日光二荒山神社中宮祀へ行ってきた【栃木の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは栃木県日光市にある二荒山神社中宮祀ちゅうぐうしです!

日光の二荒山神社と言えば日光東照宮や日光山輪王寺と共に世界遺産の二社一寺に指定されている神社が有名ですよね!

二荒山神社は、そこから車でいろは坂を上った中禅寺湖のほとりにもあり、そこを中宮祀と言うのです。中宮祀の奥にある男体山の山頂には奥宮もあります。

男体山を上って奥宮へ行くには片道3時間弱の登山ルートを進まなければなりません。登山届も必要と言うことでさすがに断念…今回は中宮祀の様子を紹介していきます!

ちく

▼日光二荒山神社の記事はこちら

神社の概要

  • 御祭神:大己貴命(大国主命)、田心姫命、味耜高彦根命
  • 御利益:家内安全、開運、良縁、拾児、安産、生育、農業、漁業、交通安全
  • 例大祭日:7月31日~8月8日
  • 創建:782年

御由緒

日光二荒山神社は海抜2、468メートルの標高を誇る関東一の霊峰男体山を御神体山として、奈良時代の782年に勝道上人により奉祀された。

 

※二荒山神社中宮祠 由緒書きより一部抜粋

実際の様子

鳥居と牛石

神社の入口はこちら。

青銅製の鳥居と社号標、男体山頂奥宮登拝口と書かれた看板が目印です。

 

この先の道を進んで行きましょう!奥宮まで登山予定の人は、車でこの鳥居をくぐり、この先にある駐車場へ車を停めることも可能です。

この参道の途中に宝物館があります。参拝後にぜひ宝物館も寄ってみましょう!

 

更に進んでいくと牛石があります。

平安時代より、この地は男体山登拝の為の霊場として栄え、明治時代以前までは厳しい「おきて」がありました。中でも「馬込」より上は牛馬禁則の結界でありました。これを破って牛を引いてきたところ石にされたと伝えられるのが「牛石」であり、牛が寝そべったような姿をしていたと云われています。

明治時代以降、存在が不明になっていたものをここに多くの人々の手により復元をいたしました。

※境内にある看板より一部抜粋

ぐっすり眠っているようなお顔の牛さんですねぇ

唐門と手水舎と稲荷社

その先にある唐門はこちら。

拝殿へ続く立派な門です。

 

唐門の右手前に手水舎があります。

コロナの影響で柄杓はありませんでした。

唐門の左手前に境内社の稲荷社があります。

唐門の向かい側に大きな狛犬がいます。

唐門を先に進んでいきましょう~!!

拝殿と神楽殿

こちらの唐門をくぐった先、すぐの場所に拝殿があります。

拝殿へ参拝させて頂きました!拝殿とその奥にある本殿は江戸時代中期に造られたものです。どちらも重要文化財に指定されています。

 

拝殿の左手前に神楽殿があります。

神楽殿の前にお財布納め箱があります。

使わなくなった財布や古くなった財布に「今まで大切なお金を守ってくれてありがとう」と感謝を込めて納めましょう。

男体山への登山口へ続く道

拝殿の右手へ進んでいくと男体山の登拝門へ続く道があります。

 

そこへ行く途中にさざれ石があります。

君が代に歌われている石です。

他にも「扇の的弓道発祥之地」と書かれている大きな扇子の像があります。

唐銅鳥居と大蛇像と登拝門

奥へ進んでいくと唐銅鳥居があります。

重要文化財に指定されている歴史的な鳥居です。台座に蓮の花があしらわれた神仏習合の名残を残す鳥居です。

 

鳥居の近くに男体山の大蛇の御神像があります。お顔だけ見ると龍にも見えますねぇ

日本昔話に「戦場ヶ原の伝説」があります。

むか~し、むかし、男体山の神が大蛇に、赤城山の神がムカデに変じて領地争いを行ったといわれます。

赤城山のムカデに攻め寄られた時、弓の名手「猿丸」の加勢を受けて、男体山の黄金の大蛇は赤城山の大ムカデを撃退し、勝利したと言う話があります。

 

※境内にある看板より一部抜粋

こちらの大蛇像は勝運と金運の守護神と言われています。

大蛇像の奥に見えているのは登拝門です。この門の先が男体山の登山道になっています。

登山道のスタート地点は緩やかな階段でした!

MEMO

男体山の山頂まで往復6~7時間かかります。

山頂まで登山する場合は、社務所近くに用意されている登山届を出して、しっかり準備をしてから行きましょう。

登拝門前に狛犬がいます。

山霊宮とその周辺

拝殿の左手にある境内社山霊宮やまのみやがあります。

男体山信仰に貢献された登拝講社の方々の御霊を祀る御社です。

中宮祠七福神

日光二荒山神社中宮祠の境内には中宮祠七福神が祀られています。

MEMO

大国様→恵比須神→毘沙門天→弁財天→寿老人→布袋尊→福禄寿の順でお参りすると福が訪れると言われています。

と言うわけで福が訪れると言われている順に七福神を紹介していきます!

登拝門の近くにある大国様

招福、良縁に御利益があります。大黒天と言う名でよく聞く七福神の1人です。別名 大国主命と呼ばれる神様です。

打ち出の小槌を持った様子が有名な七福神ですが、二荒山神社の大国様は小槌を持たず、手招きをしていることから招き大国と呼ばれております。

 

絵馬掛けの近くにいる恵比須神

家内安全、商売繁昌に御利益があります。

左脇に鯛を抱え、右手に釣竿を持つ姿が有名です。この姿が「釣りして網せず」すなわち、暴利をむさぼらない、清い心を象徴していると言われたことから、商売繁昌の神様と呼ばれるようになった所以です。

 

恵比須神の近くにいる毘沙門天

財宝、福徳に御利益があります。災難を免れ、命を延ばし、金銀財福を得ると言われています。

 

扇の像の近くに弁財天像男体龍水があります。

弁財天は芸能、福財に御利益があります。市杵島姫命と同一神とされています。

水の神様、技芸の神様と崇められています。

この隣にある男体龍水でお金を洗うと福銭となり、倍になって戻ってくると伝えられています。

 

場所は変わり山霊宮の近くにある寿老人

長寿や平和に御利益があります。黒い頭巾をかぶって杖をつく老人の姿をしています。この杖には一軸の巻物が結び付けられていますが、これには人間の寿命が記されていると言われています。

 

隣にある布袋尊

幸運や至福に御利益があります。大きなお腹に優しい笑顔が特徴です。

「泣いて暮らすも一生。同じ暮らすなら笑って暮らせ」といった、楽天的な生き方を授けてくれると言われています。

 

最後に紹介するのは福禄寿

子孫繁栄に御利益があります。頭が長く、白髭をたくわえた老人です。

幸運と子孫に恵まれ金銭にも恵まれて、長生きすると言われています。

御朱印

御朱印は拝殿の右手にある授与所で頂くことが出来ます。拝受可能な御朱印はいくつかあります。

  1. 中宮祠
  2. 境内社 稲荷神社
  3. 境内社 七福神
  4. 男体山
  5. 男体山山頂 奥宮
  6. 男体山八合目付近にある瀧尾神社
  7. 男体山山頂 太郎山神社
  8. 兼務社 温泉神社
  9. 祢々切丸
  10. その他 期間限定御朱印が登場することも!

初穂料は1つ500円です。

今回頂いた御朱印(直書/1種)

今回頂いた御朱印のうち、直書して頂いた御朱印はこちら。

中宮祠の御朱印です。期間限定でアマビエ印が押されていました!

今回頂いた御朱印(書置/2種)

今回頂いた御朱印のうち書置の御朱印はこちらの2種です。

左は開山記念御朱印、右は祢々切丸の御朱印。

どちらも書置で和紙を使用しています。

限定御朱印情報

1月に正月限定御朱印が登場します。

4月中旬に開催される弥生まつりに限定御朱印が登場します。

5月5日から12月25日まで男体山開山記念御朱印が登場します。

男体山へ登山可能な時期のみ拝受可能な御朱印です。

7月1日から7月31日まで夏詣限定御朱印が登場します。

9月中旬から11月頃に開催される良い縁まつりに限定御朱印が登場します。

最新情報は公式Facebookをチェック!

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アクセス

住所 栃木県日光市中宮祠2484
電話番号 0288-55-0017
開門時間 24時間
御朱印受付時間 9:00〜17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがオススメです
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

中禅寺湖周辺にある「中禅寺」奥日光にある「温泉寺」「温泉神社」

同じ中禅寺湖の近くに坂東三十三観音の札所になっている中禅寺があります。

戦場ヶ原の坂を進み奥日光へ行くと温泉神社や輪王寺が管理する温泉寺があります。

日光と言えば「日光東照宮」「日光二荒山神社」「瀧尾神社」「本宮神社」「神橋」「輪王寺」

日光を代表する寺社と言えば世界遺産に指定されている日光東照宮、その隣にある日光二荒山神社があります。東照宮は唐門の近くと奥宮の2箇所でそれぞれ御朱印を頂くが出来ます。東照宮境内には日光山輪王寺の一部である鳴龍(薬師堂)があります。

二荒山神社に関連している神社として瀧尾神社本宮神社もあります。

神橋にも御朱印がありますよ~

他にも日光山輪王寺が有名です!こちらも広く、大護摩堂、黒門/護摩堂(日光山参拝案内所)、三仏堂、常行堂、大猷院など、見どころも含め、御朱印を頂ける場所もたくさんあります!

その他の栃木の神社仏閣まとめ

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