こんにちわ。おはようございます。こんばんわ。マベ太郎です。
今回は久しぶりに映画に関する記事を書いていきたいと思います。
今回の記事はというと、ボクのTwitterのタイムラインで何度も出てきて、みんなが絶賛していて、すごく興味が湧いた映画「アルプススタンドのはしの方」について書こうと思います!この映画は、野球の応援を通して、少しずつ自分たちの考え方が変わっていき、「しょうがない」、「意味がない」という言葉を振り払い、成長していく青春映画です!
アルプススタンドのはしの方、とは?
さて、アルプススタンドのはしの方ってどんな作品なのか?っていうと!
高校野球・夏の甲子園一回戦。夢の舞台でスポットライトを浴びている選手たちを観客席の端っこで見つめる、演劇部、元野球部、帰宅部の「しょうがない。」という言葉に囚われてしまっていた、“主人公ではない4人”の心の成長と青春を描いた作品です!
とここでまずは、予告編を観てみてください!予告編の1分40秒からも、4人の変わっていく様と、熱量が上がっていく様がドキドキ、ハラハラさせられます!
<ストーリー>
「しょうがない。」から始まる、演劇部、元野球部、帰宅部の空振りな青春。
高校野球。夏の甲子園一回戦。夢の舞台でスポットライトを浴びている選手たちを観客席の端っこで見つめる冴えない4人。最初から「しょうがない」と勝負を諦めていた演劇部の安田と田宮、ベンチウォーマーの矢野を馬鹿にする元野球部の藤野、エースの園田に密かな想いを寄せる宮下の4人だったが、それぞれの想いが交差し、先の読めない試合展開と共にいつしか熱を帯びていく・・・・・・。
映画の見どころ
ここからは自分的な映画の見どころを書いていこうと思います!
冴えない4人と、強豪相手に試合をする逆境の野球部
今回の映画の物語をすこし話そうかと思います。
まず、メインキャストとなっている4人はみんな、「しょうがない。」と、何かを諦めてしまっている人たちです。
演劇部の2人、安田さんと田宮さんは、全国大会に出場するという夢、青春があったが、ある事が原因でその夢が経たれてしまい、顧問の「しょうがない。」という言葉で、演劇部の大会出場を諦めてしまっています。
そして、元・野球部の藤野くんは、もともと野球部ではピッチャーなのですが、そのポジションには絶対的なエース”園田くん”がいて、自分とは決定的な差があり、自分がグラウンドに出る事が出来ないという事を絶対的エースがいるから「しょうがない。」と、夢を諦め、野球部を退部してしまっています。
また、帰宅部の宮下さんはというと、自分には勉強以外の才能が無いと、勉強だけは誰にも負けないように頑張ってきたのですが、模試でついに1位の座を奪われてしまいます。その1位の座を奪ったのは、才色兼備の吹奏学部部長で、野球部の応援の真ん中にいる久住さんだった。自分とは対照的なのだから久住さんに負けることは「しょうがない。」と何か諦めかけている様子。そして、そんな宮下さんには後々、さらに悲しい事実も突き付けられてしまいます。
そんな何かを諦めてしまっている4人がたまたま出くわした場所が“野球部の応援席の端っこ”なのです。この県立高校の野球部の夏の最後の大会なのですが、対戦相手チームは強豪高校で勝ち目はかなり薄い劣勢な状況にあります。まさに、4人と同じように、負けても「しょうがない。」状況にあります。こんな状況で、グラウンドに立ってすらいない自分たちが、少し声出して応援した程度では何も「意味がない」じゃないか。とここでも諦めてなんとなくその場にいて、野球を観戦しています。
でも、そんな自分たちの事を諦め、自分の応援する野球部の事も勝手に「諦めてしまっている」、4人が出会った事で、お互いの想いに気づき、お互いの言葉に気づかされながら、少しずつ応援へとのめり込んでいきます。そして、応援の真ん中にいる吹奏楽部長の久住さん、さらにベースボール精神を熱く説きながら、血が出るほど声を出しながら大声で野球部を応援する厚木先生の2人も加えながら、野球部の逆境と自分たちの境遇を重ね、諦めてしまった自分たちとは違い、まだ可能性がある野球部には何が何でも「結果」を勝ち取ってほしい!と強い思いを込めて、大声を張り上げて応援をする!そして、試合は9回裏へと進んでいきます!このアルプススタンドの端っこで野球部を応援する4人は応援を通してどんな成長を遂げていくのか。そんな青春のど真ん中ではなく、端っこを一瞬の輝きを見せてくれる本当に素晴らしい映画です。
しょうがない・・・・・・そんな言葉で終わらせないで!
この映画を観ていて、みんなの心の成長に自然と涙が出てきました。と同時に、自分の事も振り返っていました。
誰もがきっと、一度くらいは挫折をしていると思います。「しょうがない。」って思って、何かを受け入れてしまって、自分から諦めてしまう。でも、そうじゃないんですよね。「しょうがない。」で、勝手に諦めたらダメなんですよね。諦めずに毎日、少しずつでも努力をすれば、もしかすると結果として何も現れないかも知れないですけど、でもその時に頑張った結果が“自分の経験値”となって、自分を成長させてくれるんですよね。その努力は誰にも気づかれる事がないし、誰かに褒められる事がないかも知れません。それでも、自分の可能性を信じて、まだ見ぬ道を一歩一歩進んでいく。その先に、結果が約束されていないから、その道を進むことが怖くなってしまうかも知れない。それでも、自分が持っている力と勇気をありったけ振り絞って、歩みを止めずに進む。その先に結果が出た時、きっと「しょうがない。」なんて諦めの言葉ではなくて、「がんばった。」という達成感へと変わってくるんだと思います。
さらに、コロナウイルスの猛威が振るわれている今とも重なる部分があります。コロナウイルスで色々な事を諦めなければならない状況にあると思います。ボクと嫁ちゃんも本当は6月に新婚旅行でイタリアへ行こうとしていたのですが、コロナウイルスの影響でイタリアの感染が爆発的に増え、旅行どころではなくなってしまいました。他にもいろいろな人がこんな状況だから「しょうがない。」と諦めてしまっている事が多くあると思います。本当にどうにもできない事もあると思いますが、もしかすると、諦めてしまっているものの中には何かやりようがある事があるかも知れませんし、「しょうがない。」で終わらせなくても良い事もあるかも知れないと思わせてくれるかもしれません。
今回の映画の中でも、応援を通して4人は自分たちが今できる精一杯の事を、アルプススタンドの端っこというスポットライトの当たらない場所で、頑張っています。この姿を見ていると、本当にしょうがないなんて事って一個もないんだな。って思います!そんな言葉で終わらせないで!何か本当に誰の目にも留まらない事でもやり切ってやろう!って思わせてくれます!ボクも映画のブログを嫁ちゃんのブログの端っこでちょっとだけやらせてもらっていますが、それでも端っこだからって「しょうがない」なんて思わないで、これからも定期的に継続的にやっていきたい!誰かが観てくれなくても、その映画を観た時に自分がどう感じたのか!?っていうのを残していきたい。
最後に
この映画に関してはもっと話をしたい事があるんですけど、これ以上語りたいとなると、ネタバレを色々としてしまう部分があるので、皆さんに観てもらって、Twitterとかで話をしたいですね!個人的には、宮下さんと久住さんのあるシーンが本当に好きでした!応援を通して、こんな事になるんだな~あぁ~応援という形ではあるけれども、それでも青春だな~なんて思わされました!映画の良さ、それは自分が体験する事がなかった、何かを疑似的に体験させてくれて、自分に主人公や作品に出る人物と同じような感情の揺さぶりや想いを重ねさせてくれる部分だと思います。これからも自分が映画が好きだという気持ちと映画館での体験を大事にしながら、楽しんでいきたいと思います。それではまた~♪
それから、もし興味が湧いたら映画館に観に行ってください!きっと最高の映画体験ができるはずです!自分の家の近くで上映されているか?は下記からチェックしてみてください!!
広告
にほんブログ村