【世界遺産】元興寺へ行ってきた【奈良の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは奈良県奈良市にある元興寺がんごうじです!

奈良の中心エリアの一角に鎮座する世界遺産のお寺なんですよ〜

MEMO

西国薬師四十九霊場 第5番札所、大和北部八十八ヶ所霊場 第9番札所、南都七大寺 第3番札所、神仏霊場巡拝の道になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:智光曼荼羅ちこうまんだら
  • 宗派:真言律宗
  • 寺号:元興寺
  • 創建:718年
  • 開基:蘇我馬子

御由緒

元興寺は、718年に法興寺(飛鳥寺)を平城京に新築移築された官大寺です。旧境内地は広大で、現在の「ならまち」として残っています。

 

※御朱印 はさみ紙より一部抜粋

実際の様子

東門から拝観スタート!

お寺の入口はこちら。

写真中央に写る山門(東門)です。

東門へ直接進むことは出来ません。まず左手にある拝観受付で拝観料を支払いましょう。

こちらの受付、御朱印や授与品などの対応もしている窓口になっています。

 

拝観受付を済ませ、東門を進みましょう!

世界遺産の証を発見!

本堂(極楽堂)へ!

まずは東門の先にある本堂へ!

お堂内は撮影禁止なので写真はありません。

御本尊である智光曼荼羅をはじめ、様々な仏像が安置されています。

MEMO

智光とはこのお寺の僧侶の名前です。

この人物が作った浄土変相図である智光曼荼羅が御本尊なのです。

また、本堂は、智光が住んでいた僧坊が極楽房と呼ばれたことから、極楽堂とも呼ばれています。

お花と法輪館

本堂の近くにトイレがあります。そのトイレの近くにプランターがあり、そこにお花が咲いていました。

カラフルでとっても綺麗だったので撮影してみましたよ~

 

先へ進むと法輪館があります。

この中には元興寺の宝物が収蔵、展示されています。

その中でも珍しいのはこの中にある五重小塔。

五重塔と言うと、屋外にある大きな塔を連想する人も多いと思うのですが、この中にある五重小塔は屋内で展示できるほど小さいもの。それでも歴史のある塔として、国宝に指定されている貴重なものなのです。

 

館内は撮影禁止なので写真はありません。

この他にも、期間限定でしたが行燈絵名品展が開催されており、こちらも見学させて頂きました。

 

法輪館を進むと浮図田ふとでんがあります。

2500余の石塔、石仏(総じて浮図と呼びます)が並ぶ場所です。

毎年8月23日、24日の地蔵会の祭、万燈供養が行われる場所で、先ほどの法輪館内の特別展で見ることが出来た行燈が照らされる様子は、南都の風物詩となっています。

手水舎と小子房

浮図田の先を進んでいくと手水舎がありました。

本堂よりも奥に手水舎があると言う珍しい立地の場所に手水舎があります。

手水舎の上にかかる竹筒の上に柄杓が並んでいます。

透き通るような綺麗な色の水が手水舎に流れてきていました。

 

この手水舎の近くに小子房があります。

ここは現在、参拝者休憩所として開放されており、中へ入ると椅子が用意されているので座って休むことが出来るようになっています。

写真を撮りませんでしたが、この中には不動明王像も安置されています。私が頂いた御朱印のお不動さまです。

石碑とビューポイント

先へ進んでいくと奥に「極楽院」と書かれた石碑があります。

このあたりには歴代住職の墓標が並んでいます。

その手前に木製の看板に「日本最古の瓦」と書かれています。

 

この看板の場所に立ってみましょう。

本堂(写真中央の建物)の方を見てみると、一部の瓦の色が違うことがわかると思います。

この色が違う部分は、飛鳥時代の瓦なのだそう。造りもこの部分だけ飛鳥時代の方法で組まれているそうです。

ちなみに、本堂の隣にもう1つ建物が並んで見えます。こちらは禅室です。

 

先へ進んでいきましょう。

すると弁天社がありました。

更に石碑が並んでいます。

このあたりの石碑には仏さまの御姿が彫られていますねぇ。

 

禅室のまわりをぐるっと回る形で拝観順路が続いています。

禅室の周りをぐるっと進む順路になっています。

かえる石

順路を進むとかえる石があります。

元は大阪城にあった石で、大阪城主であった豊臣秀吉公が気に入って運び込まれたものなのだそう。縁があってこちらのお寺へやってきたそうです。

現在は本堂(極楽堂)へ向かって誓願をたてた極楽かえるとして、「無事かえる」「福かえる」と言う人々のお願い事を聞いてくれるかえる石です。

 

大きなかえる石の足元には、小さなかえるの像が並んでいました。

よく見ると、かえる石に小さな木造のかえるも乗ってる!

 

かえる石に近くには「白珠は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも 吾れし知られば 知らずともよし」と書かれた石があります。

万葉集歌碑です。この歌は元興寺の僧が詠んだものということで、歌碑が境内にあるようです。

歌碑の端にちょっと怒ったようなお顔が!

このお寺、がごぜと言う妖怪(鬼)があらわれたこともあるのだそう。

もしかしたらこれはがごぜの顔なのかも?

 

かえる石のあたりまでくると本堂前へ戻ってきました!

途中にも書きましたが、拝観順路を進むと、ぐるっと境内を1周する流れになるのですねぇ。

御朱印

御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。

拝観受付に御朱印帳を預け、帰りに御朱印帳を受け取る流れになっています。

今回頂いた御朱印とはさみ紙

今回頂いた御朱印はこちらの3種です。

左から瑠璃光(薬師如来)、御本尊 智光曼荼羅、印相地蔵の御朱印です。

値段は各300円。

 

それぞれの御朱印、中央に押されている梵字の印もそれぞれ形が違います。

こだわりを感じますねぇ。

 

はさみ紙としてこちらの紙がはさまっていました。

3面に御朱印を書いて頂き、そのうち1面にこの紙、もう1枚のはさみ紙には元興寺の由緒が書かれていました。

限定御朱印情報

こちらのお寺では特別公開などに合わせて限定御朱印が登場する場合があります。

私が伺ったタイミングで頂くことが出来た御朱印はこちらの3種でしたが、この他にも頂くことが出来る御朱印があるようです。

アクセス

住所 奈良県奈良市中院町11
電話番号 0742-23-1377
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 大人 500円/中高生 300円/小学生 100円

※秋季特別展の期間のみ大人 600円

御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 近鉄線「近鉄奈良駅」より 徒歩15分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

奈良市の中心地にある「東大寺」「春日大社」など

同じ奈良市の中心地に奈良の大仏が有名な東大寺があります。他にも春日大社、興福寺は周辺でも特に有名な神社仏閣です。

東大寺の境内にはその守護神である手向山八幡宮があります。近くに氷室神社があります。

春日大社の周辺には新薬師寺、不空院、白毫寺、奈良縣護国神社があります。

興福寺の近くには福智院奈良町天神社瑜伽神社、御霊神社、十輪院、祟道天皇社、飛鳥神社があります。

他にも近鉄奈良駅の方へ行くと漢国神社率川神社があります。

東大寺を北上すると般若寺奈良豆比古神社があります。

その他の奈良の神社仏閣まとめ

その他の奈良の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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