ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは愛知県犬山市にある寂光院です!
愛知券を代表する紅葉の名所でもみじでらと言う別名がつくほど有名なんですよ~
今回は紅葉シーズン真っ盛りの境内を満喫してきました!
尾張西国三十三観音 第33番結願札所、尾張三十三観音 第20番札所、東海百観音霊場 第20番札所、東海三十六不動尊 第2番札所になっているお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:十一面千手千眼観世音
- 宗派:真言宗智山派
- 山号:継鹿尾山
- 院号:寂光院
- 寺号:八葉蓮台寺
- 別名:もみじでら
- 創建:654年
- 開基:孝徳天皇
- 開山:道昭上人
御由緒
寺伝によると、白雉5年に孝徳天皇の勅願により南都元興寺の道昭和尚の手によって建立、支院18、寺領500石を有する盛大な寺であった。永禄8年には織田信長が参詣の折り、清洲城の鬼門鎮護の霊刹として黒印50石、山林50町歩を寄進。江戸時代も寺領を持ち続けた。現在は寺域33万㎡(10万坪)を有する。参道は全て東海自然歩道。境内全域は飛騨木曽川国定公園。
実際の様子
お寺の入口
駐車場に車を停め、境内散策をスタート!こちらの参道入口を進みます。
まずお出迎えしてくれるのは優しいお顔のお地蔵さんたち。
途中、小さな石橋を渡ります。
石橋の先は階段が続いています。
比較的ゆるやかな階段ですが、傾斜が激しい部分もあるので、足腰に自信がない人は無理をせず杖などをつくことをおすすめします。
ふと上を見上げると紅葉がすっごく綺麗…!!
千体観音堂と山門
階段を進んでいくと開けた場所に辿り着きます。
ここにはカフェが併設されている法輪殿や、千体観音堂、庫裡/寺務所などがあります。
こちらは千体観音堂。
その名の通り、千体の観音さまが奉納されている場所です。
この左手に山門があります。
山門と言うとお寺の入口と言うイメージが強いのですが、こちらのお寺の場合、この先にあるのは本堂ではなく庫裡や寺務所です。
お守りや御朱印の授与はこの先で受付をしています。
秋の手水舎とその周辺
千体観音堂の近くに手水舎があります。
水には紅葉した落ち葉が浮かんでいました。自然の演出で秋ならではの手水舎になっていてとても素敵!
こちらで手を清めました!
手水舎の近くに宝船にのった七福神がいます。
七福神とお不動さんのいる階段を上り、本堂を目指します~秋~
さて、ここから本堂を目指していきます。ここがスタート地点、恵比寿坂です。
この階段、傾斜こそそこまでハードではありませんが、かなり段数があるので、体力に自信のない人は無理をしないようにしましょう。
階段を上るのが大変…と言う人の為に本堂近くまで一気に行くことが出来るスロープカーがあります。
有料ではありますが、無人の乗り物で、本堂近くまで楽に行くことが出来るので、体力に自信のない人はこちらがおすすめです。
私は階段を上ります!
恵比寿坂と言う坂(階段)の名前からもわかる通り、七福神の名前が使われています。
階段は途中途中に七福神がいます。それぞれ坂の名前もその七福神の名前に変わるので、この変化も楽しみつつ上ります。
階段のあたりも、もちろん紅葉が綺麗です。
階段の途中にも千体観音を発見!先ほどの千体観音堂にいた観音さまたちと同じだ!
階段をちょっと上ったところから撮影した1枚。
紅葉の奥に山門の先にある建物が写っています。
上っていくと、途中から大黒坂になりました!
ここには大黒天がいます。
次は毘沙門天の毘沙門坂!
その先は道が2つに分かれています。
辨才天の辯天坂と布袋尊の布袋坂です!
どちらか好きな方を選んで進みましょう。私は左側通行の方がいいかな?と言う理由で辯天坂をチョイスしました。
辯天坂を進んでいくと福徳稲荷社が途中にありました。
他にも仏さまが並んでいたり。
如意宝珠を発見!
こちらは家運隆盛や諸願成就に御利益があるようです。
この先で辯天坂と布袋坂に分かれた道が合流します。再び1本道(階段)に戻り、今度は福禄寿坂になりました。
福禄寿坂を上る前に、帰り道は布袋坂を下って帰ったのでその時の写真を載せます。
辯天坂とはまた少し違った景色を楽しめました!
福禄寿坂を進んでいきましょ~!
紅葉が綺麗だったので上を見ていました(足元に気を付けつつ)
福禄寿坂を上っていると、途中左手に不動堂があります。
御朱印にもなっている厄除不動さまがいらっしゃるお堂です。
扉の向こうにお姿が見えています!!
不動堂の前はいったん平地になります。そしてその先にあるのが、七福神坂のラスト寿老人坂です。
ここまで来ると本堂はもうすぐ!!
めっちゃ息切れしながらも、なんとか無事、本堂周辺へ辿り着きました…!!
この写真は坂を上った先を撮影した1枚。左が本堂、右は随求堂です。2つのお堂は回廊で繋がっています。本堂、随求堂はどちらも国指定登録文化財です。
本堂脇には紅葉の葉の絵馬掛けもありました!
秋の本堂とその周辺
こちらが本堂です。
こちらへ参拝させて頂きました!
本堂、お賽銭箱の前から撮影した1枚。
紅葉綺麗だね・・・!!
本堂へ参拝後、隣の随求堂へ行きました。
こちらは随求大菩薩さまが御本尊のお堂です。1度参拝し、その後時計回りに随求堂の周りを1周すると言う行為を3回繰り替えすのがこのお堂への正式な参拝方法になっています。
随求堂の裏手にスロープカーの乗り降りする場所があります。
階段を上らずにここまで来ることが出来る乗り物です。
お年寄りなどを乗せて、スロープカーは動いていました。
場所は変わり、ちょっと見晴らしの良い場所。
本堂周辺は紅葉が綺麗なのはもちろん、見晴らしが良いところが多かったです!!
本堂リターンズ。別角度から撮ってみました。
紅葉に隠れる本堂。
伺ったのは平日でしたが、ツアー客などの団体さんや個人の参拝者など、めちゃくちゃ人が多かったです!!
そうそう、本堂前には白龍王を祀る社もあるんですよ~
お寺なので鐘楼もあります!
織田信長公が眺めた景色
随求堂の近くに更に階段が続いています。
この先には開祖である弘法大師像があります。
ここは織田信長公も眺めた尾張・美濃の景色を楽しむことが出来る場所でもあるのです。
現在、ここからは犬山遊園や犬山城などが肉眼でもわかる距離にありました!
この展望台の柵の部分には干支十二支の守り本尊も並んでいます。
なんとなく巳歳の像を撮ってみた。
馬鳴度王と弁天堂
場所は変わり、本堂の裏手です。こちら側にも階段が続いています。
こちらを進んでいくと馬鳴堂(左)と弁天堂(右)があります。
馬鳴堂はペット守護やファッションや美を守護する仏さまがいらっしゃるお堂です。
この2つのお堂の前には愛の錫杖があります。これは弁天堂が縁結び弁財天を祀っているお堂だからです。
本堂などと同様、国指定登録文化財になっている弁天堂は、御朱印にもなっているお堂ですよ~!
恋愛の縁結びだけでなく、人生や仕事の良縁も結んで下さるのだとか!
弁天堂の近くに宝塔があります。
こちらは時計回りに3回まわってお参りすると良いと言われている塔です。
お見送り大師
散策後、駐車場を目指していると、最後にお見送り大師さんが見送って下さいました。
素敵な境内を見学させて頂きありがとうございました!
御朱印
御朱印は山門の先にある寺務所の窓口で頂くことが出来ます。
こちらのお寺では、参拝前に御朱印を預け、帰りに受け取ることが推奨されています。
今回頂いた御朱印(3種)
今回は寂光院で頂くことが出来る3種全ての御朱印を頂きました。
左から良縁弁財天、厄除不動、御本尊(千手大悲殿)の御朱印です。
値段は各300円。
それぞれの御朱印に、それぞれの解説が書かれているはさみ紙が着いてくるので、簡単に解説します。
まず御本尊である千手観音さまの御朱印から。大悲殿が観音さまのいる本堂のことを言います。つまり「千手大悲殿」とは千手観音さまのいる本堂のことをです。
次に厄除不動さん。その名の通り、厄除に御利益があると言うことで、厄除不動の名で親しまれている不動明王さまです。階段の途中、ちょうど山の中腹にあたる辺りにお堂があります。
最後に良縁弁財天。寂光院境内には七福神全員が祀られていますが、弁財天はその中で唯一 単独でお堂が建っています。縁結びのパワースポットととして、本堂の裏手にお堂があります。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 愛知県犬山市大字継鹿尾杉ノ段12 |
電話番号 | 0568-61-0035 |
開門時間 | 8:00~17:00 |
御朱印受付時間 | 8:00~17:00 |
駐車場 | 無料 ※もみじまつりの時期は有料 |
最寄り駅からのアクセス | 名鉄犬山線「犬山遊園駅」東口より 徒歩20分 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
近くにある「桃太郎神社」
寂光院の近くに桃太郎神社があります。
犬山遊園駅にある「大聖寺」と「瑞泉寺」とその塔頭寺院がたくさんあるぞ!
少し移動すると成田山名古屋別院である大聖寺、瑞泉寺やその塔頭寺院である龍済寺、龍泉院、臨渓院、輝東寺、臥龍寺があります。
「犬山城」とその近くにある「針綱神社」「三光稲荷神社」「先聖寺」
犬山城の方へ行くと針綱神社や三光稲荷神社、先聖寺があります。犬山城は国宝に指定されている貴重なお城です。こちらもぜひ合わせて観光しましょう!
その他の愛知の神社仏閣まとめ
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