【激痛との戦い】人生はじめての親知らず抜歯体験談を語る#1

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

突然ですが、みなさんは親知らず、生えていますか?

 

私は上の2本は生えておらず、下の2本は真横に生えるという、ちょっと特殊な生え方をしています。

下の親知らずのうちの片方が、悪さをしており、歯の痛みに悩まされる日々が続いていることから、親知らずを抜歯することになりました。

 

親知らずとの激闘実録レポを治療が終わるまで、何度かに分けて書いていこうと思います。

治療が終わり次第完結予定です。

 

これから親知らずを抜こうと思っている人、そもそも親知らずってどんなもの?と思っている人、様々な人に参考にして頂けると嬉しいです。

タイトルからもなんとなくわかると思いますが、私の親知らずとの戦いは激痛との戦いでした。

あくまでみんながそうだと言うわけではないと思うので、1つの参考として見て頂けると嬉しいです。

ちく

注意

リアルな体験談です。

痛いお話なども書いているので、流血表現が苦手!痛そうな話は無理!と言う人にはオススメできない内容となっています。

▼第2回 抜糸翌日から抜糸当日編

▼第3回 1本目を抜歯してから1ヶ月くらいの簡単な記録

▼番外編 1本目の親知らずを抜いてから2ヶ月の様子と親知らずを抜いたメリットとデメリット

そもそも親知らずって?

親知らずを知らない人に簡単に説明すると、最も遅く生えてくる奥歯のことです。

親知らずは、生えてこない場合もあれば、突然大人になってから生えてくる場合もあり、人によって様々です。このことから、人によっては生涯、親知らずに特に悩むことなく過ごす人もいるようです。

 

親知らず、他の普通の歯と同じように、真っ直ぐに上を向いて生えてきてくれればありがたいのですが、場合によっては変な生え方をする場合もあります。

正しく生えてこないことにより、隣の歯や神経を圧迫し、痛みが生じることがあります。

こうした痛みは、親知らずを抜歯しなければ改善しません。

 

このことから、親知らずに悩まされる人は、親知らずを抜かなければならないと言うことになるのです。

だいたいの場合、親知らずを抜く際、周辺の歯肉を切って歯を抜き、縫って貰う、と言う流れになるので、聞くだけで痛そうなイメージがあります。

抜いた後は数日、ほっぺたが腫れたり、麻酔が切れて痛くなったりと言う話をする人も。

とにかく、親知らずとの戦いは、人類にとってなるべく避けたい怖いものだと思うのです。※あくまで個人的な意見です

私が親知らずを抜くことになった経緯

2年くらい前から、かかりつけの歯医者さんに「下の親知らずの生え方が良くないので、抜きますか?」と言われていました。

しかし、特に痛みがあったりするわけでもなかったのめ「そのままで大丈夫です〜」と軽く答えていました。

 

事件が起こったのは2019年12月のことです。

ある日突然、下の奥歯が痛くなりました。

口の中を噛んでしまったりなど、そんなことをした覚えもありません。本当に突然のことでした。

なんだろう?と思い、鏡で痛い部分を見てみると、歯茎がものすごく腫れていました。

なにこれ?!と思い、歯医者さんにすぐ相談しにいきました。

 

歯医者さんに見て貰うと、親知らずの生え方が悪く、隣の歯との間に小さな隙間が出来てしまい、そこにばい菌が入ったせいで歯茎が炎症を起こしてしまったことが原因だと言われました。

治療自体は簡単で、消毒をしてもらい、あとは処方された抗生物質で菌を取り除くだけでした。

歯医者さんに行って数日後には治りましたが、この炎症は、親知らずが生えている限り、またいつでも起こりうるものだと言われ、抜くことを決意しました。

神経の痛みって、すっごく痛いんです。

怪我をしているわけではないのに、ジンジンとした痛みがずーっと続きます。地獄だよ…

ちく

いざ、親知らずを抜きに行くぞ!〜ハプニング発生〜

痛みから解放されたい!そんな一心で親知らずを抜くことを決意した私。

かかりつけの歯医者さんに、親知らずの抜歯をお願いしました。

 

すると「うちじゃ無理なので、大学病院への紹介状を書きます。そこで抜いてきて貰えますか?」と言われました。

相当生え方が悪かったみたいです。普通の生え方の親知らずなら、次回抜きますね〜みたいな軽い感じになるらしいのですが、歯科医ではなく、口腔外科医じゃなければ抜けないものとのことでした。

 

紹介状を書いて貰ったら、自分で大学病院へ予約の電話をかけます。

だいたいの大学病院は予約専用の電話番号があるので、そこにかけることになります。

土日祝日は電話受付をしていないので、平日の午前中に電話してみました。

 

が、回線が混み合っていて繋がらない…

予約をしたい人が殺到し、だいたい朝イチ〜10時くらいまでは回線が混み合うことが多いようです。

何度も時間を見ては電話をかけ直した私。

午後2時半頃にやっと繋がり、予約したいと言う話をしました。

 

電話したのが1月中旬だったのですが、予約で入れる日付が4月下旬だと言われました。まさかの3ヶ月待ち。

まぁ予約が取れないんだから仕方ない…と、3ヶ月待つことにしました。

 

時は経ち、2月中旬頃。前回、炎症を起こした親知らず周辺の歯茎がまたもや痛くなってきました。

我慢出来ず、再びかかりつけの歯医者さんに診てもらうと「親知らずを抜くまでは消毒と鎮痛剤で痛みを抑えることしか出来ない」と言われました。

あと2月もこの痛みを放置しなきゃダメなの…?と思い、ダメ元で大学病院へ、予約をもう少し早くして貰えないか、電話してみることにしました。

すると、たまたま「キャンセルが出たので3月11日なら大丈夫です」と言うありがたいお返事を頂きました。

 

と、言うわけで抜く前からちょっとハプニングがありつつ、なんとか今日という親知らずを抜く日を迎えたのです。

親知らずとの戦い〜めちゃくちゃ痛かった抜歯〜

痛みが酷い時は、処方された鎮痛剤を飲み、親知らずを抜歯する当日を迎えました。

大学病院へ行き、担当の先生に診てもらい抜くことに。優しそうな先生だったので、怖い人に当たらなくて良かったなぁとちょっと安心しました。

抜く前に、こんな感じで抜くよ!抜いた後はこんな感じの症状が出るかもしれないよ!場合によっては抜くのを途中でやめるかもしれないよ!などなど、様々な注意事項の説明を受け、いざその時がやってきたのです。

 

まずは麻酔をされます。はいもうこの時点で麻酔痛い

虫歯の治療で麻酔をされたことがある人ならわかると思いますが、麻酔が効くまでは麻酔の注射を刺されるだけで痛いです。

なんとなく察して頂けたと思いますが、私は注射が大の苦手です。

ちく

2本の麻酔をされ、それが効いてきたタイミングでいざ治療開始です。

 

「それでは親知らずを抜いていきますね〜」と言う先生の声の後、虫歯の治療でも聞いたことがないようなドリルが回転する音が聞こえてきました。

何が起こってるんだ???と言いたくなるほどのヤバそうな金属音です。

でも痛くない。そりゃ麻酔したもの。

 

ただ最初に気になったのは、ドリルの回転音と共に、物凄く鉄のような臭いがする液体が飛び散っていたことくらいです。

私の歯肉から出てるですね。最初はここの医療器具はずいぶん鉄くさいんだなぁと思いましたが、途中から血だと気付きました。血ってこんなに金属っぽい臭いなのね。

 

親知らずの抜歯は、スポーン!と綺麗に抜けるわけではありません。※これは多分生え方によるのかもしれません

削って削って、少しずつ抜いていきます。

どんどん抜歯が進み、歯の根っこの方になってくると、めちゃくちゃ力を入れられて、グリグリ押されます。

途中から、押されたあたりの神経がめちゃくちゃ痛くなってきました。

痛かったら手をあげてと言われていたので、すぐに手をあげました。

すると、追加の麻酔しますね〜と流れるように注射をされました。

 

そして再びグリグリされます。バキッ!と言う折れたような音がしたりすることもありました。

「親知らずは無事抜き終わりました。縫ったらおしまいです」と説明を受け、歯茎を縫われて、親知らずの抜歯は終わりました。

 

抜き終わってしばらくは、ガーゼを噛んで止血をします。帰ってからまた出血量が多くなる可能性があると言うことで、予備の止血用ガーゼを1枚もらいました。

止血している間は特にすることがないので、周りを見渡します。自分の近くに、血塗れになった親知らずが置かれていました。ひえぇ…

 

頃合いを見て、一度口をゆすぎ、アフターケアの説明などをされます。

今日は激しい運動や湯船に浸かるのはダメ、ストローを使って飲み物を飲むのはダメ、痛い部分をアイスノンなどで冷やすのはダメなど、色々なことをするのはダメだと言うことがわかりました。

鎮痛剤と抗生物質を出すから、鎮痛剤は痛くなったら、抗生物質は飲み切って化膿止めして下さいと言われました。

 

この説明を受けている間も、歯を抜いたところが痛かった。

最後に何か質問はありますか?と言われたので、既に歯が若干痛いです…と言ったら、鎮痛剤を処方されたらすぐに飲んで下さいと言われました。

痛いからと言って術後に更に麻酔を追加するほうが治りが遅くなるそうです。

 

と言うわけで、お会計をした後はすぐに薬局で薬を貰い、鎮痛剤を飲みました。

鎮痛剤を飲んでも、これを書いている今もジンジンとした痛みがあります。痛みが緩和されただけでした。

ちく

抜歯は凄く痛かったけれど、先生と助手さんが凄く優しくて定期的に「痛いのは平気ですか?」「もう少しで終わりますからね」と声をかけながら対応してくれたので、緊張は不思議と和らいでいました。良い人たちに診てもらえて良かったのが、今回の唯一の救いです。

親知らずとの戦いを終えてはじめてのお昼ご飯

朝一番で抜歯をしたので、お昼前には家に帰ってきました。

どれだけ歯が痛くなるか予想が出来なかったので、病院までの運転は予め旦那に頼んでいました。

今思えば、いてくれて本当にありがたかったです。痛みに耐えつつ運転するのは辛いわ…

 

抜歯後はご飯を食べるのも大変になるだろうと言う話を聞いていたので、あらかじめインスタント麺を用意していました。

日清のどん兵衛、味噌ラーメン、チキンラーメンたち

お茶碗に入るくらいの小さいサイズのインスタント麺です。

 

とりあえず大好きなチキンラーメンを1袋開けて食べました。めっちゃうま〜!!!!

良かった、歯は痛いけど、ご飯を美味しいと感じる元気はあるぞ!

歯を抜いた方をなるべく使わないように気をつけながら食べました。

お茶碗サイズのラーメン1袋だと、食べ足りないくらいの量だったので、どん兵衛も一袋食べることに。

ゆずの香りがする美味しいおだしのうどんでした!こちらも良き!

特に鎮痛剤で胃に負担がかかるので、うどん類は胃にも優しいからオススメですよ〜

本当はもっと色々なものを食べたいのですが、やっぱり歯が痛いので、今日はあまり咀嚼しなくても良い麺類にお世話になろうと思います。

戦いはまだはじまったばかり

親知らずの抜歯、無事に終了しました。ですが戦いはまだはじまったばかりです。

 

親知らずを抜歯した後は、ほっぺが腫れることがあったり、熱が出てしまうこともあるのだそう。

無理をせず安静に過ごすことが大切です。

 

縫ったところの抜糸もあります。こちらは大学病院ではなく、かかりつけ医でも出来るとのことなので、そちらでやることになっています。

 

そして私には同じような生え方をしているもう1本あります。

つまりもう1本も抜歯することになっているのです。

もう1本の親知らずは特に今のところ悪さをしているわけではないので心配はないのですが、もう片方にかなり苦しめられたので、こっちも抜くことにしました。

そもそもな話、痛くなる前に両方の親知らずを抜いておけば、こんなに痛い思いもしなかったのかもしれない…

ちく

更に更に今回抜いた親知らずの隣の歯が虫歯になっていました。

こちらはかかりつけ医で虫歯治療をすることになりました。

親知らずが変な風に生えたせいで、隣の歯で歯ブラシがあたりにくい隙間が出来てしまったそうです。そのせいで知らぬ間に虫歯になっていたのです。

 

そんなわけで、今回、無事に親知らずを1本抜き終えましたが、まだまだ治療は続くのです。

もしかしたら明日の今頃には高熱で苦しいんでいるかもしれません。

そうならないためにも、今日は安静にして明日に備えたいと思います!

 

次回はかかりつけ医で抜糸をしたら書く予定です。

抜糸までにあったこと、抜糸した後はどう言う流れになるのかなどを書いていこうと思います。

【速報】2本目も抜いたぞ!!

この記事で書いた1本目の親知らず抜歯から約3ヶ月、2本目の親知らずを抜きました。そのレポも書いたのでこちらもぜひ。

この記事とは打って変わって違った苦しみを味わっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA