こんにちわ。おはようございます。こんばんわ。マベ太郎です。
この頃、家にいる時間が増えた事もあってか、家で漫画を読む事が多くなってきました。と言っても、わざわざ買う事はせずに近くにある、TSUTAYAで漫画のレンタルをしてきて読んでいます。
前は読んでて途中までは知っているけど、途中から読むのを辞めてしまった漫画とか、興味あったけど、興味があったことすら忘れてしまっていて、タイトルを見て、「あ!これ、読みたかったやつ!」みたいな出会いがあって手に取るものだったりとか!んでもって、手に取る漫画はすでに完結していて、一気読みができる漫画が多いですね。しかも、巻数が少なめのやつが好みです。何かオススメの漫画あったら教えてください。笑
そんな、漫画を読む機会が増えた自分なのですが、たまたま手に取った“関根くんの恋”という漫画がすごく面白くて、紹介しようと思います。正直有名な作品なのかも知れないですけど、ちょっとそこらへんは疎くてわかりません。自分はたまたま、表紙をみて、気になったから手に取った漫画なのですが、読みだすと先が気になって止まらなくなる漫画で、全五巻なので、一気読みも出来てしまうという漫画です。なんと言っても、主人公の“関根さん”、この人の境遇がわかってくるたびにこの恋がうまくいくように。と願いながらページをグングンめくっていってしまう。そんな漫画です。
関根くんの恋、とは?
今回紹介する、”関根くんの恋”という漫画なのですが、“マンガ・エロティクス・エフ”で連載されていた漫画で、2014年に完結した全5巻の恋愛漫画です。
あらすじを簡単に話すと、主人公の“関根圭一郎”は、なんでも完璧にこなすことができてしまい、”容姿端麗”で”エリート”な男性。・・・なのですが、圧倒的な受け身の体質と、何かに熱中した事がなく、自ら何かを求めて行動した事がなく、それでも今まで万事順調に事が進んでいて、自分のその異質さに気づく事がない人生を送ってきた、残念な男性でもあるのです。そんな無自覚な男が、唯一の友人である、”紺野”に誘われた合コンで、「自分には趣味がない。」という事に気づき、自分のつまらなさを埋めるためになんと“手芸”を始める事にします!そして、手芸用の針と糸を買いに訪れたの手芸用品店“キララギヤ”で店主の孫である“如月皿”に出逢う事で、物語が動いていきます。今まで、自分の本意というものと向き合う事をせず、周りの人間の意見に合わせるだけの人生を送っていた関根という人物の新たな物語。それが”関根くんの恋”という漫画です。
“関根くんの恋”の魅力
なぜ、この”関根くんの恋”にそんなにハマってしまったのかというと、あらすじにも書いた通り、主人公の”関根”がとにかく、不遇で仕方がないのです。今まで周りに合わせる事しかしてこなかった、マニュアルがあればそれに従えば、器用になんでもこなす事ができた。さらに、自分では自覚していないものの、周りの誰もが一度は惹かれるような、端正な顔立ちと立ち居振る舞いで、女性に困る事も今までなかった。
だからこそ、自ら興味を持ち何かに没頭するという事をしなかったし。どうすればその“興味”をもてるのか?がわからない。そして、今まで自分から誰かを好きになったことがない、あるい自分が誰かを好きになったことを自覚した事がなかったからこそ、好きという事がどういう事で、何をもって好きなのか?好きをどのように扱えばよいのか?がわからない。さらに困ったことに、この”恋”というものにはマニュアルは無い。マニュアルさえあれば、やり方さえわかれば、器用になんでもこなしてきたが、それは通用しない。自分と相手の感情と想いに考えを巡らせて、その時々の選択をしていく。正解かどうか、それは最後にならないとわからない。今まで簡単になんでも器用にやり抜いてきた男が、突如、現れた答えの無い”恋”と向き合う事になるんです。これが本当に見ていて、ハラハラドキドキさせられる。そして、“どうにかこの恋がうまくいきますように”と思わずにはいられない。
そして、この関根という男の魅力の一つに”涙”というものもある。感受性が豊かなのか、心のネジがどこか外れてしまっているのか。そこはわからないが、臆面もなく、急に涙を見せる。感受性が豊かなのだろう。自分がどうすれば良いのかわからなくなったり、自分の人生のつまらなさに気づいてしまったり、自分の悪い部分に気づいてしまったりすると、急に涙が溢れてくる。きっと、今までの人生の中で自分の感情に気づく事や、自分と向き合う事をしてこなかったからこそ、自分の感情を外に出す、“涙を流す”という行為はなかったのではないかと思う。そんな”関根さん”が子供のように壁にぶつかり、自分の感情と向き合い、自分の想いを声にそして、行動に出すようになり、そのたびに涙を流す。まるで、子供時代にわがままを言う事をしなかった分を取り戻すように、子供のように泣くのです。関根さんの言葉にこんなものがあります。
好きなものは、見ていると泣きたくなる。
引用元:関根くんの恋 3巻
こんな言葉、どれだけ悲しいのか、どれだけ激しい感情が渦巻いているのか、皆目見当も付かないですよね。それでも、前に進もうとする姿を見せつけられると、この“関根くん”という子供の恋を応援をしてあげたいと思います。
それでも物語は素直には行きません。”関根さん”とこれまた合コンの席で、圧倒的惨敗をさせられた“堂島さん”という人が出てきて、今度は堂島さんから”関根さん”がちょっとした意地悪を受けてしまいます。その意地悪を受けるたびに、移り変わる”関根くん”の表情や感情の起伏が、今までよりも圧倒的に人間味があって、それはそれで魅力的です。ただ、その意地悪のせいで、”関根くん”の恋は一進一退を続けていきます。良い事があっても、ちょっとした一言で自信を無くして、落ち込んだり。メールアドレスを聞こうとしても、「取引先の人と名刺交換をする以外でどうやって、アドレス交換をすれば良いか、皆目見当も付かない。」なんて状況になってしまったり。まるで、中学生の恋みたいです。そして、紆余曲折を経て、少しずつ近づいていく、二人の距離。
しかし・・・!一番大事な時に大きなミスが重なり、関係が大きく変わってしまいます。このまま、二人は離れてしまうのか、それとも大きな転機が訪れるのか・・・。最後の最後まで楽しめる。漫画になっています!久しぶりに恋愛漫画読んだのですが、とても楽しかったです。
少しでもこの記事で、興味を持ってくれたらうれしいです!それから、もし何か良い漫画あれば紹介してください!それではまた~♪
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