碑などが出土しており、当寺の開創は南北朝期にさかのぼるものと考えられます。

今も寺の周辺に残る「四面堂」「同前」の地名も、当寺の御堂に起源をもつといわれています。

本尊の千手観音像は、俗に「荻窪の観音様」の名で近在の人々に親しまれ、大正時代までは本尊の写し観音が地域を巡業する行事が行われ、信仰を集めたといわれています。

なお、嘉永三年再建された本堂は現在の位置よりも西南側にありましたが、明治21年甲武鉄道(現中央線)建設のため、現在地に移されました。

 

※光明院 境内の看板より抜粋

実際の様子

お寺の入口周辺

こちらがお寺の山門です。

ここから光明院へ入ります。

 

入ってすぐの場所には真言宗の開祖である弘法大師と書かれた石碑がありました。

その隣には竹の生えた道があります。

この竹の道を進んでいくと萩の小径と言う道につながります。

この道は萩だけでなく季節ごとに藤の花やツツジなど様々な植物を楽しむことが出来ます。

この先の道が線路の向こう側へ行くことが出来るので、通り抜けする為にこの道を通る人が多いようです。

 

お寺を入ってすぐ右手の写真。

たくさんのお地蔵さんが並んでいました。

 

さらにその先にもお地蔵さんが並んでいます。4体並んでいる像は泣きべそ地蔵と呼ばれています。

小張吉兵衛と言う人物がご両親と奥様が相次いで亡くなり、その悲しみをまぎらわす為に建てたそうです。

建てた当時は普通のお顔でしたが、だんだんと悲しい表情になり、ついには泣きべその顔にったと言われています。

手水舎と本堂

泣きべそ地蔵の前を進んでいくと手水舎があります。

鉢の上に金網が敷かれ、そこに柄杓がささったように置かれていました。

手水舎の近くにはお寺の鐘楼もあります。

 

階段の先に見えているのが本堂です。

本堂の前に御本尊の解説がされている看板がありました。

QR付きの看板、なんだか現代的ですねぇ。

御朱印

寺務所のインターホンを押して御朱印をお願いすると頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

御本尊「千手観世音菩薩」と書かれた文字の印と、その御姿の朱印が重なっている御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 東京都杉並区上荻2-1-3
電話番号 03-3390-4647
開門時間 24時間 ※夜間の参拝はやめましょう
御朱印受付時間 9:00~17:00

※法事中などで対応不可な場合があります。

駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス JR中央線・総武線/東京メトロ東西線・丸ノ内線「荻窪駅」西口より 徒歩3分
公式サイト こちら

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