ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは大阪府藤井寺市にある道明寺です!
和菓子の桜餅の1種である道明寺はこのお寺の名前が由来なんですよ〜!神仏分離令が出るまで、近くにある道明寺天満宮の神宮寺であったお寺で、菅原道真公と縁があると言う珍しいお寺です。
聖徳太子霊跡 第3番札所、河内飛鳥古寺霊場 第5番札所になっているお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:十一面観音
- 宗派:真言宗御室派
- 山号:蓮土山
- 寺号:道明寺
- 創建:594年
- 開基:聖徳太子
御由緒
道明寺周辺は菅原道真の祖先にあたる豪族で、野見宿禰の子孫である土師氏の根拠地であった。推古天皇2年、聖徳太子の尼寺建立の発願により土師連八嶋がその邸を寄進して土師氏の氏寺・土師寺を土師神社(現・道明寺天満宮)の南に建立し、やがて神宮寺となった。当時は七堂伽藍や五重塔のある大規模なものであった。
延喜元年、大宰府に左遷される道真がこの寺にいた叔母の覚寿尼を訪ね「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな」と詠み、別れを惜しんだと伝えられる。この故事は、後に人形浄瑠璃・歌舞伎の『菅原伝授手習鑑』「道明寺」の場にも描かれている。道真の死後、天暦元年には道真自刻と伝える十一面観音像を祀って土師寺を道明寺と改めるが、これは道真の号である「道明」に由来する。この時同時に、土師神社内に天満宮も創建されたが、この後土師神社は天満宮が中心となっていった。
鎌倉時代には大和国西大寺の末寺となり、永仁6年に忍性によって鎌倉幕府の祈祷寺となり、引き続いて室町幕府の祈祷寺にもなっている。
天正3年には、高屋城の戦いの兵火で天満宮を含む寺の大部分が焼失するが、後に再興する。
正徳6年には石川が氾濫したため、道明寺を天満宮境内に移転させると、道明寺本堂が天満宮本殿のすぐ西隣に建てられるなど両者はやがて一体化していった。
1872年神仏分離することとなり、道明寺の五坊のうち二之室が神職家となって6月に天満宮は土師神社(現・道明寺天満宮)に改称する。翌1873年9月、道明寺はついに天満宮と分離し、東高野街道を隔てた西隣の現在地に移転した。
実際の様子
参道と山門
お寺の入口はこちら。
寺号などが書かれた大きな柱の先に参道が続いています。
参道の両脇には梅の花が咲いていました。
参道を進んで行くと山門があります。
山門をくぐった先は写真のように整備された境内が広がっています。
手水舎と本堂とその他のお堂
山門をくぐった先、すぐ左手にある手水舎。
四方をベンチに囲まれています。
手水舎の右隣、参道を進んだ先を左手へ行くとこちらの本堂があります。道明寺の境内で一番大きなお堂です。
こちらへ参拝させて頂きました!
山門をくぐった先に見えているのはこちらの護摩堂です。
護摩堂の周辺にも梅の木があります。
更に奥へ進んで行くと大師堂があります
大師堂の階段の両脇にはそれぞれキリンと犬の像があるのが特徴です。珍しいなぁ
御朱印
御朱印は本堂の右手前にある授与所で頂くことが出来ます。
私が伺った時は人が不在で頂くことが出来ませんでした。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 大阪府藤井寺市道明寺1-14-31 |
電話番号 | 072-955-0133 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00〜17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 近鉄南大阪線「道明寺駅」より 徒歩5分 |
公式サイト | こちら |
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