【嵐山/紅葉シーズン】一生に一度は訪れるべし!苔庭が美しい西芳寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都 嵐山にある西芳寺さいほうじ(@saihojimuin)です!

苔寺として有名な世界遺産のお寺で、一生に一度はぜひ訪れてみて欲しい美しい庭園が広がるお寺です。

事前に往復ハガキで拝観予約をしなければ入ることが出来ないお寺です。また、写経をしてから庭園を拝観するお寺なので、こちらのお寺へ伺う際は事前に筆ペンを用意していきましょう。※忘れた場合、拝観受付で販売している筆ペンを購入しなければいけません

紅葉シーズンに伺ったので、境内の紅葉と苔庭の写真を合わせてお楽しみ頂ければと思います!

ちく

早速紹介していきます!

\拝観予約はこちら/

西芳寺 拝観申込方法について

寺の概要

  • 御本尊:阿弥陀如来
  • 宗派:臨済宗系単立寺院
  • 山号:洪隠山
  • 寺号:西芳寺
  • 創建:奈良時代
  • 開基:聖武天皇
  • 開山:行基菩薩

御由緒

公式サイトを参考にしてみて下さい

実際の様子

お寺の入口

西芳寺の入口はこちらの石橋を渡った先です。

石橋の先にあるフェンスは開門時間内のみ開いています。この先にある山門も同じく、開門時間にのみ開いています。

山門をくぐったすぐ先で、事前予約で送られてきた往復はがきを見せるようになっているので、西芳寺へ行く前にはがきを用意していきましょう。

 

一度はがきを見せた後、もう1度拝観受付でも見せる流れとなっています。山門を進み、紅葉が美しい参道を歩いて行きましょう。

拝観受付と本堂周辺と紅葉

拝観受付までの道はまっすぐ1本道です。この受付へ続く道の両脇にも目をとめてみましょう。

苔の絨毯の上に紅葉が!!

晩秋を感じる景色に癒されつつ、拝観受付を目指します。

進んで行くと本堂が左手に見えてきます。本堂は正面からの立入は出来ないので、順路に従って進みましょう。

順路の途中にある拝観受付で予約に使ったはがきを渡し、拝観料を支払うとその先へ進むことが出来ます。

紅葉が美しい脇道

上を見上げると一面の朱色!

竹林もあるぞ!

休憩所もあります

順路を進んで行くと本堂へあがる流れになります。本堂へは隣にある庫裡からあがり、渡り廊下を歩いて行きます。

庫裏へ続く道

庫裏の前から見た景色

このあたりには透明度の高い池もあります!

渡り廊下から見える庭園も素敵!

本堂内でおこなう写経は延命十句観音経です。般若心経よりも短いお経なので、ゆっくり写経しても20分はかからないと思います。

見本として薄くお手本が書かれているので、その上からなぞりましょう。お経をなぞり終えた後はお願い事や住所、氏名を書く欄があるのでそこへ書いた後、納める流れとなっています。この際、御本尊さまへもしっかりとお参りさせて頂きましょう。

本堂内は撮影禁止です。

ちく

苔が美しい西芳寺の庭園 ※写真かなり多め

写経を終え、庭園へ!ここからは庭園の様子を写真付きでたっぷりお届けします。

順路に従って歩いているので、一緒に秋の苔庭を歩いている気分を味わってもらえたら嬉しいです。

庭園入口の看板の先を歩いて行くと趣のある石畳が敷かれた道が続いています。

石畳はどんどん小さくなり、苔に覆われた道になってきました。

道の途中に建物がありますがこちらは立入禁止です。

建物の前の紅葉のコントラストを楽しむ

玉砂利が敷かれた道になりました。

そしてその先に広がる苔庭。庭園へ入ってすぐの場所は苔が紅葉の落ち葉でほぼ隠れていました。

その先に苔の緑を楽しめる場所を発見!

綺麗だなぁ…

 

順路の途中、石段を下っています。この写真は石段を下った後に振り返って見た景色。

奥にある建物の右側に写る縁側ではお寺の方と共に座禅体験をしている方がいました。

庭園はとても静かで、聞こえてくるのは風がそよぐ音と野鳥たちの声だけ。自然の音に耳をすませて、西芳寺の境内で座禅をする…凄く魅力的!

 

順路を進みましょう。

今更なのですが、西芳寺の庭園は上段と下段があります。順路に従って進むとまず上段を見る流れとなっています。上段は枯山水庭園下段は池泉回遊式庭園となっており、それぞれ違った景色を楽しむことが出来るのです。

 

というわけで、今お届けしている写真は下段の庭園です。

順路を歩きながら左右に広がる苔庭を楽しみます

紅葉と建物

先に枯山水の話をしておきながら順路を歩きながら撮影しているのは苔や紅葉の写真ばかりになってしまいました。

苔の間に石を発見!

いやぁ、それにしても趣のある苔庭ですなぁ。

歩いて行くと建物が見えてきました。

こちらは湘南亭国の重要文化財に指定されている千利休の次男 千少庵によって建立された茶室です。

 

湘南亭のあたりまで来ると庭園にある大きな池が広がってきます。この池は黄金池と言う名前です。

途中にも書いていますが、西芳寺の庭園の下段は池の周りをぐるっと回る池泉回遊式庭園です。このあたりから池がメインになってきますがやっぱり苔も素敵!

先ほどまでと雰囲気が変わります。池と紅葉を一緒に楽しめる景色になってきました。

苔と紅葉ももちろん楽しめます!

広い池、ところどころに小島もあります。

池や苔の中は立入禁止。誰も立ち入らないからこそ、この美しい景観が守られているのですねぇ

進んで行くと、もう1つ茶室がありました。

茶室の前から見た黄金池

黄金池の真ん中に苔に覆われた橋があります。

橋の先に社がありました。

池に浮かぶ船も景観の一部。この池に浮かぶ船は実際に使われているのではなく、庭園の一部として飾られているのです。

苔に覆われた道。このあたりも立入禁止です。順路になっている道から撮影しました。

ゆるやかな石段が見えてきたらもうすぐ庭園はおしまいです。とても広い庭園、ゆっくりじっくり見て回ると時間を忘れてしまいます。1時間くらい余裕でいることが出来ると思いますよ~!!

秋の苔庭

この門が苔庭の出口です。庭園の見学を終えた後はこの先を進みましょう。

階段を上って進んで行きます。

この先にあるのは指東庵しとうあん。西芳寺の開山堂です。

開山上人である行基菩薩をはじめ、眞如法親王や夢窓国師の御位牌があります。

 

このあたりが上段の庭となっています。

西芳寺の枯山水庭園は独特な雰囲気が魅力的。

枯山水庭園と聞くと、白砂が敷き詰められ、波模様のようになっている庭園を連想する方が多いと思います。西芳寺の枯山水はこれとは大きく異なり、石組が主役。苔が広がる庭園のところどころに大きな石が並んでいるのが特徴なのです。

最後に色が変わり始めた紅葉と竹林を楽しんで庭園の拝観はおしまい!順路を進むと、最後に拝観受付の前あたりに戻ってくるので、入ってきた山門から出て帰りましょう。

西芳寺、拝観料はかなりお高いですが、その分心癒される美しい庭園が待っています。ぜひ一度訪れて見て下さい!

紅葉も綺麗でしたが、新緑の季節も美しい景色を楽しむことが出来そうです!

ちく

御朱印

御朱印は本堂へ入る玄関で頂くことが出来ます。

本堂内で写経をしている間に御朱印を書いて下さるので、先に御朱印帳を預けて、写経を終えたら受け取って帰りましょう。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は500円。

 

達磨さんが描かれた御朱印です。

西芳寺は、こちらの御朱印がスタンダードな御朱印なのです。

迫力満点でかっこいい〜!

ちく

限定御朱印情報

10月1日から10月14日まで達磨忌限定御朱印が登場します。

10月5日の達磨忌に合わせて登場する御朱印です。

最新情報は公式インスタグラムをチェック!

西芳寺 インスタグラム

アクセス

住所 京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56
電話番号 075-391-3631
開門時間 毎日1回

※午前中の場合と午後の場合があります。開門時間は申込をした往復ハガキに書かれている時間なので、日により異なります

御朱印受付時間 開門時間内
拝観料 3000円
駐車場 ありません
最寄り駅からのアクセス 阪急嵐山線「松尾大社駅」より 徒歩18分
公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

嵐山やその周辺にある「天龍寺」「宝厳院」「弘源寺」「野宮神社」「御髪神社」「常寂光寺」「二尊院」「落柿舎」「大覚寺」「祇王寺」「證安院」「清涼寺」「宝筐院」「あだしの念仏寺」「愛宕念仏寺」「法輪寺」「松尾大社」「月読神社」「華厳寺(鈴虫寺)」「竹の寺地蔵院」「梅宮大社」「車折神社」「鹿王院」

天龍寺の近くに塔頭寺院である宝厳院、弘源寺があります。

有名な竹林の方へ行くと野宮神社御髪神社があります。

嵐山やその周辺には他にも常寂光寺、二尊院、落柿舎、大覚寺、祇王寺、證安院、清涼寺、宝筐院、あだしの念仏寺、愛宕念仏寺、法輪寺、松尾大社、月読神社、華厳寺(鈴虫寺)、竹の寺地蔵院などたくさんの寺社などがあります。

嵐山へ向かう途中に梅宮大社、車折神社、鹿王院があります。

その他の【嵯峨嵐山】の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

この他にも嵯峨嵐山にはたくさんの神社仏閣があります。個別の記事にまとめたので、この周辺で寺社巡りをする際、ぜひ合わせてご活用下さい!

その他の京都の神社仏閣まとめ

その他の京都の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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