ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回は、川越の喜多院周辺散策の記事です。
前回は、蔵造りの街並み周辺の散策をしましたが、喜多院はそこから歩いて約15分くらいの所にあります。
バスも出ているので、歩くのが苦手な人はバスで向かうのもオススメです。
こちらは喜多院へと続く通りです。
ここから今回の散策はスタートします。
それでは、紹介していきたいと思います!
目次
まずは成田山川越別院へ
喜多院へ向かう手前に、成田山川越別院があります。
ここは、千葉にある成田山新勝寺の別院です。
関東三十六不動 27番札所のお寺です。
寺の概要
- 御本尊:不動明王
- 宗派:真言宗智山派
- 通称:成田山川越別院
- 正式名称:川越別院成田山本行院
- 創建:1853年
- 開基:石川照温上人
- 御由緒
当寺は、江戸時代も末の1853年、ペリーが黒船を率いて浦賀に来航した年に、下総の国新宿(現 葛飾区)の石川照温が、廃寺となっていた本行院を成田山新勝寺の別院として再興したのが始まりといわれている。
※境内にある看板より一部抜粋
実際の様子
こちらが正面の入り口の写真です。
本堂手前にある手水舎です。
門をくぐって正面に見えるのが本堂です。
門の先には、駐車場もあり、車の祈祷も行なっていました。
本堂の手前、写真に写っていない場所は駐車場です。
御本尊である不動明王の隣にあるのがこのおびんづるさまという像です。
こちらは最初に載せた門の裏側の写真。
御朱印
今回頂いた御朱印はこちらです。御本尊の不動明王の御朱印です。
値段は300円。
「王」の字の最期が右上にはねているのが特徴的です。
御朱印は、本堂から左側にある階段を下った先にありました。
たくさんのお守りやお札もあり、中にはリラックマのお守りなどもありました。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
この他に関東三十六不動 27番札所の巡礼として伺うと、私が頂いた御朱印と押される印が一部変わります。
他にも川越七福神の恵比寿神の御朱印を頂くことが出来ます。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市久保町9-2 |
電話番号 | 049-222-0173 |
開門時間 | 8:00~16:00 |
御朱印受付時間 | 9:00~16:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR、東武東上線「川越駅」より 徒歩17分
西武新宿線「本川越駅」より 徒歩15分 |
公式サイト | こちら |
そして喜多院へ
川越別院の後は、その先にある喜多院へ向かいました。別名川越大師と呼ばれています。
こちらは関東三十六不動28番です。
寺の概要
- 御本尊:阿弥陀如来
- 宗派:天台宗
- 山号:星野山
- 院号:喜多院
- 寺号:無量寿寺
- 創建:830年
- 開基:円仁、淳和天皇
- 御由緒
平安初期の天長7年、淳和天皇の命で円仁(慈覚大師)が建立し、当初は無量寿寺と号した。無量寿寺には北院、中院、南院があり、伏見天皇が尊海僧正に命じ関東天台宗の本山とした。後伏見天皇は東国580寺の本山としての勅書を下し、後奈良天皇は星野山の勅額を下した。永禄年間頃までは3院が存在していたが、寛永10年に中院のあった場所に仙波東照宮が建てられた為、中院はさらに200m南方に移動し、南院は明治の初めに廃院となり、その一角とされる場所には数十基の石の塔婆が残っている。
慶長4年、徳川家の尊崇が厚かった天海僧正が第27世住職として入寺し、寺号を喜多院と改めた。川越藩主となった老中・酒井忠利は喜多院の再興に当たった。慶長18年には徳川秀忠の関東天台法度により関東天台総本山と定められ、500石の寺領を賜った。寛永15年、川越大火で山門と経蔵以外の伽藍を焼失するが、翌年、徳川家光の命で、江戸城紅葉山御殿の一部を移築した。これが今に残る客殿、書院、庫裏であり、これらを運ぶために新河岸川の舟運が開かれた。川越藩主を経て幕閣で老中にあった堀田正盛は喜多院や仙波東照宮再建の奉行を命ぜられ、天海を助けた。4代将軍・徳川家綱は200石を加増し750石・寺域48,000坪の大寺となり、徳川家に厚く保護され隆盛した。
実際の様子
一番最初に載せた写真の先の道です。
川越大師 喜多院と書かれているので、この先にあると言うのがわかりやすくなっています。
先へ進むと、手水舎が見えてきました。
と思いきや、手水舎が鳩に占拠されていました…!
晴れていて暑い日だったので、鳩たちもここで水浴びをしていたようです。
写真を撮る為、近付いたらみんな飛んでいってしまいました。
驚かせてごめんね。
こちらは手水舎よりすぐの場所にある本堂。
飛行機雲と一緒に撮影しました。
参拝後は境内を散策します。
こちらは手水舎の近くにある塔です。
風情のある場所でした。
この立派な木の先に、喜多院の中へ入れる場所があります。
拝観料は大人500円で、徳川家光公が産まれた部屋などを見ることが出来ます。
しかし、撮影禁止なので写真はありません。
先ほどの拝観料500円を支払うと、少し離れた所にある五百羅漢と言うたくさんの僧侶の像がある場所を拝観することが出来ます。
本当に五百人いるのかは、きちんと数えたわけでないので定かではありません…。
ここの面白いと思ったことは、一つ一つの像が全く違うと言うことです。
一人一人の表情、見た目、持っているものなど、全てが違っていたのが特徴的でした。
こちらも是非、喜多院へ行ったら合わせてみてもらいたいです。
本堂近くには砂利の広場があります。
そこで鳩に餌やりをしている人がいました。
先ほど手水舎で水浴びをしていた鳩さんたちはこちらで餌を食べてました。
御朱印
今回頂いた御朱印はこちらです。
値段は300円。
「厄除 川越大師」と中央に書かれた御朱印です。
有料で拝観する場所で、拝観料500円と共に御朱印帳を預けると御朱印を頂くことが出来ました。
番号札を渡されるので、拝観が終わった帰りに、御朱印帳と引き換えに御朱印代を支払うようになっていました。
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
関東三十六不動の巡礼で伺うと、御本尊の不動明王の御朱印を頂くことが出来ます。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 |
電話番号 | 049-222-0859 |
開門時間 | 3月1日~11月23日 8:50~16:30
11月24日~2月末 8:50~16:00 ※土日祝は閉門時間は20分遅くなります |
御朱印受付時間 | 開門時間と同じ |
駐車場 | あり(有料) |
最寄り駅からのアクセス | JR、東武東上線「川越駅」より 徒歩20分
西武新宿線「本川越駅」より 徒歩15分 |
公式サイト | こちら |
仙波日枝神社へ
喜多院の境内を出ると、日枝神社があります。
この日枝神社は、東京 赤坂にある日枝神社の大元の場所だそうです。
普段は無人のようです。
神社の概要
- 御祭神:大山咋神、大己貴命
- 御利益:家内安全、縁結びなど
- 創建:1478年
- 御由緒
日枝神社本殿は、喜多院山門の前方にあります。山王一実神道の関係から喜多院の草創時代から境内に祀られ、近江日枝神社を勧請したものといわれます。本殿は、三間社流れ造り、銅版葺、朱漆塗り。室町末期から江戸初期の朱塗りの華やかな様式をよく残しています。神輿形厨子に安置される僧形の木像は、大山咋神を表しています。なお、現在の赤坂日枝神社は、文明10年に太田道灌が江戸の地に城を築くに当たってここから江戸城内紅葉山に分祀したことにはじまります。
実際の様子
正面の写真。
鳥居の手前に手水舎があります。
手を清めたら、鳥居のすぐ先にある拝殿へ参拝しました。
御朱印
お賽銭箱の隣に、御朱印がありました。
初穂料200円で、缶ケースの中に日付の書かれていない紙の御朱印があります。
初穂料はお賽銭箱へとのことだったので、200円を入れて、こちらの紙の御朱印を1枚頂きました。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-4-1 |
電話番号 | 049-224-1565 |
公式サイト | ありません |
喜多院境内でかき氷を食べて一休み
喜多院の境内にはいくつか休憩が出来るお店があります。
こちらの屋台で食べ物を買って一休みしました。
まず買ったのがこちらの狭山茶コーラ。
一つ200円です。
お茶とコーラの組み合わせ、中々に変わり種ですよね…笑
味もはじめて飲む味がしました。
挑戦するには、勇気がいる一品です。
もう一つ、暑い夏のお供といえば、このかき氷です!
いちごシロップをかけてもらいました。
値段は300円。
甘くて、ふわふわ食感でした。
暑い夏の疲れた体に染み渡る一品です。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-19-2 |
お昼ご飯を食べに、寿庵 喜多院店へ
一番最初の喜多院へ向かう通りに寿庵と言うお蕎麦屋さんがありました。
店頭は時の鐘を彷彿とさせる感じですね。
店内も静かな和食のお店という感じでした。
予約も可能です。
このお店は、1階と2階があり、2階は予約専用となっています。
まいたけ天ぷら
まいたけ美味しいですよね…!!!
値段は600円。
なかなかまいたけの天ぷらのみで出してくれるお店がないので、思わず注文してしまいました。
サクサク食感の衣にまいたけの食感がマッチしています。
抹茶塩をつけて食べるのがオススメです。
抹茶塩のしょっぱい味とまいたけの味がベストマッチの組み合わせでした。
抹茶塩は、荒削りのようで、一粒一粒が大きかったです。
せいろそば(茶そば)
お蕎麦屋さんなので、一番スタンダードなせいろそばを注文しました。
こちらのお店では、普通の二八そばと茶そばが選べるので、茶そばを選択。
店員さんのオススメも茶そばだそうです。
値段は670円。
しっかりした歯ごたえのお蕎麦でした。
茶そばと言っても、茶の味が強いわけではなく、後味としてほんの少し苦味を感じる味でした。
アクセス
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-2-11 |
電話番号 | 049-225-1184 |
営業時間 | 11:30〜17:00(売り切れ次第終了の場合もある) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | こちら |
喜多院の隣に、仙波東照宮と言う神社もあるのですが、門が閉まっていて中に入ることが出来なかったので、今回はそちらを参拝することが出来ませんでした。
喜多院周辺、見所がたくさんあります。
川越散策の一部として、是非立ち寄ってみてください!
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
喜多院のすぐ近くに仙波東照宮があります。こちらは川越駅よりの場所にある川越八幡宮の兼務社です。
川越のメインストリート 蔵造りの街並みの方へ進んでいくと蓮馨寺や川越熊野神社があります。
少し離れた場所に縁結び風鈴が有名な川越氷川神社があります。
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