ども!ちく(@chikuchanko)です。
この前、クリームソーダのことを調べていたら、とても素敵な本をAmazonで見つけて、即購入しました。
その名は
なにこの名前。クリームソーダ好きとして見逃すわけないやん。めっちゃ気になっちゃうやん。
そんなわけで即購入〜!
2018年8月8日に発売されたばかりの情報が比較的新しい本です。
この記事では、この本を読んだ感想を書いてオススメしたいと思います。
目次
まずは著者 難波里奈さんについて
私、この難波里奈さんの本を買うの、今回が初めてではないのです。
今回で2度目でした。
はじめて買った本は「純喫茶、あの味」という本。
この本は、コーヒーやカレー、トースト、クリームソーダ 、プリン、パフェなどのメニュー別にオススメ店をピックアップして紹介している1冊です。
この本を見つけたきっかけは、新橋のジャンボプリンのお店ヘッケルンでした。
ヘッケルンの店内に、この本が置いてあり、そこで読んだのがきっかけです。
家でじっくり読みたいと思い、購入しました。
ちなみにヘッケルンは、この本の中で、プリンがオススメのお店になっています。
今回のクリームソーダの本もそうですが、この人は喫茶店をこよなく愛する東京喫茶店研究所二代目所長さん。
他に出版している本も、喫茶店についての本ばかりです。
喫茶店好きな人は、この人の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
もし知らない人はこの記事をきっかけに知ってもらえると嬉しいです。
次からは本の見どころを紹介していきます!
クリームソーダ好きなら見かけたら絶対足を止める表紙デザイン
改めて、私が購入した1冊の表紙を撮影してみました。
まずこのスタンダードなグリーンのクリームソーダの表紙に惹かれます…
裏表紙はグリーンとピンクのクリームソーダ。
表紙を王道で飾り、裏をめくると、ピンクのクリームソーダなんてあるんだ!と思わせるところがうまいですよね。
クリームソーダにちょっと興味があっだけで、あまり縁のなかった人も気になってしまうようなデザインになってます。
しかも帯がまたたまらんのですよ!
クリームソーダって、1つとして同じもの無いんです。
それぞれお店にそれぞれ個性があるんです。
グリーンのクリームソーダを並べてそれを伝えている帯です。
この並んでるの見るだけで眼福やわ…
そして最後に再び表紙のクリームソーダの話をします。
そもそも、クリームソーダといえば、グリーンのソーダにバニラアイスがのっていて、更にさくらんぼがトッピングされているものを連想する人が多いのではないでしょうか?
この表紙のクリームソーダもそんな誰もが連想するクリームソーダかと思いきや、実は違うんです。
バニラアイスの上に、更にホイップがのってるんです。
よく見るとスタンダードではないけど、一見スタンダードなクリームソーダを表紙にすることによって、様々なクリームソーダファンの心を鷲掴みにしてしまう表紙なのです。
ちなみに表紙は広島県、裏表紙は岐阜県の喫茶店です。
有名な都市ではなく、少し都会から離れた場所が表紙と裏表紙を飾っていると言うのが良いですね〜
東京だけじゃない!北海道から九州まで、全国の選りすぐりのクリームソーダを紹介しているので、どこに住んでいる人でも楽しめる!
関東に住んでいるからかもしれませんが、純喫茶って東京の下町に多いイメージがあります。
なので、こう言う本で紹介されるのって、東京中心なのかな〜?って思ってたんですよ。
違いました。
まず最初に紹介されてるの、北海道でした。
見ていくと、東北に続き、関東、中部、関西とどんどん進んでいきます。
どこに住んでいる人でも参考にすることが出来てしまうのです。
ちなみに私の住んでいる茨城も載っていました。
しかも知らないお店!
今度行ってみようと思います!!!
喫茶店の紹介の途中に、コラムもあります。
コラムではソーダに使われるシロップのことが書かれていたり、駄菓子屋さんに売っている水を入れるだけとメロンソーダが出来るお菓子の話をしていたりと、全国のお店紹介だけでない飽きさせないお話も載っていました。
クリームソーダが好き&興味がある人なら聞いたことのあるお店の情報や写真にもこだわりがある!
クリームソーダの有名店と聞くと、どこが浮かびますか?
クリームソーダ専門店と呼ばれる京都のSHIN-SETSUを連想する人が多いのではないでしょうか?
もちろんSHIN-SETSUのことも書かれてます!
他にも東京のさぼうるや宝石箱、gionなどの有名店も載ってますよ〜
しかもどのお店も最新の情報が掲載されているのでとっても参考になります…!
特にさぼうるは私が来店した時は、4種類のクリームソーダしかありませんでしたが、現在は6種類に増えたのだそう。
新しい2種の誕生秘話も載っていました!
クリームソーダの種類が豊富なお店の紹介は、全てのメニューを並べる圧巻の写真が載っていて、みるだけでなんだかテンション上がります。
グリーンのスタンダードなクリームソーダも、お店によってソーダだけを写した写真があり、その綺麗な色をよく見ることが出来ます。
実際にそれぞれのお店のマスターに取材して書かれているので、こだわりのお話なども満載です。
お店によっては、クリームソーダだけでなく、店内の内装の写真や、他のメニューの写真もあります。
マスターのお話や難波さん自身が気になったものを元に、そのお店のこだわりポイントを丁寧に書いているのも魅力の1つです。
個人的感想まとめ
たくさんのクリームソーダを見ているだけで眼福でした…!!!
そしてクリームソーダの作り手であるマスターたちと難波さんのお話がとても参考になり、勉強になりました。
クリームソーダを作っている人の気持ち、それぞれのお店に対するマスターたちの思いやこだわり、全部違って全部良い!
中には、マスターがシロップを入れたり炭酸水を入れたり、アイスをのせたりとクリームソーダを作っている過程の途中の写真が載っているお店もあり、なかなか見る機会がないワンシーンを見ることが出来るページもありました。
お店によっては作っているところを見せてくれるところもありますが、写真を載せることでその瞬間を永遠に残すことが出来ると言うのが素晴らしい。
クリームソーダは出来る途中の様子も綺麗で良いなぁと再認識しました。
私は写真を撮ったり飲むだけで、実際にマスターたちにお話を聞くことはほぼ無いので、行ったことのあるお店の場合は特に、こんなこだわりがあったのね〜と思い、再び来店したくなりました。
お店によっては後継者がいないお店もあり、喫茶店はどんどん少なくなってしまっていると言う寂しくて悲しい事実も書かれています。
来店したことがないお店がほとんどでしたが、どのお店も長く続いて欲しいと思います。難波さんもそう思っているのだと言うことが本を読んで伝わってきました。
そして本の中にたくさん並ぶクリームソーダを見て思ったことが
全部違って全部良い
この一言に尽きます。
全国にはクリームソーダを提供するお店がたくさんあると思います。
でもどのクリームソーダもお店ごとに全然違う。
それは見た目だけでなく、ソーダの味、アイスの種類だったりと、クリームソーダの可能性って無限大なんですよね。
シロップの味の濃さもお店によって違いますよね、それってそれぞれのお店のこだわりだったんです。
マスターが思う理想のクリームソーダがそれぞれのお店の1つの個性になっています。
それが1つ1つ違って、それでも全部良いなって思える。
やっぱり私はクリームソーダが大好きなんだなぁと実感しました。
気になった人は是非購入してみて下さい!
改めてこの本を読んでクリームソーダが好きという気持ちを再認識できた気がします。
この記事を読んで、また、もともと気になっていた人は是非この本を買って読んでみて下さ〜い!
書店に見当たらない時や急いでいない人はamazonで買うのオススメですよ〜!
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