ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは栃木県日光市にある本宮神社です!
日光二荒山神社の別宮の1つで、日光の玄関口である神橋のすぐ近くにある神社なんですよ〜
合わせて、すぐ近くにある四本龍寺も簡潔に紹介します。
本宮神社と四本龍寺は、日光に訪れた勝道上人がはじめて創った神社とお寺です。
このことから、この2つの場所は日光の原点と呼ばれています。
神社の概要
- 御祭神:味耜高彦根命
- 御利益:開運、生産、交通安全
- 例大祭日:4月17日
- 創建:766年
御由緒
二荒山神社、瀧尾神社と合わせ「日光三社」という。766年、勝道上人は「山菅の蛇道」(現在の神橋)を渡りこの地に神仏を祀り、庵を結ぶ。
ここは日光の原点であり、二荒山神社発祥の地で、開運の神社と言われています。
何度かの遷宮を経て、現在の「良い縁坂」上に「御本社」が鎮座しております。
※本宮神社 境内にある看板より一部抜粋
実際の様子
神橋の近くにある本宮神社への入口
神橋のつきあたり、T字路になっている場所に本宮神社への入口があります。
車だとこの周辺はスルーしてしまう人が多いかも。
神社への入口に本宮神社の社号標があります。
これを目印に先へ進みましょう。
本宮神社へ続く階段を上ります。
この山の中の階段って感じ好きだ〜!良い雰囲気!
開運の石鳥居と手水舎
階段の先を進んでいくと石造の鳥居があります。こちらは開運の石鳥居と呼ばれている本宮神社の鳥居です。
左手前に立ち、一礼をして左足から鳥居をくぐります。その後、この先の本宮神社の境内にある「笈掛け石」に触れると運が開くと言われています。
鳥居の手前にある本宮神社の手水舎。
こちらで手を清めてから開運の鳥居をくぐり、先へ進みます。
拝殿とその周辺
鳥居の先を進んでいくと本宮神社の拝殿が見えてきました。
参拝前にまず笈掛け石は行きました。
拝殿の左手前にある笈掛け石。開運の石鳥居をくぐった後に触ると、運が開くと言われています。
この石は、日光開山の祖である勝道上人が笈(仏具などが入っている箱)を掛けたと言われている石です。
笈は「老い」と同音であることから、「老いを掛ける」ことに繋がり、若返ると言われており、別名若返りの石とも呼ばれています。
拝殿右手前にあるこちらは開運 望み石。
勝道上人は15年の歳月をかけ、本宮の地より二荒山の男体山の頂上を極め、世の為、人の為に一生を捧げたと伝えられます。
その一部であるこの場所は開運の地と言われています。平和を願って1つだけ石を積み、思いを込めてお参りすると、運が開けると言われています。
すぐ近くに運試しのたま入れをする場所があります。
石の上にのった黒いかごは、神様のご加護があると言われています。この中にたまが入っているので、その中から3つ取り、たま入れをしてみましょう。
入ったたまの数によって運気が変わります。
1つ入ると運気は普通、2つ入ると運気良好、3つ入ると運気は最高!1つも入らない時は運気に警戒が必要です。
軽い運試しだと思い、ぜひチャレンジしてみましょう~
ちく
そしていよいよ拝殿へ参拝!
貸切状態での参拝、とっても心地良かったです!
本殿とその周辺
拝殿の左脇から奥にある本殿を目指して進みましょう~
すると途中にこぶ杉があります。
木の幹の左側からこぶが出ているのがわかりますか?このこぶを撫でると喜びが廻ってくると言われています。
こぶ杉の先にあるこちらが本殿です。
本殿の左手前に笹の木があるのがわかるでしょうか?
こちらは開運笹と呼ばれている神聖なものです。その名の通り開運に御利益があると言われています。
本殿の扉前にも開運スポットが!こちらは開運石です。
開運祈願木(手前にある木の棒)で開運石を軽く3回たたきます。その後、定位置から祈念を込めて左右のどちらかに進みましょう。
右に進むと金運や幸運、左に進むと健康や良縁への運が開けるそうです。
本宮神社の近くにある四本龍寺
本殿の右手に大きな三重塔が見えています。
三重塔を目指して更に進みましょう〜!
この塔からは日光山輪王寺の一部である四本龍寺の境内になります。
改めて、こちらは三重塔と言います。
日光山24世座主である弁覚上人が、将軍である源実朝公の供養のために建てられたものです。
以前は日光東照宮付近にありましたが、火災により焼失し、現在の地に再建されました。
四本龍寺の誕生のきっかけである紫雲石
三重塔へ続く道の途中に紫雲石があります。
勝道上人は、ここから少し離れた唯心院境内の礼拝石より、礼拝をささげていました。
ある日、礼拝をささげていると、この石の辺りから紫色の雲が立ちのぼり、二荒山の男体山の方へたなびくのを見たと言うのです。
このことからこの石は紫雲石と名づけられ、この地に四本龍寺を建てたそうです。
四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)の守護の霊地と言うことで、四本龍寺と言う名前になったそうです。
四本龍寺は、現在こそ本宮神社同様に静かな境内で、あまり人が訪れない穴場ですが、日光発祥の地として、奈良時代や平安時代は日光の中心として信仰されていました。
現在こそ輪王寺の一部ですが、四本龍寺の方が先に創建された寺院なのです。
四本龍寺の観音堂と不動明王
木造建築のお堂 観音堂。こちらが四本龍寺の本堂です。
御本尊は千手観音で、金剛童子も合祀されています。別名金剛堂とも呼ばれていて下野三十三観音 第3番札所でもあります。
観音堂と三重塔の塔の間に不動明王の像があります。
写真にはありませんが、この手前には石護摩壇と言う遺跡もあります。この遺跡は、その昔、山伏が屋外で護摩修行をするための場所として使われていました。
最後に本宮神社の途中に戻り、本宮カフェで御朱印を頂きました!
四本龍寺から進んでいくと、本宮神社の開運の鳥居前に戻ってきました。
開運の鳥居とは別方向に続く石の道。東照宮や二荒山神社、輪王寺はこちらの道を進んでいくとあります。
写真に写る木造の建物は本宮カフェです。
テラス席もあるおしゃれなカフェですよ〜
こちらのお店では本宮神社の御朱印と絵馬を頂く事が出来ます。
本宮カフェの先を進むと、良い縁坂と言う日光山 輪王寺の境内へ続く坂が見えてきます。
本宮神社へ参拝後、世界遺産の2社1寺へ進んでいくのがオススメの参拝順路です。
御朱印
御朱印は本宮カフェ、もしくは日光二荒山神社の社務所で頂くことが出来ます。
どちらも書置のみです。
今回頂いた御朱印
本宮神社の御朱印はこちら。
初穂料は500円。
本宮神社と墨書きされた右上に「日光の原点」と書かれているのがこの御朱印の特徴です。
ちなみに、日光山輪王寺の本堂(三佛堂)内では、お願いすると四本龍寺の御朱印を頂くことが出来ますよ〜!
限定御朱印情報
4月に開催される日光二荒山神社の弥生まつり(宵まつり)限定御朱印が登場します。
アクセス
住所 | 栃木県日光市山内2384 ※本宮カフェのものです |
電話番号 | 0288-54-0535 ※二荒山神社のものです |
開門時間 | 24時間 ※夜間の参拝は控えましょう |
御朱印受付時間 | 4月~10月 9:00~16:30
11月~3月 9:00~15:30 ※二荒山神社の社務所の情報です。 |
駐車場 | ありません |
最寄り駅からのアクセス | 車やバスで行くのがおすすめです。 |
公式サイト | こちら ※二荒山神社のサイトです |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
近くにある「日光東照宮」「日光二荒山神社」「滝尾神社」「神橋」「日光山輪王寺」
近くに日光東照宮や日光二荒山神社があります。二荒山神社の兼務社である滝尾神社もあります。
日光に玄関口には神橋もあります。
他にも日光山輪王寺が有名です!こちらも広く、大護摩堂、黒門、護摩堂、三佛堂、常行堂、大猷院など、見どころも含め、御朱印を頂ける場所もたくさんあります!
日光・那須周辺の神社仏閣まとめ
他にも日光や那須と言った栃木の有名観光地には伺ってみて欲しい神社仏閣がいっぱい!まとめ記事を作成しているので、ぜひ日光や那須周辺へ行く方はこちらもチェックしてみて下さい!
その他の栃木の神社仏閣まとめ
その他の栃木の神社仏閣をまとめた記事はこちら!
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ちく
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▼栃木の神社をまとめた1冊もあるぞ!
旅ブログ「ちくとりんご」で日光の旅レポ公開中!
もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、日光へ日帰りで行った時の旅レポを公開しています!
ぜひ日光へ観光を予定している人はこちらの記事も合わせて読んでみて下さい!
参考
【日光旅行ブログ】世界遺産の2社1寺!名物グルメと穴場を大満喫ちくとりんご
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