ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは京都府北区にある上賀茂神社です!正式には賀茂別雷神社と言う名前です。
世界文化遺産に指定されている神社ですよ~!
早速紹介していきます!
神社の概要
- 御祭神:賀茂別雷神
- 御利益:厄除、方除、災難除け、八方除け、開運、必勝
- 例大祭日:5月15日
- 創建:伝 678年
御由緒
創建については諸説ある。社伝では、神武天皇の御代に賀茂山の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨したと伝える。
延暦13年平安遷都後は、皇城鎮護の神社としてより一層の崇敬を受け、大同2年には最高位である正一位の神階を受け、賀茂祭は勅祭とされた。『延喜式神名帳』では「山城国愛宕郡 賀茂別雷神社」として名神大社に列し、名神祭・月次祭・相嘗祭・新嘗祭の各祭の幣帛に預ると記載されている。弘仁元年以降約400年にわたって、伊勢神宮の斎宮にならった斎院が置かれ、皇女が斎王として奉仕した。
明治の近代社格制度でも伊勢神宮に次ぐ官幣大社の筆頭とされ、明治16年には勅祭社に定められた。
実際の様子
まず正面の鳥居から参道を進みます
バスで上賀茂神社へ行くと、ここに着きます。
ど~んと構える大きな鳥居!一番最初にある大鳥居です!!
その先に一ノ鳥居があります。
ここから境内へ入ります。
まず広がるのは砂利の敷き詰められた参道と左右に広がる芝生。
途中には大きな桜の木もあるので、春の桜シーズンは綺麗な景色を見ることが出来ます。
6月に伺った時の境内の葉桜。葉っぱの状態で遠目で見てもこれだけの迫力。きっと桜が満開の季節に伺うともっともっと素敵な景色を楽しむことが出来るんだろうなぁ
参道の途中にある外幣殿。国指定重要文化財です。
別名御所殿と呼ばれています。現在は、葵祭の時に使われているようです。
神馬舎の真っ白な神馬
参道をまっすぐ進み、二ノ鳥居の手前に神馬舎があります。
撮影は自由!ただしフラッシュ撮影は禁止です。
と言うわけで近くで撮らせて頂きました!
立派な馬を近くで見る機会ってそうそう無いですよね〜
結構筋肉がガッチリしていて、血管が浮き出ていました。お賽銭を納めると、人参をあげることが出来ます。お賽銭はお気持ちとのことなので、特に金額は指定されていません。
神馬舎の先にある二ノ鳥居。
立地で見ると神馬舎が二ノ鳥居の左手前にあることがわかります。
6月に伺った時には、二ノ鳥居の先に茅の輪が設置されていました!
立砂
上賀茂神社と言えばこれ!立砂です。別名 盛砂とも言います。上賀茂神社の御朱印帳にも描かれています。
2つの砂が山のような形をしています。
立砂とは、神山を象ったもので神を迎える原型、鬼門にまく清めの砂の起源と言われています。その立砂の奥(この写真だと左側)に写っているのが細殿と呼ばれているこの神社の拝殿です。
立派な細殿の前に立砂があります。右手に見えているのは土屋と呼ばれる建物です。
橋殿
細殿の右奥にある立派な建物。こちらは橋殿です。国指定重要文化財となっています。
中に上がることが出来ないようになっているのですが、ここから見る周辺の景色がとっても綺麗なのです。正面から見ると奥に大きな岩が見えます。
横へ逸れて横目から見ると、奥に見える木々や川を額縁に飾られた絵画のように楽しむことが出来ます。室内ではないのですが、まるで室内から庭園を拝観しているような気持ちになりますねぇ
手水舎
立砂を少し進むと手水舎があります。
この手水舎の水は、神山湧水という水を使用しています。
御祭神 加茂別雷大神が降臨されたとされている神山のくぐり水を汲み上げたものです。飲料用水質基準も満たしているので、飲むことも出来ます。
5年ぶりに再訪した手水舎は花手水になっていました。
柄杓がなくなり、竹筒から流れる流水で直接手を清めるようになっています。
水が出ている部分の上には上賀茂神社のおみくじたちが並んでいます。
卯年と言うことでうさぎの開運招福の置物が飾られているのも可愛かった~!縁起物で装飾された素敵な手水舎になっていました!
楼門と片岡社と本殿
更に先へ進むと楼門が見えて来ます。
立派な朱色の門の前には、同じく朱色の玉橋があります。玉橋は、参拝者は通ることが出来ないので注意しましょう。すぐ近くに片岡橋と言う橋があるので、そちらを通って楼門の先にある本殿へ参拝しましょう。
楼門の前には卯年にちなんだうさぎのおみくじ結びなどが飾られていました!!
こちらは玉橋、片岡橋の近くにある境内社片山御子神社(通称片岡社)です。
上賀茂神社の母神である賀茂玉依姫命が御祭神の社です。縁結び、子授け、家内安全に御利益があります。
橋を渡り、楼門の先にある本殿へ!
こちらへ参拝させて頂きました!
本殿を間近で参拝したり、神職の方に案内して頂いて公開されていない部分を見ることが出来る特別参拝もあります。
境内社
細殿の方まで戻ると、近くに御手洗川が流れています。
その川沿いを先へ進んで行きます。
6月に伺った時は、川の一角に菖蒲や半夏生の花が咲いている場所もありました。
こちらの方には境内社がいくつかあります。そのうち、川のそばにある2社を紹介します。
川沿いの道にある、交通安全の神様が祀られている岩本神社です。
岩の上に建っている社です。岩に支えられてる様子が写真でも伝わると思うのですが、凄いですねこれ!
もう1社は、商売繁盛、子供の成長を見守る神様が祀られている賀茂山口神社です。
写真は手前にあった青紅葉と社の屋根の上を撮影しています。上賀茂神社内でも特に自然に囲まれている社です。
自然豊かな二葉姫稲荷神社
加茂山口神社をもう少し進むと、たくさん並ぶ鳥居を見つけました。その隣には二葉姫稲荷神社の文字が!
この神社、上賀茂神社の境内にある看板にはかかれていない神社なのです。
どうやらこの神社は、上賀茂神社の摂社である片山御子社の神宮寺鎮守社だそうで、神仏分離令により神宮寺が廃絶され、鎮守社である二葉姫稲荷神社だけが残っているようです。
上賀茂神社に関係が無いとは言い切れませんが、管轄は違うようです。とりあえず、この綺麗な紅色の鳥居の雰囲気と緑豊かな自然に惹かれて参拝させて頂くことにしました!
ゆるやかな階段を上った先に木造の社がいくつか建てられています。
二葉姫稲荷神社の境内社が並んでいて、一番奥に稲荷神社の社がありました。
稲荷神社なので、御祭神は宇迦之御魂です。こちらへ参拝させて頂きました。
提灯を見るとわかりますが、上賀茂神社の神紋と違う神紋なのがわかります。二葉葵と言う点は共通なのですが、二葉姫稲荷神社の紋の中央には花が咲いていました。
社の並ぶ場所から市街を見渡すことが出来ます。
木々が写真のフレーム代わりになっているような気がしました。
同じ道を下って帰ります。
新緑の季節のこの道、凄く好きです。良い雰囲気だなぁと、感動しました!
…が、この記事を書くにあたって、この神社のことを少し調べたのですが、実は心霊スポットらしい…???
「二葉姫稲荷神社」で検索すると、検索1ページ目から怖い場所だと言うことが書かれているサイトが多くヒットしました。
私はただただこの鳥居の続く階段を歩いて、綺麗だなぁと思っていただけなのですが、感じる人は何か感じるのでしょうか?
あ、稲荷社では野生のトカゲにも会いました!逃げられそうだったので写真は撮りませんでしたが…
まぁ、山だからトカゲいるよね〜
御朱印帳と御朱印とおみくじ
御朱印は立砂の近くにある授与所で頂くことが出来ます。
御朱印の初穂料は300円です。
オリジナル御朱印帳
上賀茂神社のオリジナル御朱印帳はこちら。
初穂料は1000円。
立砂と細殿が表紙のオリジナル御朱印帳です。背面には二葉葵の神紋があります。
2018年5月に頂いた御朱印
はじめての参拝で頂いた御朱印はこちら。
こちらにも神紋である二葉葵の印が押されています。
葵は古く「あふひ」と読み、「ひ」とっは神霊を表す御祭神降臨の際に「葵」を飾り祭りせよとの神託があったことから、神と人とを結ぶ草として上賀茂神社の神紋になっています(上賀茂神社の御朱印のはさみ紙より引用しました)
2023年6月に頂いた御朱印
2023年6月に頂いた御朱印はこちら。
達筆で書かれている御朱印です!特に左側の参拝日の「年」の流れるような字が凄い!!
書かれている文字は前回拝受したものと同じです。右側に「山城国一之宮」と書かれており、中央に「加茂別雷神社」と書かれています。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
ヤタガラスと馬のオリジナルおみくじ
相方さんと1つずつ、オリジナルおみくじ2種も頂きましたよ〜!
ヤタガラスと木彫りの馬のおみくじです。ヤタガラスは中におみくじが入っていて、馬は口でおみくじをくわえていました。
1つ1つ手作りなので、自分達がこれだ!と思ったものを頂きました。
値段は各500円。
どちらにも神紋が入っています。
ヤタガラスはお腹に、馬は背中にありました!この神社のオリジナルおみくじだと言うことが一目でわかる作りですね!
馬のおみくじは、背中の青い部分が赤い色の別バージョンもあります。
また、ヤタガラスのようなタイプの馬の形をしたおみくじもあるので、馬のおみくじを引きたい!と言う人は自分の好みのものを探してみて下さいね!
アクセス
住所 | 京都府京都市北区上賀茂本山339 |
電話番号 | 075-781-0011 |
開門時間 | 二の鳥居内 5:30~17:00
楼門内 4月~10月 8:00~17:00/11月~3月 8:30~17:00 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | 京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」より 徒歩25分
上賀茂神社行きのバスを使うのがおすすめです。 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣
周辺にある「大田神社」「下鴨神社」「上賀茂神社」と少し移動したところある「法乗院」「圓通寺」「妙満寺」「実相院門跡」
少し歩くと境外摂社である大田神社があります。
下鴨神社の近くに法乗院があります。
上賀茂神社から少し移動すると圓通寺、妙満寺、実相院門跡があります。
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京都はちょっと遠いけど気になる、行ってみたい!と言う人は旅行へ行きましょう!
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ちょっと贅沢な旅をしたい人には一休.comがオススメです!
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こちらへ訪れたのは新緑が美しい5月。もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、この時の旅行レポを公開中です!
ぜひこちらも参考にしてみて下さい!
参考
【京都旅行ブログ】2泊3日の京都旅行!新緑の季節の京都旅は超癒し #1ちくとりんご
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