ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは滋賀県彦根市にある天寧寺です!
彦根の中心地から少し離れた小高い場所にあるお寺で、迫力満点の五百羅漢を見学することが出来るお寺ですよ〜!!
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:聖観音菩薩
- 宗派:曹洞宗
- 山号:萬年山
- 寺号:天寧寺
- 創建:1819年頃
- 開基:井伊直中公
御由緒
井伊直弼公の父である直中公が自分の過失で手打ちにした腰元と初孫の菩提を弔うため、禅宗界屈指の名僧寂室堅光禅師の勤めで発願建立した。
1819年の春、男子禁制の槻御殿(現在の楽々園)で大椿事が持ち上がった。奥勤めの腰元若竹が、お子を宿しているらしいという風評が広まり、それが藩主の耳にも届いたのである。大奥の取締のためにも相手の名を詰問したが、口を固く閉ざして相手を明かさない。遂には不義はお家の法度であるという掟によりお手打ちということになった。後になって若竹の相手が長男直清であったといことが明らかになり、直中公も不知とはいえ若竹と腹の子(初孫)を葬ったことに心を痛め追善供養のため、京都の大仏師駒井朝運に命じて五百羅漢を彫らしめ安置されたのである。
※天寧寺 リーフレットより一部抜粋
実際の様子
外から見た羅漢堂とその周辺
拝観受付を済ませ、境内へ。まずは受付のすぐ隣にある羅漢堂へ向かいます。
柱が立派な建物です。出入口は1つのみで、拝観料を支払うと誰でも入ることが出来ます。
羅漢堂の隣にいらっしゃる立派なお地蔵さま。
改めて、こちらが正面から見た羅漢堂です。正式には仏殿という名前のお堂なのですが、五百羅漢が並ぶことから、羅漢堂の名で親しまれています。
羅漢堂への入口はこちらの正面ではなく、右手側、拝観受付から入ったすぐの場所にある扉になります。
羅漢堂の左手には様々な石碑があります。
こちらはそのうちの1つである井伊直弼公供養塔です。
圧巻の五百羅漢像
羅漢堂の中へ入ると、中央に羅漢堂の御本尊であるお釈迦さまがいらっしゃいます。その周りには十大弟子が並び、更にその周りに五百羅漢像が並んでいるのです。
正面だけでなく、左右にもとにかくたくさんの羅漢像が並んでいます。
▼パノラマ機能で撮影した羅漢堂内の様子
1体1体、個性的な羅漢像の中からこちらの2体をピックアップ!
優しそうな表情に惹かれました。2人目の方はうさぎを抱えています。
近江七福神の布袋尊
羅漢堂の裏手に近江七福神の布袋尊が祀られています。
1.2メートル、重さ300キロと言う、木造の布袋尊で日本一の大きさを誇る布袋尊と言うことで、御利益も超大型と言われています。
おへそに触ればへそくりが出来、扇にさわれば福きたり、袋に触れば病気を封じる、と触った場所によって得られる御利益が異なる福徳円満の神様として大人気の布袋尊です。たくさんの人が触っていったことにより、金が剝がれて黒くなっている部分もあります。
その表情も個性的です!
らかん石庭と本堂と桜
羅漢堂の裏手、布袋尊の奥にはらかん石庭と呼ばれる庭園があります。その奥に見える、鉄骨で囲まれているのが天寧寺の本堂(法堂)です。
石庭の隣から見ると、お寺の境内から彦根の街を見渡すことが出来ます。ちょうど桜の季節で桜と共に彦根の街並みを楽しむことが出来ました!
中央あたりに小さく彦根城が写っている1枚
本堂脇から見た景色
更にその先にも道が続いています。この先には檀家さんのお墓が並んでいました。
御朱印
御朱印は拝観受付で頂くことがが出来ます。拝観料を支払う際、合わせて帳面を預け、帰りに受け取る流れになっています。
拝受可能な御朱印は五百羅漢と布袋尊の2種類です。希望のものを選んで拝受しましょう。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
五百羅漢の御朱印を拝受しました!
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 滋賀県彦根市里根町232 |
電話番号 | 0749-22-5313 |
拝観時間 | 9:00〜17:00 |
拝観料 | 400円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR琵琶湖線「彦根駅」より 徒歩17分 |
公式サイト | ありません |
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