【ちくの西国三十三観音巡り#31】観音正寺へ行ってきた【滋賀の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

西国三十三観音巡りの記事31回目は、滋賀にある第32番札所観音正寺かんのんしょうじを紹介します!

山の中にある聖徳太子がつくったお寺です。

MEMO

西国三十三観音の他に、近江西国三十三箇所 第19番札所、江州三十三観音 第26番札所、びわ湖百八霊場 第70番札所、神仏霊場巡拝の道 第139番(滋賀 第7番)札所になっているお寺です。

▼前回の西国三十三観音の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:千手千眼観世音菩薩
  • 宗派:天台宗系単立
  • 山号:繖山
  • 寺号:観音正寺
  • 御詠歌:あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを
  • 創建:605年
  • 開基:聖徳太子

御由緒

伝承によれば、推古天皇13年に聖徳太子がこの地を訪れ、自刻の千手観音を祀ったのに始まるというが、その話は二通りある。

一つは、聖徳太子がこの地を訪れた際に出会った「人魚」の願いにより、一寺を建立したというものである。その人魚は、前世が漁師であり殺生を業としていたために人魚に生まれ変わってしまい苦しんでいた。そこで聖徳太子に自身を成仏させてほしいと懇願したのである。こうして聖徳太子はその願いを受けて当寺を建立し、自ら千手観音像を作って本尊としたというものである。当寺にはその人魚のミイラと称するものが伝えられていたが、1993年に火災で焼失した。

もう一つは、聖徳太子がこの地を訪れた際に天人が繖山の巨岩の上で舞っていたのを見て、その岩を天楽石と名付け、聖徳太子自ら妙見菩薩を始めとする五つの仏をそこに刻んだという。次いで聖徳太子は天照大神と春日明神のお告げによって、山上に湧く水で墨をすって千手観音を描いたところ、釈迦如来と大日如来が現れて霊木で千手観音像を作るようにとの啓示を受けた。こうして聖徳太子は自ら霊木で千手観音像を彫り上げ、天楽石を奥の院として当寺を建立したというものである。

 

※Wikipediaより一部抜粋

実際の様子

駐車場から本堂を目指すぞ!長い道を歩きながら心に残る言葉を心に刻みます

お寺の入口はこちらの寺号標です。駐車場へ車を停め、ここから片道約15分の道のりを歩きます。

その途中途中にこんな感じの手書きの看板があり、そこに素敵な言葉が書かれているのです。1~33まである中から素敵だなぁと思った言葉をいくつか抜粋して紹介します。

失敗を恐れるな。成功は失敗のつみ重ねである。

 

看板を見つけながらひたすら歩きます。

楽しい人生の中には必ず苦しい時代の経験が生きている

夫婦の円満は豆のはたらきを感謝し合うことから生れる

姿かたちを真似るよりその人柄の良さを学ぼう

 

途中、奥の院へ続く場所がありました!

参道の途中のこの鳥居の先に奥の院があります。時間や体力に余裕がある方は本堂へお参り後、行ってみるのも良いかもしれません。

人生には真の失敗はない。前進する一過程である。

山の中から見た景色と仁王像周辺

途中、少し開けた場所があり、そこから周辺の景色を見渡すことが出来るようになっていました。

田んぼと山が広がる景色。長閑で素敵だなぁ

 

進んで行くと立派な鐘楼を発見!!

鐘楼の先に仁王像が並んでいます。観音正寺は山門や仁王門の代わりに仁王像が並んでいました。

仁王像の先、左手に拝観受付があり、この先へ進む場合は受付で拝観料を支払う必要があります。

拝観受付周辺と本堂へ至るまでのたくさんの見どころ

拝観受付を済ませたら本堂を目指します。その途中にたくさんの見どころがあり、ついつい立ち寄ってしまいました。

拝観受付の向かい側にある池のほとりの井戸。

 

同じ池に弁財天を祀る社もありました。

向かい合うように、奥に周辺の景色が見える場所には大日如来さまが祀られています。

その右隣には立派な大仏さまを発見!!

茅葺屋根のお堂の中にはお地蔵さまがいました。

参道を進んで行くと、右手に手水舎があります。

その少し先にある札堂

ここまで来ると奥に本堂が見えてきますよ~!

と、その前にもう少しだけ寄り道。参道の左手に立派な木があり、その手前にお地蔵さんがいました。

参道の右手には護摩堂があります。

護摩堂の左に見えている鉄骨に覆われているのは大師堂です。

本堂とその隣にある迫力満点の岩壁

こちらが本堂です。

こちらへ参拝させて頂きました!

 

本堂は正面に階段から入ることが出来ません。代わりに右手に入口があるので、そこから本堂内へ入ります。

その前に、本堂脇の岩壁が迫力満点でめちゃくちゃ感動しました~!!

岩壁の手前の池に縁結びの橋がかかっていて、その先に縁結地蔵さまがいらっしゃいます。

岩の上に建つ仏像も!!凄いなぁ

岩壁の奥に水かけ観音さまもいらっしゃいます。

この向かい側にある本堂への入口から本堂内へ入りお参りさせて頂きました!

御朱印

御朱印は本堂内で頂くことが出来ます。

西国三十三観音の御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

「大悲殿」と書かれている御朱印です。御朱印と合わせて「浄」の文字が書かれている散華を頂きました!

近江(滋賀)の西国三十三観音の札所限定!「土鈴 浄土の鳥」

滋賀県(近江)にある6箇所の西国三十三観音の札所。それぞれの札所で浄土の鳥と言う、極楽浄土にいると言う6種類の鳥の土鈴を頂くことが出来ます。値段は1つ800円です。

32番札所である観音正寺で共命之鳥ぐみょうのとりの土鈴を頂くことが出来ます!

 

共命之鳥

頭を二つ持ち、体が一つの鳥。それぞれ個性をもっており、「もう片方が邪魔に感じ毒を盛る。すると自分まで死んでしまった。」というお話が残っている鳥で、共に生きていることを教えています。

6羽の鳥の土鈴を並べてみた

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

水彩画入りオリジナル御朱印帳がオススメ!

私の場合は、他の方が使っている納経帳を見て、札所に必ずあるかわからなかったので、ネットで購入してから発願しました。それがこちらの納経帳です。

札所の詳細だけでなく、そのお寺の水彩画が描かれているものです。見返した時に、すぐ境内の様子を思い出すことも出来るのでオススメですよ〜!

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アクセス

住所 滋賀県近江八幡市安土町石寺2
電話番号 0748-46-2549
拝観時間 8:00〜17:00
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
拝観料 大人 500円/中高生 300円/小学生以下 無料
駐車場 600円
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車で行くのがおすすめです
公式サイト こちら

西国三十三観音まとめ

今まで訪れた場所はもちろん、西国三十三観音のお寺をすべて簡単にまとめた記事もあるので、興味がある人は是非こちらもチェックしてみて下さい!

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ちく

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合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

近江八幡市にある「桑実寺」「長命寺」「藤ヶ崎龍神社」「日牟禮八幡宮」「妙法寺」「瑞龍寺」「安土城跡」「摠見寺」「奥石神社」

観音正寺の更に奥へ行くと桑実寺があります。

西国三十三観音の札所である長命寺があります。琵琶湖のほとりに藤ヶ崎龍神社があります。

他にも有名な日牟禮八幡宮があり、その周辺には妙法寺瑞龍寺があります。

他にも織田信長公のお城で有名な安土城跡をはじめ摠見寺、奥石神社、長光寺があります。

その他の滋賀の神社仏閣まとめ

その他の滋賀の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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