ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは奈良県明日香村にある飛鳥寺です!
一度は消失しましたが、地域の人々の力によって復興し、現在もお堂内に大仏さまがいらっしゃるお寺です。
新西国三十三箇所 第9番札所、聖徳太子霊跡 第11番札所でもあります。
珍しいのはこの大仏さまの撮影がOKだと言うこと!
角度によって表情が変わる大仏さまの様子も含め、早速紹介していきます!
ちく
目次
寺の概要
- 御本尊:飛鳥大仏(釈迦如来)
- 宗派:真言宗豊山派
- 山号:鳥形山
- 院号:安居院
- 寺号:飛鳥寺
- 創建:596年
- 開基:蘇我馬子
御由緒
飛鳥寺は588年 蘇我馬子が発願し、596年に創建された日本最初の寺であり、寺名を法興寺、元興寺、飛鳥寺(現在は安居院)とも呼んだ。
※飛鳥寺略縁起より一部抜粋
実際の様子
お寺の入口とその周辺
お寺の入口はこちら。手前には飛鳥大佛と書かれています。
門を入ってすぐの場所に万葉池があります。
池の手前には水をかけてお参りする仏さまが並んでいます。
本堂内の飛鳥大仏!見る角度によって表情が変わる!?
こちらが屋外から撮影した本堂です。
こちらにもお賽銭箱があるので、屋外からの参拝も可能です。屋外からの参拝のみの場合、拝観料はかかりません。
ですがせっかく訪れたのでしっかりそのお姿を拝見したい!!と言うわけで迷うことなく中を拝観することにしましたよ〜!こちらが飛鳥大仏です!
日本最古の仏像で、顔だちが他の仏さまとまったく違う独特な雰囲気の仏さまです。
この大仏さま、右側から見ると少し険しい、怒ったような表情に見える仏さまに見えます。
口角が少し下がっているのです。
左側から見ると微笑んでいるように見えます。
笑顔が素敵です!
この飛鳥寺は、平安時代や鎌倉時代の火災により本堂をはじめ建物が全て焼失してしまいました。しかし、この大仏さまだけは燃えず、残っていたのです。
この大仏さまの姿を見て感動した当時の村の人々は、飛鳥寺がなくなってはいけないと考え、復興に尽力し、現在もこのように飛鳥寺は現存しているのです。
人々の力が無ければこのお寺は今はもうなかった、と言うことに対し感謝の意を込めて、飛鳥寺は本堂内の撮影がOKになっているのです。
その他の本堂内の様子
大仏さまの右隣には阿弥陀如来坐像があります。
左側には聖徳太子孝養像があります。
この太子の像は父 用明天皇のご病気回復を祈願されている16歳の時の様子です。
本堂内を進むと、本堂と他の建物の間が庭園になっていました。
ちく
境内と近くにある蘇我氏のお墓
本堂以外に思惟殿があります。
ここには聖観世音菩薩像が安置されています。
この近くにお寺の鐘楼があります。
鐘楼の近くに、入ってきた門と別の門があります。
こちらも出入口になっていますが、駐車場などは私が入ってきた側の門にあるので、こちら側から出入りする人は少ないかも?
入ってきた門と反対側の道を出ると、花々が綺麗な道が続いています。
その奥にあるこちらは蘇我氏のお墓です。
蘇我氏と言うと蘇我入鹿、蘇我馬子が大化の改新で討たれたと言うお話で有名です。飛鳥寺やこの飛鳥の地では、彼らは悪者ではなく英雄です。仮にもこの地を治め、このお寺をつくった人物なのです。その為、今でもこうしてお墓にはお花が供えられ、お参りに来る方が後を絶たないのです。
ちく
御朱印
御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。御朱印帳を預け、帰りに受け取りましょう。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
飛鳥大佛と中央に墨書きされている御朱印です。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 奈良県高市郡明日香村飛鳥682 |
電話番号 | 0744-54-2126 |
拝観時間 | 4月~9月 9:00~17:30
10月~3月 9:00~17:00 |
拝観料 | 大人 350円/中高生 250円/小学生 200円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄り駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
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