伊香保温泉から近いお寺 水沢観音へ行ってきた【群馬の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは、群馬県渋川市にある水澤世観音 水澤寺です!

ここは、水澤観音みずさわかんのんと言う愛称で親しまれているお寺で、坂東三十三観音第16番札所です。

日本三大うどんの1つ、水沢うどんが食べられるお店が立ち並ぶ場所の近くにこちらのお寺があります。

▼後日 坂東三十三観音の巡礼で訪れた際の水澤観音の記事はこちら※この記事に比べて簡易的に水澤観音を紹介しています

寺の概要

  • 御本尊:十一面千手観音
  • 宗派:天台宗
  • 山号:五徳山
  • 寺号:水澤寺
  • ご利益:諸願成就
  • 創建:推古天皇の朝
  • 開基:恵灌僧正

御由緒

坂東三十三番札所中第十六番 天台宗 水澤観世音は、千三百有余年の昔、推古天皇・持統天皇の勅願による、高麗の高僧恵灌僧正の開基であり、五徳山 水澤寺の名称は、推古天皇の御宸筆の額名によるものです。

ご本尊は国司高野辺家成公の三女 伊香保姫のご持仏の十一面千手観世音菩薩であり、霊験あたらたかなること、特に七難即滅七福即生のご利益顕著です。

当時は御堂の数三十余宇、御仏の数一千二百体にも及びましたが、再三の災火の為、現在の建物は大永年間に仮堂を造立し、元禄年間より宝暦天命年間に至る三十三ヶ年の大改築によるものです。

東京へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里という枢要なる霊場であるこの地は、歴代天皇の勅願寺として伝わり、上野の国司の菩提寺です。 また、朱色に塗られた御堂よ三つ葉葵は、徳川家の祈願寺として名を馳せたゆえんです。

 

※公式サイトより引用

実際の様子

駐車場に車を停めて境内へ向かいます

車の駐車場から向かうと、こちらの水澤観世音と書かれた石を目印に境内へ行くことが出来ます。

この先を進んでいくとお土産屋さんなどが並ぶなかに納札堂があります。

ここには不動三尊が祀られています。

 

更に先へ進むと、お寺の梵鐘があります。

この梵鐘は、1回100円を手前のお賽銭箱に入れると誰でも鐘をついて良いそうです。

一度鳴らすと辺りに鐘の音が響き渡ります。

手水舎と仁王門

場所はいったん変わり、駐車場側ではなく水澤観音の正面の入口周辺を紹介していきます。

まず水澤観音境内へ続く階段の右手前に手水舎があります。

背中に仏様をのせた生き物の口から水が出ています。

なんだろうこの生き物?よく龍の口から水が出ているの手水舎を見かけますが、この生き物は耳も付いているので何の生き物だかわからず…

 

手水舎の隣にある階段を上って進んでいきましょう。階段の上には仁王門があります。

この先が境内です。

この仁王門には仁王尊、風神や雷神の像がありました。

紅葉シーズンの少し前の仁王門と天井龍と風神雷神

11月上旬に再訪した水沢観音の様子です。

青紅葉が色付き始め、黄緑色になり始めていました。

 

この時、仁王門をくぐって改めて上を見てみたところ、仁王門の天井に龍を発見!

白と緑の龍が描かれているので、ぜひ伺う際はチェックしてみて下さいね~!

 

更に注目したのが風神雷神像。もちろん、仁王像も迫力満点なのですが、仁王門で風神雷神像を見かけることがあまりなかったので、じっくり見てみました。

雷神

風神

仁王門の先にもう少しだけ階段が続いています。

更にこの先を進んでいきましょう!

本堂

仁王門の先の階段を上りきると本堂があります。御本尊が十一面観音さまなので観音堂とも呼ばれています。

こちらへ参拝させて頂きました!

 

本堂には黒い龍がいました。

黒い体に赤いお腹の龍、かっこいいですね!

六角堂

本堂の隣にあるのがこちらの六角堂地蔵堂とも呼ばれています。

地蔵尊信仰を象徴する建物で、六角堂の中心はぐるぐると回すことが出来ます。

中に六地蔵尊が祀られています。

六道を守るお地蔵さんが祀られている場所です。

秋の六角堂

本堂と六角堂の周辺

こんな感じで本堂と六角堂を合わせて撮るアングルの写真も雰囲気があって素敵なのでぜひ!

本堂の手前あたりに池があり、ここには特徴的なオブジェのようなものが浮かんでいました。

こちらの角大師さま(元三大師)と三十三観音さまは魔除、盗難除の御利益があるそうです。

本堂と六角堂の間にあります。

 

六角堂の右手には干支の守り本尊が並んでいます。

更にその右手に清昌稲荷社があります。

お寺の境内にある稲荷神社です。

飯縄大権現

本堂の左手にあるこちらの長い階段。

かなりの傾斜で先が見えません…

上っていくと、飯縄大権現いいづなだいごんげんと言うお堂があります。

更にその先には山頂へ続く山道がありました。

ブーツを履いていたので、さすがに山頂まで行くのは大変…

ここで引き返しました。

帰りも傾斜が凄い!

下が見えないレベルなので、高所恐怖症の人は降りるのが怖いかもしれません。

龍王弁財天

こちらは境内の梵鐘の近くにある龍王弁財天

小さな池に弁天様が祀られていました。

池の水、透明で透き通っているのです。綺麗ですねぇ。

隣にある手水舎にはカエルがいます。

再訪した時のカエルさん

この弁天社周辺には他にも石のカエルがたくさんいました。

たくさんカエルがいる理由は、昔食糧難になった時にこの山にいたたくさんの大きなカエルを食べたことによって難を逃れたことから、カエル達に感謝を込めて水をかけ、供養しているからだそうです。

昔の人々の感謝の意が現代にまで引き継がれている…とても素敵ですね。

釈迦堂

駐車場の近くにある釈迦堂

釈迦三尊をはじめ、様々な仏像や掛け軸など、水沢観音の宝物がたくさん展示されているお堂です。

堂内の撮影は一切禁止なのですが、迫力満点のお釈迦さまを始め、坂東三十三観音全ての観音さまなども並んでいて迫力満点です!

御朱印

御朱印は本堂向かい側の授与所と釈迦堂の2箇所で頂くことが出来ます。

寺務所で頂くことが出来る御朱印は御本尊の観音さま、お地蔵さん(関東百八地蔵尊)の御朱印の2種です。

釈迦堂内では釈迦三尊の御朱印を頂くことが出来ます。

御朱印の値段は500円です。

2017年12月に頂いた御朱印(2種)

今回頂いた御朱印はこちらの2種です。本堂向かい側の授与所で頂きました!

左が関東百八地蔵尊三十三番所の御朱印、右が坂東三十三観音16番札所の御本尊の御朱印です。

御朱印は本堂向かい側のお札場で頂くことが出来ます。

2019年9月に頂いた御朱印(本堂前/坂東三十三観音)

2019年9月に頂いた御朱印の内、本堂前の授与所で頂いた御朱印はこちら。

坂東三十三観音の専用納経帳に頂いた御朱印です!

2019年9月に頂いた御朱印(釈迦堂)

2019年9月に頂いた御朱印の内、釈迦堂で頂いた御朱印はこちら。

中央に釈迦三尊と書かれている御朱印です。

先ほどの御朱印と書き手の方が違うので、字がまったく違います。

2020年11月に頂いた御朱印(坂東三十三観音/重ね印)

2020年11月に頂いた御朱印はこちら。

坂東三十三観音の専用納経帳に重ね印を押して頂きました!重ね印で頂くと、参拝の日付も改めて別の場所に書いて頂けるのです!

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

 

水沢観音は、地元の人や伊香保温泉などの温泉客で賑わっている素敵なお寺です。

是非、群馬の温泉へ行く際はこちらの水沢観音にも立ち寄ってみて下さい!

アクセス

住所 群馬県渋川市伊香保町水沢214
電話番号 0279-72-3619
開門時間 8:00~17:00
御朱印受付時間 8:00~17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅からかなり遠いので車で行くのがおすすめです
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣

渋川市にある「伊香保神社」「渋川八幡宮」

伊香保温泉の石段街をのぼって行くと兼務社である伊香保神社があります。

渋川市の中心の方へ移動すると渋川八幡宮があります。

その他の群馬の神社仏閣まとめ

その他の群馬の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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