ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは千葉県松戸市にある本土寺です!
紫陽花や紅葉の名所として有名な日蓮宗の寺院です!
特に紫陽花は関東の中でも有名な名所と言うこともあり、紫陽花寺とも呼ばれています。
私は、4月上旬の桜が見頃の季節に行ってきましたよ〜
まさに満開で桜は見頃でした!
ちく
境内の様子を早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:三宝尊
- 宗派:日蓮宗
- 山号:長谷山
- 寺号:本土寺
- 創建:1277年もしくは1269年
- 開基:曽谷教信
- 開山:日朗上人
御由緒
当山は日蓮聖人の六人の高弟(六老僧)の一人である日朗聖人が開いた古刹でその草創は1277年とも1269年とも言われています。
本土寺はもと源氏の名門、平賀家の屋敷跡と伝えられ日蓮聖人より長谷寺本土寺と寺号を授かったのに始まります。
池上の本門寺、鎌倉の妙本寺と共に宗門中屈指の本山として山内は四院六坊がとりまく十四間四面の本堂を中心に七堂伽藍がその山容を誇ったものですが度々の不受不施の法難と明治維新の廃仏毀釈運動のために衰退し現在は昔の偉容はうかがえません。
※本土寺 拝観券 縁起より一部抜粋
実際の様子
山門(仁王門)とその周辺の桜
本土寺の玄関である山門はこちら。大きな仁王像が置かれていることから、仁王門とも呼ばれています。
山門をくぐろうとすると、天井の数珠に目がいきました。
2枚目の写真は山門をくぐってから撮った1枚。この山門までの道は長い1本道になっているのです。
4月に伺ったところ、桜並木の桜も見頃でとても綺麗でした。
山門周辺は紅葉の木がたくさんあるので、青紅葉や秋の紅葉シーズンは特に素敵な景色を見ることが出来る予感が…!
山門の先を進んで行きましょう!
この先は紅葉と紫陽花、どちらもたくさんありました。
途中、桜の枝が落ちていました。
鳥がのって折れちゃったのかな?
たまたま見つけた小さな桜、ほっこりしました。
拝観受付を進み、桜が見頃な五重塔と本堂へ!
山門の先を進んで行くと拝観受付があります。
特定の時期にのみ拝観が有料になります。私が伺った時は桜の見頃だったので、拝観料を払い、先へ進みました。
拝観受付の先に広がる世界がこちら。
桜、本当に綺麗でした〜
拝観受付からまっすぐ進んで行くと、つきあたりに本堂がありますよ〜
その前に、途中、左手を見てみましょう。五重塔があります。
桜と五重塔、春だけの特別な景色です。
この塔は、中へ入ることは出来ません。平成3年に立てられた比較的新しい塔で、インドのネール首相から贈られた真仏舎利の一粒や千体仏が中に納められています。
五重塔の近くに梵鐘もあります。
こちらも色鮮やかな建物になっています。
五重塔周辺の桜。
すっごく綺麗!!
松戸にこんな名所があったとは…行ってみて本当に良かった〜
さて、先へ進みましょう!
階段を上り、本堂へ参拝します。
その前に階段を上ったところから振り返って1枚撮影。
この黄色の木は、紅葉の木です。この葉が5月頃になると青紅葉になり、綺麗な景色を見ることが出来るのです。
こちらが本堂です。
こちらへ参拝させて頂きました!
この本堂にある鐘には鳳凰が描かれていて素敵です。
紅葉の葉たち。
お花で言う蕾のような状態なのでしょう。
これからこの葉が新緑の季節になると、青紅葉の景色を創り出してくれるのですねぇ。
順路を進み菖蒲園周辺へ!
本堂の右手に続いている順路を進んでいくと秋山夫人の墓があります。
秋山夫人は甲斐の武田一族で、徳川家康の側室になった人物です。この地で亡くなったので、ここにお墓があります。
順路をどんどん進んでいくと菖蒲園があります。
現在は時期ではないので菖蒲はなく、畑のようになっていました。
これは桃の花かな?
菖蒲園の遠くに見えている特徴的な屋根の建物は宝物殿です。
この景色が見えているあたりには井戸があります。
手水舎のように見える建物です。
像師堂周辺
井戸の先を進んでいくと像師堂があります。
日像菩薩をお祀りしているお堂です。
この近くに御願い地蔵さんがいます。
中央の大きなお地蔵さんの周りに小さなお地蔵さんがたくさん奉納されているんですよ~!
この近くにはお寺の境内ながら鳥居がありました!
鳥居の先にはお稲荷さんがあります。
手前にはスラっとしたスタイルの狛狐が置かれています。
像師堂の近くに弁天池があります。
中央には弁天堂があります。
弁天堂の奥には弁財天の像がありました!
龍の口から出ている水はとても綺麗で、澄んでいます。弁財天なので、ここでお金を洗うと御利益があるかも!
瑞鳳門とその周辺のお堂など
弁天池の近くに大きな瑞鳳門があります。
全体の写真は撮っていません…
奥に参道が見えているこの感じのアングルが好き。
こちらは開山門。
この先へ行くことは出来ません。
開山堂の近くにある菖蒲園への入口。
白いお花の先、回廊のトンネルを抜けると菖蒲園です。
こんな感じの道もあります。桜と紫陽花、水仙のある道です。
この道の先に妙郎堂があります。
こちらには日朗上人の母である妙朗尼は祀られています。
こちらは赤門。
この周辺は紅葉の木がたくさんありました。
場所によって生えている植物が違うのです。季節によって見どころが変わるのもこのお寺の境内の面白いポイントですよ〜
寺務所と猫と桜
奥に見えている建物は寺務所です。
ここで御朱印、御首題を頂くことが出来ます。
寺務所の前に小さな盆栽がありました!
お寺の境内でくつろぐ黒猫ちゃん。
チラッとこっちをみてる??
寺務所は一番最初に拝観受付をした場所を右手に進んだ先にあります。
と言うことで、五重塔も見えますよ〜
1つの木から濃いピンクや薄いピンクなど、様々なピンク色の桜の花が咲いている品種がありました!
このあたりは桜が満開でとても綺麗でしたよ〜
桜の木の周りにある小さな緑の木は全て紫陽花です。
6月頃になると、この紫陽花たちがメインの色鮮やかな境内になるのですねぇ。
残り2枚は桜コレクションです!
本土寺の桜の良さが伝われば良いなと思います〜!
御朱印帳(御首題帳)と御朱印と御首題
御朱印は寺務所で頂くことが出来ます。
拝観受付の先を右側へ進んでいくとある建物です。
日蓮宗の寺院なので、御首題帳を持っていると御首題も頂くことが出来ますよ〜
ただし、どちらも頂くことは可能ですが、同じ帳面に書いて頂くことは出来ません。
両方頂きたい方は、御朱印帳と御首題帳、どちらも用意しましょう。
紅葉が綺麗なオリジナル御朱印帳(御首題帳)
オリジナル御朱印帳はシンプルな紺色のもの、紫陽花と紅葉の3種類です。
その中から、紅葉が綺麗なこちらの御朱印帳を頂きました!
値段は1000円。
全体的に様々な色の紅葉の葉がデザインされていて、日本の秋の美しさを感じる御朱印帳になっています。
徳川家の家紋や本土寺の文字は金色の箔押しで、一部の葉も同様に金色の箔押しになっているんですよ〜
「御朱印帳」と書かれていないので、このお寺から御首題あつめをはじめようと思っている人は、「御首題帳をお願いします」と言うと、御首題帳として授与して頂くことが出来ます。
中にはもちろん御首題を書いて頂くことが出来ますよ〜!
今回頂いた御朱印と御首題
今回頂いた御朱印と御首題はこちらです。
左が御朱印、右が御首題になります。
値段は各300円。
書き手の方が2人いたので、1人は御朱印、もう1人は御首題を書いて下さりました。
御朱印に書かれている「南無日像菩薩」は、このお寺を建てたきっかけである日像上人(日像菩薩)のお名前です。
御首題には「日朗日像日輪三聖御生誕 松戸あじさい寺」と書かれています。
どちらもこのお寺の特徴が書かれていてとても素敵です!
限定御朱印(御首題)情報
6月の紫陽花時期になると、限定御朱印が登場します。
有料拝観期間に頂くことが出来る御朱印です。
11月下旬から12月中旬頃まで紅葉限定御朱印が登場します。
有料拝観期間に頂くことが出来る御朱印です。
今後も限定御朱印が登場するかも?!
最新情報は公式ブログをチェック!
アクセス
住所 | 千葉県松戸市平賀63 |
電話番号 | 047-346-2121 |
開門時間 | 8:00~17:00(最終受付16:30) |
拝観料 | 大人(中学生以上) 500円
小学生以下 無料 ※花などの見頃が無い時は拝観料は無料です |
御朱印受付時間 | 開門時間と同じ |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR常磐線「北小金井駅」より 徒歩10分 |
公式サイト | こちら |
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松戸市にある「松戸神社」「東漸寺」「金ヶ作熊野神社」「高靇神社」「矢切神社」「日暮白髭神社」「真隆寺」「常真寺」
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