【大阪梅田】綱敷天神社/歯神社/御旅社へ行ってきた【大阪の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは大阪府北区にある綱敷天神社(@tunashiki)です!

梅田駅のすぐ近くにある御旅社おたびしゃ、そこから少し歩いたところにある歯神社はじんじゃ、更に歩いたところにある天神社の御本社ごほんしゃが全て綱敷天神社です。

 

この記事では全ての神社境内の様子をお届けします!

御旅社の概要

  • 御祭神:菅原道真公
  • 御利益:文道太祖、学問の神様、旅行安全
  • 例大祭日:7月15日
  • 創建:901年

御由緒

そもそもの由縁は、居間から一千年ほど昔の901年に道真公が無実の罪をきせられ京都より九州の太宰府へと左遷された途次に、当地で今を盛りと咲いていた紅梅に目を留められ、それをご覧になるため、乗ってこられた船の艫綱ともづな(陸と船をつなぐ綱)を円く円座状に敷いてその綱の上に坐られた故事に由縁します。

のちに道真公の冤罪が晴れると朝廷は道真公を天神様として祀る為、当地にも社殿を建立する事となり、現在の大阪市北区神山町にあった嵯峨天皇さまをお祀りする「神野太神宮」と「梅塚天満宮」とを合祀し、綱を敷いて坐せられた故事から「綱敷天神社」と社号を改め、神野太神宮を御本社、梅塚天満宮を御旅所と定めました。

この御旅所とは神様の別荘のような仮の神社を指す語ですが、当宮は天神さまの霊跡でもあることから、天神さまが常におられる御旅所として正式には御旅社と号します。この御旅社は明治初期頃に梅塚の地より、菜の花の名所であった茶屋町に移り、歯神社の社務所も兼ね、今では西日本一の繁華街の中に鎮座しておりますが、天神さまは今も昔も変わらず、梅田の街を行き交う人々を見守られておられます。

 

※御旅社 御由緒より一部抜粋

歯神社の概要

  • 御祭神:歯の神様
  • 御利益:歯痛止めなど、歯に関すること
  • 例大祭日:6月4日
  • 創建:江戸時代中期

御由緒

歯神社は元々、梅田界隈の田畑をお守りになられるお稲荷さんで、このお稲荷さんに大きな巨石があった事から、その巨石を御神体としてお祀りされたのが始まりと伝えられております。

江戸時代の中頃、この梅田を水没させるかのような大規模な洪水が発生した時、この巨石が水の流れを歯止めしたことから、歯止めの神様として慕われるようになり、それがいつしか歯止めが歯痛止めに通じるとして、幕末頃には歯痛止めの神様といて崇敬を集めるようになり、事実、参拝され御神体のかけらと伝えられる「なで石」をさすった手で、歯の痛いところに当てると、歯の悩みが軽くなったという人々の言い伝えも残っております。

 

※歯神社 御由緒より一部抜粋

綱敷天神社 御本社の概要

  • 御祭神:嵯峨天皇、菅原道真公
  • 御利益:書道や平安文化の神様(嵯峨天皇)、学業成就(道真公)
  • 例大祭日:7月15日
  • 創建:843年

御由緒

当宮は今から一千二百年ほど昔の822年に、嵯峨天皇さまが当地「兎我野とがの(現在の梅田)」に行幸あそばされた事に由来し、嵯峨天皇さま崩御の後に、皇子、源融みなもととおる公が、御追悼の為、843年に嵯峨天皇さまをお祀りする社殿を当地に創建、天皇の御名をとって「神野太神宮」と号し奉祀した事に始まります。

その58年後の901年に、学者であり政治家でもあられた菅原道真公が、無実の罪により京都より太宰府までの左遷の途次、この地で今を盛りと咲いていた紅梅に目を留められ、それをご覧になるため船の艫綱ともづな(陸と船をつなぐ綱)を円く円座状に敷いてその綱の上に坐られた故事に由縁より、「綱敷天神社」と称されるようになりました。また、その紅梅は後世に「梅塚」と呼ばれ、勅旨によりこの梅塚を綱敷天神社の御旅社として祀り、その呼び分けの為に当宮は御本社とも称されるようになりました。

ちなみにこの梅塚が「梅田」の梅の字の由来となったとも云われ、当宮の別称である北野(喜多埜)天神から、梅田周辺をキタと呼ぶようになったとも言われています。

 

※御本社 御由緒より一部抜粋

実際の様子

御旅社の様子

まずは御旅社から紹介していきます!

梅田駅から歩いてすぐの場所にある御旅社の鳥居はこちら。

立派な額がついた鳥居の右隣には「綱敷天満宮御旅社」と書かれた社号標もあります。

鳥居の先に階段が続いているので、この先を進みましょう。

鳥居のすぐ奥に狛犬がいます。

 

階段を上った先、すぐの場所に社殿があります。

手水舎で手を清めた後、こちらへ参拝させて頂きました!

 

手水舎は社殿の左手を進んだ先にあります。

更に、天神さまらしさを感じる撫で牛もいました!

更に、手水舎の近くに境内社である玉姫稲荷神社があります。

御祭神は玉姫稲荷大神。芸能上達、縁結びや商売繁盛、無病息災、家内安全に御利益があります。

歯神社の様子

次は歯神社を紹介していきます。こちらはとても小さな神社で、陸橋の近くにあります。

鳥居のすぐ先に社殿があるのみの神社です。

社殿前に歯の形をした石もありますよ~!!

こちらも参拝させて頂きました!

御本社の様子

最後に御本社を紹介していきます。

鳥居はこちら。鳥居の右隣には社号標もあります。

鳥居をくぐってすぐ先には神門もあります。ここまで紹介してきた3社の中で一番規模が大きな神社だと言うことがわかりますねぇ。

 

神門をくぐった先、左手に手水舎があります。

そして、神門をくぐった先、つきあたりにあるのが拝殿です。

こちらへ参拝させて頂きました!

 

参道の途中にはもちろん、狛犬もいますよ~!

1対ではなく2対、合計4体の狛犬がいます。

参道の途中には筆塚や小さな撫で牛などもあります。

こちらの朱色の鳥居の先にあるのは境内社喜多埜きたの稲荷神社

宇賀御魂大神が御祭神です。キタのお稲荷さんの撫で親しまれています。

五穀豊穣や商売繁盛、福徳円満など、生業の神さまとして慕われており、梅田で商売を営む人々の守り神となっています。

 

こちらの境内社は白龍大神と猿田彦大神を合祀した社です。

御朱印

御朱印は御旅社の拝殿の右手にある授与所でのみ頂くことが出来ます。

拝受可能な御朱印は御旅社、綱敷天神社、歯神社の3種類です。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちらの3種です。

左から歯神社、御旅社、綱敷天神社の御朱印。

初穂料は各500円。

 

どの御朱印も達筆な墨書きで書かれており、印が押されています。

歯神社の印は、歯の形をしていますねぇ。

限定御朱印情報

こちらの神社では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 御旅社:

歯神社:

電話番号 06-6371-1586 ※御旅社の番号です
開門時間 6:00~日暮れ頃
御朱印受付時間 日により異なります ※お休みの日もあります

最新情報は公式Twitter(@tunashiki)をチェック!

駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス 御旅社:阪急電鉄「梅田駅」より 徒歩3分

歯神社:阪急電鉄「梅田駅」より 徒歩3分

御本社:市営地下鉄鉄谷町線「中崎町駅」より 徒歩10分

公式サイト こちら

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