御朱印情報も全部掲載!日光山輪王寺を全力で満喫してきた【栃木の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは栃木県日光市にある日光山輪王寺です!

日光の世界遺産の2社1寺(他2つは日光東照宮と二荒山神社)の1つですよ~

MEMO

輪王寺は勝道上人が開山した歴史のあるお寺で、徳川家光公のお墓があることで知られている場所です。

輪王寺のお堂は点々とあり、二荒山神社の近くにあったり、一部は東照宮の境内にあったりと様々です。

この記事では日光中心エリアの輪王寺のお堂をあますところなく紹介していきたいと思います!

寺の概要

  • 御本尊:阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音
  • 宗派:天台宗
  • 山号:日光山
  • 寺号:輪王寺
  • 創建:766年
  • 開基:勝道上人

御由緒

公式サイトを参考にしてみて下さい。

更に詳細を知りたい場合は、Wikipediaの輪王寺のページを参考にするとわかりやすいです。

実際の様子

まずは輪王寺の参拝順路をチェックしよう!

輪王寺の拝観受付などには、参拝図が用意されています。

誰でも持って帰れる小さな地図なので、こちらをチェックしてみましょう~

色々な方向に矢印が続いていますねぇ~

MEMO

実際に全ての場所を巡ってみて私が考えたおすすめの参拝順路は、黒門→宝物殿&逍遥園→本堂(三佛堂/三仏堂)→大護摩堂→常行堂→大猷院です。

駐車場側の入口には勝道上人像や龍が!

遠くに車を停めて向かった私は、良い縁坂から輪王寺境内を目指しました。緩やかな階段が続く坂です。

途中、道が分かれている箇所がいくつかありますが、看板が出ているのでおそらくわかるはず。

 

進んでいくと輪王寺の駐車場があります。

駐車場の前では勝道上人と龍がお出迎え!

この龍の像、尾の部分までかなり精巧に作られています。

勝道上人は高いところから参拝者を見守ってくれています。

 

駐車場を抜け、参道を進んで行きます。

この参道、桜が綺麗でした!この先には三佛堂や宝物殿などがあります。

黒門から宝物殿や逍遥園、三佛堂(本堂)へ!

表参道(先ほどまで私が紹介していた道とは別の道)の方から歩いていくと黒門が見えてきます。

ここは輪王寺の玄関にあたる山門です。

 

黒門の先に拝観チケット売り場があります。三佛堂と宝物殿&逍遥園はそれぞれ拝観料が必要です。

両方のチケットを購入すると、チケット売り場のお姉さんが「三佛堂へ行くと出口が別の場所になるので、宝物殿の方から先へお進みください」とのことでした。

 

と言うわけで宝物殿から行きましょう~!

宝物殿内は撮影禁止なので写真はありません。

この中には、輪王寺の所蔵品である宝物はたくさん飾られています。

中でも注目なのは、日光東照宮の陽明門に江戸時代まで祀られていた等身大の風神、雷神の像!現在は輪王寺に移管され、修理をして現在は色鮮やかな姿の像を、宝物殿内で見ることが出来るのです。

 

宝物殿内に逍遥園しょうようえんの入口があります。

逍遥とは、お散歩のことを言います。ここはお散歩する為に造られた池泉回遊式の日本庭園なのです。

 

逍遥園へ行くとまず手水舎があります。

飲料水と書かれていたので飲めるようです。

 

進んでいくと小さな茶室があります。この茶室の近くにもう1つ手水舎がありました。

水の上に椿が浮かんでいます。近くに椿の木があり、そこから落ちた花です。偶然ここに落ちて、風情あるつくばいを演出していました。

自然ってすごいなぁ。

ちく

池の周りを歩く道も素敵なんですよ〜

池泉回遊式庭園と言うことで、中央にはもちろん池があります。

1枚目の写真の右側に移っているのは宝物殿です。

石灯籠と茶室が写る場所。

 

紅葉の時期になると、夜間ライトアップもされるそうです!

その時期に伺うのも良いかもしれませんねぇ〜

 

輪王寺の宝物を見たり、庭園でお散歩をした後は、三佛堂さんぶつどう(三仏堂)へ行きます!本堂にあたる場所です!

中は撮影禁止なので写真はありません。

このお堂の中に並んでいる3体の巨大な御本尊(阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音)が大きくて立派でした…!

輪王寺の公式サイトに御姿の画像があります。

ちなみになのですが、この三佛堂の写真の右手前にある大きな枝垂れ桜は金剛桜と呼ばれている有名な桜です。樹齢500年の桜なのだとか!

三佛堂の先にある大護摩堂へ!巨大な仏塔である相輪橖もあるよ!

三佛堂を順路通りに進んでいくと、出口は裏手にあります。すると護摩堂とこちらの護法天堂があります。

隣の護摩堂は人が多い中、こちらのお堂は人がおらず、ゆっくり参拝することが出来ました。こちらのお堂は、輪王寺宮法親王りんのうじのみやほうしんのう(皇族出身の僧侶)が礼拝する為に造られたお堂です。

 

隣にある大護摩堂(護摩堂)は、護摩祈願が行われるお堂です。ここでは毎日、護摩祈願が行われています。

このお堂の御本尊は五大明王。その他にも七福神など、たくさんの仏さまが祀られています。

中へ入って参拝する場合はぜひ、天上の金色の大きな龍にも注目してみて下さい!

護摩堂内の写真は輪王寺の公式サイトに載っています

 

三佛堂と護摩堂の間にとても大きな塔があります。

こちらは相輪橖そうりんとう。天海大僧正が世界平和と繁栄を願って建立した仏塔です。

何度かの移築を経て、現在の地へ建てられています。この塔の中にはお釈迦様の遺骨に見立てたお経が納められています。

三佛堂と一緒に撮った写真。どっちも大きい!

 

相輪橖の手前にはとても大きな青銅製の灯籠があります。

こちらは糸割符いとわっぷ灯籠と呼ばれています。

移動して常行堂へ!

護摩堂を出ると、表参道へ出ます。

この道をまっすぐ進んでいくとつきあたりに日光東照宮があります。

 

この参道の途中、左側にある道を進んで行きましょう。

表参道よりもちょっとだけ狭い道に杉並木が続いています。

 

ここを進んでいくと、常行堂と日光二荒山神社へ着きました!

神社の鳥居とお寺とお堂が向かい合って鎮座しています。

 

こちらが常行堂じょうぎょうどう。無料で拝観することが出来るお堂です。こちらでは先祖供養や水子供養が行われています。

中は撮影禁止です。この中に祀られている御本尊がとても珍しい仏像なのです。

宝冠阿弥陀如来と言う阿弥陀さまで、クジャクに乗っている仏様です。

その四隅を囲うように4体の菩薩像が祀られているのですが、こちらも全てクジャクにのっているのです。

仏像の詳細は公式サイトをチェック!

常行堂限定のクジャクのお守りが可愛すぎる!

常行堂でのみ購入することが出来るクジャクのお守り。

赤バージョンと白(クリーム色)バージョンがあります。

1つ1000円のお守りです。

こちらは常行堂の御本尊が乗っているクジャクが描かれているお守りです。

MEMO

仏教においてのクジャクは、私たちの中にある悪いものを消してくれる動物だと言われています。

このお守りを持ち歩くと、悩みや不安、ストレスを消し去るようにと御祈祷されているお守りです。

現代社会でストレスを抱えている人におすすめの可愛いお守りです。

家光公のお墓がある大猷院へ!豪華絢爛な造りの見所が多い場所!

常行堂の後は大猷院たいゆういんへ行きました!

ここは江戸幕府の3代将軍 徳川家光公の御廟(お墓)がある場所です。

拝観受付は左手。ここで拝観料を払い、先へ進みましょう。

まず見えてくるのは仁王門

仁王像が並ぶ朱色の門です。

仁王門の先に広い場所があります。

ここを進むと、右手に手水舎があります。

この手水舎、とっても珍しいんですよ〜!

奥にある龍の口から出ている水を、手水舎へひいているのです。

龍の像は手水舎の奥にある小高い丘のような場所にあります。

 

手水舎の近くにある二天門。こちらの門は日光で一番大きな門なのです。

二天門の階段の手前に桜の木が咲いていました。

桜と二天門を一緒に撮影〜

近くで見るとよくわかるのですが、この門にかかる額には大猷院と書かれています。

二天門を進むと、展望所があります。

展望所から見た景色がこちら。

石灯籠などが並ぶ、日本文化の美しさを見ることが出来ます。

 

階段は続いていますよ〜

ここを進みます!

 

またまた立派な門が!こちらは夜叉門です。

4体の夜叉の像があることから、夜叉門と言う名前が付きました。

夜叉門の手前には鐘楼(写真1枚目)と鼓楼(写真2枚目)があります。

外観の見た目はほぼ同じですが、鼓楼は中に太鼓が、鐘楼は中に釣鐘が納められています。

 

夜叉門をくぐると唐門があります。

唐門の先に拝殿や本殿があります。今更ながら、この日はなんとここにお墓がある家光公の命日でした。

拝殿内では法要が行われており、一般の参拝客はたまたま中に入ることが出来ないタイミングでした。

 

内部の撮影は禁止ですが、外観の撮影はOKなので、本殿の写真を撮影。

別名金閣殿と呼ばれているこの建物、たくさんの金箔が使われている立派な建物なのです。

 

順路に従って進むと皇嘉門こうかもんがあります。

この門は家光公の御廟(お墓)への入口です。

中国の建築技術である竜宮造りで出来ていることから、竜宮門とも呼ばれています。

この先へ立ち入ることは出来ません。

普段はこの門も閉じられているのですが、家光公の命日だったことで、少しだけ扉が開いていました!

凄く貴重なタイミングで見ることが出来ましたよ~

 

帰り道。

ここを進んでいくと唐門前へ出るので、ここから来た道を戻ります。

東照宮内にある鳴龍(薬師堂)も輪王寺の境内!こちらもしっかり参拝!

最後に訪れたのは日光東照宮境内にある薬師堂です。鳴龍がいるお堂ですよ~

お堂内は撮影禁止です。

 

薬師堂と言うことで、ここの御本尊は薬師如来です。

絶対秘仏なのでそのお姿を見ることは出来ませんが、お堂内には干支の守り本尊12体が並んでいて、そちらには参拝することが出来るようになっています。

 

鳴龍は、薬師堂内の天井に描かれている大きな龍の絵です。この龍のお顔の部分でのみ、音が反響することから、鳴龍と呼ばれています。

実際にお寺の方が木を打って、鳴龍の鳴いている姿を見せてくれますよ〜

 

ここでしか買うことが出来ない鳴龍の声の鈴が販売されています。

1つ1000円(金色のみ2000円)。

私が購入したのは白です。他にピンクがあります。

穴が開いていない珍しい鈴です。

御朱印

輪王寺は御朱印を頂くことが出来る場所が6箇所あります。

しかも全て違う御朱印です。全て紹介しますよ〜!

黒門で頂いた御朱印

まずは黒門の近くにある案内所で頂いた御朱印から。

値段は300円。

 

「日光山輪王寺」と墨書きされている御朱印です。

お寺の名前が書かれているシンプルな御朱印です。

本堂(三佛堂)で頂いた御朱印

三佛堂内で頂いた御朱印は2種あります。

直書きして頂いた金堂の御朱印と、修理記念で登場していた書置の三佛堂御朱印です。

値段は金堂が300円、三佛堂が500円。

 

金堂の御朱印は、日光桜回遊と言う、日光市のさくらまつりシーズンだったので、限定御朱印になっていました。

桜の時期はこの御朱印に、金剛桜と書かれ、更に桜の印が押されています。

 

この三佛堂内ではこの他に、四本龍寺の御朱印も頂くことが出来ます。

※四本龍寺については、日光二荒山神社の別宮である本宮神社の記事で紹介しています。

大護摩堂で頂いた御朱印

大護摩堂で頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

五大尊と墨書きされています。

大護摩堂内の御本尊である五大明王の別名です。

 

この大護摩堂ではこの他に、下野七福神の毘沙門天の御朱印を頂くことが出来ます。

常行堂で頂いた御朱印

常行堂で頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

常行堂の御本尊 クジャクにのっている阿弥陀如来の御朱印です。

大猷院で頂いた御朱印

大猷院では頂いた御朱印は2種あります。

直書きして頂いた大猷院の御朱印と、書置の限定御朱印 金閣殿の御朱印です。

値段は大猷院が300円、金閣殿が500円。

 

大猷院は拝観受付で御朱印を頂くことが出来ます。

そのため、拝観受付に御朱印帳を預けて、帰りに御朱印帳を受け取るようになっています。

薬師堂(鳴龍)で頂いた御朱印

東照宮境内にある薬師堂で頂いた御朱印はこちら。

値段は500円。

 

限定御朱印以外で、御朱印の値段が500円の場所は唯一ここのみです。

東照宮境内と言うこともあり、とても混雑していることが多い場所ですが、書き手の方は原則一人です。

混雑している時は待つ場合もあります。

限定御朱印情報

桜の時期に限定御朱印が登場します。

三佛堂内でのみ登場する限定御朱印です。

ライトアップ期間などに書置の限定御朱印が登場します。

書置の限定御朱印は、三佛堂と大猷院で登場することが多いです。

アクセス

住所 栃木県日光市山内2300
電話番号 0288-54-0531
開門時間 4月~10月 8:00~17:00

11月~3月 8:00~16:00 ※受付は30分前まで

拝観料 三佛堂 大人 400円、小中学生 200円

宝物殿&逍遥園 大人 300円、小中学生 100円

大猷院 大人 550円、小中学生 250円

三佛堂&大猷院券 大人 900円、小中学生 400円

御朱印受付時間 開門時間と同じ
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 駅から遠いので車かバスで行くのがおすすめです。
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

近くにある「日光東照宮」「日光二荒山神社」「滝尾神社」「本宮神社」「神橋」

近くに日光東照宮日光二荒山神社があります。二荒山神社の兼務社である滝尾神社本宮神社もあります。

日光の玄関口である神橋もあります。

日光・那須周辺の神社仏閣まとめ

他にも日光や那須と言った栃木の有名観光地には伺ってみて欲しい神社仏閣がいっぱい!まとめ記事を作成しているので、ぜひ日光や那須周辺へ行く方はこちらもチェックしてみて下さい!

その他の栃木の神社仏閣まとめ

その他の栃木の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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▼栃木の神社をまとめた1冊もあるぞ!

旅ブログ「ちくとりんご」で日光の旅レポ公開中!

もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、日光へ日帰りで行った時の旅レポを公開しています!

ぜひ日光へ観光を予定している人はこちらの記事も合わせて読んでみて下さい!


参考
【日光旅行ブログ】世界遺産の2社1寺!名物グルメと穴場を大満喫ちくとりんご

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