【四国八十八ヶ所/三好】第66番 雲辺寺へ行ってきた【香川/徳島の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは徳島県三好市にある雲辺寺うんぺんじです!

四国八十八ヶ所 第66番札所になっているお寺で、香川県観音寺市から続くロープウェイで行くことが出来る、山頂にあるお寺です。

MEMO

ここに文章

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:千手観世音菩薩
  • 宗派:真言宗御室派
  • 山号:巨鼇山
  • 院号:千手院
  • 寺号:雲辺寺
  • 創建:789年
  • 開山:弘法大師

御由緒

寺伝によれば、789年に佐伯真魚(後の空海・弘法大師)が善通寺建立のための木材を求めて雲辺寺山に登り、この地を霊山と感得し堂宇を建立したことを起源とする。

 

※Wikipediaより一部抜粋

実際の様子

雲辺寺ロープウェイに乗ってお寺を目指そう!

香川県観音寺市にある雲辺寺ロープウェイ。日本最大級の規模を誇るこちらのロープウェイに乗ることで雲辺寺までサクっと行くことが出来ます。

ロープウェイ乗り場の入口でしろくまとうさぎの像がお出迎えしてくれるぞ!

乗車券を買って早速乗るぞ!!奥に海が見える!!

ロープウェイは一部、下が見える柵のみになっている部分があります。高所恐怖症の人はヒヤッとするかも?個人的にこういうところを覗くのが好きなのでワクワクしました。

こちらの黄色いロープウェイに乗っていました!

雲辺寺ロープウェイプチMEMO
  • 営業時間:3月~11月 7:20~17:00/12月~2月 8:00~17:00
  • 運賃:大人 往復2200円/片道1200円・中高生 往復1650円/片道900円・小学生 往復1100円/片道600円
  • 小学生未満は乗車券1枚につき1人まで無料
  • ペットは無料

ロープウェイの山頂駅周辺と県境

ロープウェイの山頂駅を出ると紫色のお花がたくさん咲いていました。ギボウシと言う名前のお花でその奥には五百羅漢像の一部が見えています。

うさぎの形の椅子があったり

手の形の椅子があったり

おむかえ大師像もあります。ロープウェイの駅周辺がまず見どころ満載です!

ここには県境があります。徳島県側に雲辺寺が続いていて、香川県側を奥へ進んでいくと天空のブランコがあります。

雲辺寺の五百羅漢

おむかえ大師像を起点に雲辺寺境内へ続く道の途中には五百羅漢像があります。本当にたくさんの像があるので、その中から個人的に面白いと思ったものをピックアップしてお届けします。

もうこの像を見ているだけで1つとして同じものはないんだろうなぁと伝わるくらいには個性的なことを感じて頂けるのではないでしょうか…?

下るように下へ進んでいくと、途中に涅槃像と石塔があります。

その周辺には大量の五百羅漢像があるのでした。

車道にもなっている道の左右にも五百羅漢像が並んでいます。

後ろから見ると羅漢像が何かを観戦しているように見える…

この像の強者感が凄い!!

仁王門と手水舎周辺

五百羅漢像を抜けると雲辺寺の大きな寺号標がありました。

その隣にあるのがこちらの手水舎です。

手水舎の手前には茄子の形の石板があります。石板には厄年の年齢が書かれているのでした。

その隣にあるのが仁王門

とても立派な仁王門で、この先を進んでいくと大師堂に着きます。

大師堂の前に本堂へお参りしたかったので、仁王門の左手にある緩やかな坂道を進みました。

この石灯籠が並ぶ道の先にに雲辺寺の本堂があります。

本堂周辺

こちらが雲辺寺の本堂です。

こちらへ参拝させて頂きました!

 

本堂のそばに天祐のかめの像があります。

更にその左手にもお堂が並んでいました。

このお堂のそばにあるのがおたのみなすの像です!なすに張り付けられている白い札のような紙は全て願い事が書かれています。

ナスが「成す」とかかっていることからナスの形をしている像で、頼みごと(願いごと)を成す御利益があると言われています。像の真ん中に開いている穴をくぐり、その先にある椅子へ腰をかけると御利益倍増なのだとか!!

おたのみなすに貼る願い札やナスの形の絵馬、ナスの形のお守りもあるぞ!

ちく

大師堂周辺

本堂の右手に大師堂へ続く案内板があります。

緑に囲まれたこの道を進んで行きましょう。

こちらの道は緩やかな石段となっています。

その先にある大師堂がこちら。

大師堂のそばに五社大権現を祀る祠もあります。

絶景が広がる場所「雲辺寺山頂公園」

雲辺寺へ参拝後にやってきたのは雲辺寺山頂公園です!ロープウェイの山頂駅を雲辺寺側と違う方向へ進んでいくとこちらの公園へ辿り着くようになっています。

青空の下、芝生が広がる景色の中に色々気になるものが見えてきました!

左側に見える白いバスは雲辺寺コーヒーの店舗です!

雲辺寺コーヒーの営業日時
  • 営業時間:平日 11:00~16:00/土日祝 10:00~16:00
  • 悪天候時のみお休み
  • 最新情報を公式インスタグラムで告知しています

雲辺寺コーヒーのそばにある雲のモニュメントと椅子。

思わずこぎたくなるような天空のブランコは、ここで一番人気のフォトスポットです。

このブランコ、大人も乗れます!

ブランコの奥には観音寺市の街並みを見渡すことが出来ます。

ブランコの前に立つと右奥にロープウェイの山頂駅が見えました。

天空のフォトフレームもあるぞ!

更にもう1つ、ブランコがあります。違った画角で景色を楽しみながらブランコをこぐことが出来ますよ~!

今は使われていないリフト乗り場の柱。

このそばにはハートのブランコがありました!

ベンチもあるので、ここで座って休憩するのもおすすめです。

奥に見える大きな像、気になる!!と言うわけで次はこの像を目指します!

毘沙門天と展望台

巨大な像の正体は毘沙門天!こちらの毘沙門天は展望館の屋上に立っています。

毘沙門天の下にある展望館の中には七福神の絵が飾られています。螺旋状になっている廊下を歩いて上を目指すのですが、途中に四国八十八ヶ所の絵が1番札所から順に並んでいるのが特徴的です。

毘沙門天の足元へ到着!

こちらも展望台となっているので景色を楽しむことが出来ました!

御朱印

御朱印は本堂のそばにある納経所で頂くことが出来ます。

拝受可能な御朱印がいくつかあるので、希望のものを選んで拝受しましょう。

今回頂いた御朱印/四国八十八ヶ所

今回頂いた御朱印のうち、四国八十八ヶ所の御朱印はこちら。

値段は300円。

 

左上に押されているのは弘法大師御誕生1250年記念印です!和4年6月から令和6年12月末までの限定印となります。

弘法大師御誕生1250年記念印について

今回頂いた御朱印/切り絵

今回頂いた御朱印のうち、天祐の亀の切り絵御朱印はこちら。

値段は600円。

 

いくつかの色がある中から、こちらのクリーム色に近い色のものを拝受しました!

四国八十八ヶ所専用納経帳と御影

四国八十八ヶ所の専用納経帳の中から私はこちらの納経帳(御朱印帳)をチョイスしました!各お寺ごとに境内の絵や御本尊などが書かれているものとなっています。

八十八ヶ所分の納経帳なのでとても分厚いです…!表紙にビニールカバー付きです!

御朱印を拝受すると御本尊の分身である御影を一緒に受け取る形となります。こちらの写真の白い紙が御影です。

右下のカードは弘法大師御誕生1250年記念で御朱印を拝受すると頂くことが出来る記念カードです!令和4年6月から令和6年12月末まで頂くことが出来ます。

限定御朱印情報

紫陽花や紅葉の時期に合わせて限定御朱印が登場します。

最新情報は公式インスタグラムをチェック!

雲辺寺 インスタグラム

四国八十八ヶ所は誰でも気軽にはじめることが出来るぞ!

今まで日本百観音(西国三十三観音•坂東三十三観音•秩父三十四観音)を巡礼し、結願することが出来た私 ちく。

「せっかく四国に来たし四国八十八ヶ所も始めてみようかな?」と思い立って巡礼を始めました。

1番札所から発願する方、納経帳(御朱印帳)をはじめ巡礼用の持ち物を用意してから行く方が多いと思います。

が、私は本当に思い立って始めようと思ったので、最初に訪れたお寺も1番ではなく83番の一宮寺でした。こちらのお寺の納経所で「四国八十八ヶ所の巡礼はどこから始めても大丈夫ですよ」と優しく教えて頂き、御影を保管する用の封筒を頂いたり、巡礼について書いてあるリーフレットを頂いたりと、とても詳しく教えて頂きました

せっかく四国に来たし、はじめてみようかな?と言う人も優しく迎えてくれるのが、今の時代なんだなぁとほっこりしたのを覚えています。ご縁があり、四国へ訪れる方はぜひ、気軽に四国八十八ヶ所巡りをはじめることをおすすめします!

御朱印を拝受したい!と言う方も専用の納経帳(御朱印帳)はどこのお寺でも取り扱っているので、一番最初のお寺で拝受するのもおすすめです。自分好みの御朱印帳ではじめたい!と言う方は事前にネットで購入することをおすすめします。

御朱印を拝受すると御本尊の分身である御影も合わせて頂く形となっています。御影も専用のファイルがあるので、興味がある方はぜひ合わせてこちらの購入もおすすめします。

お寺の方が言っていましたが、御影のファイルも御朱印帳と同じくらいの金額なので、とりあえず手元に保管したい方は百均のポケット付きのファイルに入れている方も多いとのことでした!

巡礼も全ての場所に歩いて回るのではなく、車や自転車、巡礼専用タクシーもある時代なので、自分に合った巡礼の仕方で、自分流に巡礼するのもおすすめです。私はレンタカーを活用しまくりました。


中にはロープウェイで山頂まで行くお寺もあったりするので、全て徒歩で回るのは、本当に大変だと思います…!

ちく

本格的に「お遍路さんをやるぞ!」と言う方はネットショップで必要なものを一式揃えられる時代となっていますよ〜!

アクセス

住所 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763
電話番号 0883-74-0066
開門時間 24時間
御朱印受付時間 7:00〜17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト 公式インスタグラムはこちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

観音寺市にある「観音寺」「神恵院」「高屋神社」「萩原寺」「粟井神社」

同じ観音寺市に四国八十八ヶ所の札所である観音寺、神恵院をはじめ、他にも高屋神社、萩原寺、粟井神社があります。

その他の香川の神社仏閣まとめ

その他の香川の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

香川はちょっと遠いけど気になる、行ってみたい!と言う人は旅行へ行きましょう!

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