【嵐山】新緑の季節の常寂光寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市右京区にある常寂光寺です!

紅葉の名所として知られる嵐山のお寺です。この記事では青紅葉の時期に伺った時の様子を写真たっぷりでお届けします!

 

早速紹介していきます!

▼紅葉シーズンの常寂光寺の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:十界大曼荼羅
  • 宗派:日蓮宗
  • 山号:小倉山
  • 寺号:常寂光寺
  • 創建:1596年
  • 開基:日禛上人

御由緒

慶長年間(1596〜1614)に大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営する。 仁王門は、元和二年(1616)に大本山本圀寺客殿の南門(貞和年間の建立)を移築、仁王像は運慶作と伝えられる。

 

※公式サイトより引用

実際の様子

山門と仁王門と青紅葉

拝観開始の9時より少し前にお寺に着いたところ、まだ山門が閉まっていました。9時になるとこの門が開き、この先に拝観受付へ進むことが出来ます。

拝観受付を済ませ、道をまっすぐ進んでいくと、迎えてくれたのは新緑に囲まれた仁王門です。常寂光寺境内で最も古い時代の建造物です。

門の先に本堂まで続く階段があります。

仁王門に安置されている仁王像は運慶の柵と伝えられており、目と足腰の病に御利益があるとされています。


仁王門の屋根と青紅葉

本堂へ続く階段

仁王門をくぐるとその先に階段があります。

正面に見えるこの階段を上っていくと本堂へ着きます。

正面に見えているこちらの階段は傾斜がキツいです。足腰に自信がない方は、右手に緩やかな階段があるので、こちらを進むことをおすすめします。

私は正面の階段を上ります!

階段の両脇には苔が生えており、青紅葉とは違った美しい緑の景色を楽しむことが出来るようになっているのでした。

階段の一番上に灯籠が並んでいて、その先に本堂があります。

本堂とその周辺

こちらが常寂光寺の本堂です。こちらの本堂は同じ京都にある桃山城の客殿を移築して本堂としたのだとか!

こちらへ参拝させて頂きました!

 

本堂の裏手に回ると緑が美しい自然と共に小さな池があります。

そのそばにある灯籠と青紅葉も美しい…

常寂光寺は本当に新緑の緑がとても綺麗で癒されます。

 

本堂と向かい合うように苔むした場所に歌碑がありました。

本堂の左手には妙見堂があります。

妙見菩薩を祀るお堂です。運気を司る、寿命増益の御利益があると言われているお堂です。京都御所から西の方角にあることから「酉の妙見菩薩」の名でも親しまれています。

妙見堂の周りは見晴らしが良く、嵐山や周辺の景色を楽しむことが出来ます。

多宝塔へ続く道

妙見堂と本堂の間に更に上へと続く階段があります。この階段を進んでいくと多宝塔や辺り一帯を見渡すことが出来る展望台へと続いています。

階段の途中、左手には竹林が広がっていました。竹林は立入禁止なので目で見て楽しみましょう。

階段の左右は苔むす道になっていきます。

緩やかな階段を上へ上へと進んで行きます。

ふと階段の脇に目をやると苔の中にある像は石仏なのでした。

謌僊祠と多宝塔と周辺地域を見渡す景色

上へ上へと進んでいくと謌僊祠かせんしと呼ばれるお堂があります。

こちらのお堂は藤原定家公、家隆公の像が安置されています。

この辺りまで来るといつの間にか多宝塔よりも上に上ってきているのでした。

進んできた道を見てみると奥に京都の街並みが見えています。

一番上の展望台から見た景色がこちら。奥に見える山々までうっすら見えていますねぇ

来た道とは別の道を降りていきます!行きと帰りで違う景色を楽しめるのもこの展望台までの道の楽しみ方の1つです。

多宝塔の目の前にやってきました。

中に釈迦如来と多宝仏を安置している建物で1620年に建立されたと言われています。多宝塔は国指定重要文化財になっています。

多宝塔のそばに開山堂があります。

この辺りの苔も美しい…

ぐるっと降りてみると、多宝塔の正面に出る階段の前に出てきました。

帰り道で見た景色

途中から本堂と妙見堂の間の竹林があった道へと戻ってきます。改めて階段から本堂裏手の池を見てみました。

そして本堂の前を過ぎ、鐘楼の前を歩きます。

更に進んでいくと寺務所がありました。拝観者は特に用がない場合、寺務所へ入ることが出来ません。

寺務所の向かい側に地湧金蓮と言う珍しい蓮の花が咲いていました。日本では珍しい植物なのだとか!!

仁王門から本堂へ続く階段とは別の、緩やかな道を降りて戻ります。この辺りも新緑ワールドがとっても綺麗です!

この辺りには平和の碑があります。

大声を出しているような姿の石碑もあります。

石畳が敷かれた新緑の道、趣があって素敵ですねぇ

疲れたらちょっと休憩が出来る場所もあるのでした。

この道を進んでいくと仁王門の前に戻るので、そこから拝観受付を出て帰路へ着く流れになります。

御朱印

御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。

御首題を希望の場合は御首題を、御朱印を希望の場合は2種の御朱印から希望のものを選んで拝受することが出来ます。

値段は1つ300円です。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

仏教の教えの言葉の1つである「唯佛与佛」の文字が書かれている御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

以前はそうだ、京都いこうとのコラボなどで限定御朱印が登場していましたが、現在は授与していません。

アクセス

住所 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
電話番号 075-861-0435
拝観時間 9:00~17:00 ※拝観受付は16:30まで
拝観料 500円
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 京福電鉄嵐山線(嵐電)「嵐山駅」より 徒歩20分

JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」より 徒歩15分

公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

嵐山やその周辺にある「天龍寺」「宝厳院」「弘源寺」「野宮神社」「御髪神社」「二尊院」「落柿舎」「大覚寺」「祇王寺」「證安院」「清涼寺」「宝筐院」「あだし野念仏寺」「愛宕念仏寺」「松尾大社」「月読神社」「西芳寺」「華厳寺(鈴虫寺)」「竹の寺地蔵院」「梅宮大社」「車折神社」「鹿王院」

天龍寺の近くに塔頭寺院である宝厳院、弘源寺があります。

有名な竹林の方へ行くと野宮神社、御髪神社があります。

嵐山やその周辺には他にも二尊院、落柿舎、大覚寺、祇王寺、證安院、清涼寺、宝筐院、あだし野念仏寺、愛宕念仏寺、法輪寺、松尾大社、月読神社、西芳寺、華厳寺(鈴虫寺)、竹の寺地蔵院などたくさんの寺社などがあります。

嵐山へ向かう途中に梅宮大社、車折神社、鹿王院があります。

その他の【嵯峨嵐山】の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

この他にも嵯峨嵐山にはたくさんの神社仏閣があります。個別の記事にまとめたので、この周辺で寺社巡りをする際、ぜひ合わせてご活用下さい!

その他の京都の神社仏閣まとめ

その他の京都の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

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