京都観光の定番!清水寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都の中でも一番思い浮かべる方が多いであろう観光のド定番!清水寺きよみずでらです!

今まで夜間ライトアップの時期に伺った時の様子を紹介したことがありますが、今回は早朝 朝8時頃に伺った時の様子をお届けします!

MEMO

西国三十三所 第16番札所、洛陽三十三所観音霊場 第10番~第14番札所、法然上人二十五霊場 第13番札所、洛陽六阿弥陀めぐり 第3番札所、神仏霊場巡拝の道 第117番(京都 第37番)札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

▼夜の特別拝観の記事はこちら

目次

寺の概要

  • 御本尊:千手観音
  • 宗派:北法相宗大本山
  • 山号:音羽山
  • 寺号:清水寺
  • 創建:778年
  • 開基:延鎮上人

御由緒

清水寺は法相宗(南都六宗の一)系の寺院で、広隆寺、鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院の1つである。また、石山寺(滋賀県大津市)、長谷寺(奈良県桜井市)などと並び、日本でも有数の観音霊場であり、鹿苑寺(金閣寺)、嵐山などと並ぶ京都市内でも有数の観光地として有名であり、季節を問わず多くの参詣者が訪れる。また、修学旅行で多くの学生が訪れる。古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されている。

清水寺の宗旨は、当初は法相宗で、平安時代中期からは真言宗を兼宗していた。明治時代初期に一時真言宗醍醐派に属するが、明治18年に法相宗に復す。昭和40年に当時の住職大西良慶が北法相宗を立宗して法相宗から独立した。

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

仁王門・経堂・三十三間堂周辺

まずお出迎えしてくれるのはお寺の正門にあたる仁王門です。国指定重要文化財になっている門で2003年に一度解体修理をして、現在に至ります。

仁王門は今でもくぐることが出来ます。仁王門の両脇にも階段があるので、門をくぐらずに階段を進むことも出来ます。

 

仁王門の先を進んでいくと随求堂(左の黒い建物)と経堂(右の朱色の建物)が並んでいます。

随求堂は大随求菩薩を御本尊として祀っています。清水寺境内で唯一、真っ暗な道を進む胎内巡りが出来るお堂です。胎内巡りは朝早い時間帯にはおこなっていません。

経堂は釈迦三尊をお祀りしており、中には平安時代の一切経があります。国指定重要文化財で、原則、建物内の拝観は出来ません。

 

2つのお堂と向かい合うようにそびえたつ三重塔

国内最大級の規模の三重塔で、大日如来が祀られています。遠くからでもこの三重塔が見えることから、シンボル的な存在として愛されています。こちらも国指定重要文化財です。

 

経堂の前を進んで行きましょう。石畳の参道の先に大きな門が見えてきます。

拝観受付と手水舎

普門閣の額が掲げられた立派な門。この門のすぐ先に拝観受付があり、門をくぐった先からは有料拝観エリアとなっています。

門の手前に龍の像がある手水舎がありました。

本堂(舞台周辺から見た景色)

ここからは有料拝観エリアの様子をお届けします。拝観受付を済ませ、まっすぐ進んでいくと本堂に出ます。左側に見えているのが本堂の屋根です。

本堂は断崖に建てられている懸造かけづくりのお堂となっています。お堂の前に展望デッキのように飛び出している舞台から境内を始め周辺の景色を一望できるのです。

国宝に指定されており、御本尊である千手観音さまが祀られています。


清水寺境内

遠目に京都市内が見えます

舞台は広いので、朝のまだ人が少ない時間帯であれば、写真も比較的撮りやすいです。※本堂内は撮影禁止

「清水の舞台から飛び降りる」の舞台はここです!

地主神社は工事中でした!

本堂の先を進んでいくと境内にある縁結びの御利益で知られる神社地主じしゅ神社があります。

伺った2023年6月は境内が修復工事中だったので入ることが出来ませんでした。

奥之院周辺

更に先へ進むとその先に手水舎がもう1つあります。

その奥に見えているのが百体地蔵堂です。

その更に右手にはぬれて観音像があります。

百体地蔵堂などの手前にある立派なお堂。順路の手前に見えているのが阿弥陀堂で、その奥にあるのが奥之院です。いずれも国指定重要文化財となっています。

山の中のお寺などの奥之院は本堂とかなり離れた距離の場所にあったりするのですが、清水寺の奥之院は本堂から徒歩数分の距離にあるのです。

阿弥陀堂は法然上人二十五霊場の札所として知られているお堂で、本堂脇の納経所と別にこちらにも納経所があります。

観光ガイドで有名な景色

奥之院も懸造りです。奥之院の舞台から見る景色は、観光ガイドブックなどで清水寺を紹介している時によく見かけるあの景色!本堂の舞台からの眺めと合わせて、こちらからの眺めもぜひ楽しんでみて欲しい!!

時間はだいたい朝8時より少し前。清水の舞台に立つ人が少なめでした!

紫陽花が咲く道

伺った時期がちょうど紫陽花のシーズンで、奥之院から先へ続く順路には紫陽花が咲いていました。

この辺りからガラッと雰囲気が変わり、自然が美しい参道となっています。

緩やかな下り坂になっている道で、途中途中に紫陽花が咲いているのでした。

途中、石仏が祀られている場所がありました。

子安塔周辺

先ほどの紫陽花ロードの途中に、緩やかな石段が続いている道があります。この先にあるのは子安塔。清水の舞台から見た時、山の中に見える朱色の塔があります。

階段の先に、舞台からは遠目に見えていた子安塔が見えてきました!ここまで本堂から歩いて10分もかからないくらいの距離です!

子安塔の前からは本堂と三重塔が並んだ様子を眺めることが出来ます。

本堂の懸造りの足場、遠目で見ても迫力がありますねぇ

子安塔の目の前にやってきました。

こちらの塔は国指定重要文化財になっている塔で、子安観音と呼ばれる安産祈願で有名な塔です。子安塔のそばにも納経所があり、こちらでも御朱印が拝受可能です。

子安塔へ続く階段のそばに稲荷社などが並んでいました。

音羽の滝周辺

順路を進んでいくと本堂の下へ降りてくる流れとなっています。

参道の途中にある吹き抜け構造の建物。開放感があって涼しげです。

先へ進んでいくと音羽おとわの滝があります。清水寺の名前の由来となった滝です。

金色水、延命水などとも呼ばれ親しまれており、用意されている柄杓を使って水を汲んだりすることが出来ます。朝早い時間はまだ立入が禁止されているので、このように誰もいない様子を写真に納めることが出来ました。

 

音羽の滝のそばに本堂の脇へ続く階段があります。奥之院や子安塔方面へ行かない方は、本堂からこの階段を降りると、一気に音羽の滝の目の前に出ます。

階段の隣には清水の舞台を足元から見上げられる道が続いています。

帰り道はほぼ貸切状態歩いていました!

先ほどの舞台の足元から先へ進むと帰り道になります。途中、お茶屋さんらしき建物があったり(早朝でまだお店が閉まっていただけ?)

自然豊かな道が続いていました。

立派な石塔がある場所も。

池もありました!

最後は仁王門の前に戻ってくる流れとなっています。

参拝後はぜひ、産寧坂など周辺も観光で立ち寄るのがおすすめです!

御朱印

御朱印は本堂の隣にある納経所で頂くことが出来ます。清水寺ではこの他に阿弥陀堂、滝ノ堂でも御朱印を頂くことが出来ます。

▼本堂(納経所)で頂くことが出来る御朱印

  1. 御本尊(西国三十三箇所)
  2. 御詠歌(西国三十三箇所)
  3. 本堂(落陽三十三観音)
  4. 善光寺堂
  5. 奥之院
  6. 朝倉堂
  7. 泰産寺

値段は各300円です。

西国三十三観音の御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

「大悲閣」と書かれている御朱印です。観音さまを祀るお堂という意味の言葉ですね!観音霊場の御朱印はこの文字を書くお寺が多いです。

「大」の太く力強い文字が印象的…!

御朱印と合わせて「深」の文字が書かれている散華を頂きました!

限定御朱印情報

特別拝観の時期を開催している時期に限定御朱印が登場することがあります。

アクセス

住所 京都府京都市東山区清水1-294
電話番号 075-551-1234
拝観時間 6:00~18:00(夜間特別拝観の時期は17:30)

※特定の期間中は時間が変動することもあります

拝観料 大人 400円/小中学生 200円
御朱印受付時間 8:00~17:00
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 京阪電鉄「清水五条駅」より 徒歩25分

バスだともっと近くまで行くことが出来ます

公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

東山にある「建仁寺」「両足院」「霊源院」「禅居庵」「正伝永源院」「清水寺」「地主神社」「六道珍皇寺」「西福寺」「京都ゑびす神社」「安井金毘羅宮」「若宮八幡宮」「日體寺」「八坂庚申堂」「青龍寺」「法観寺」「高台寺」「圓徳院」「京都霊山護国神社」「銅閣寺」

建仁寺の塔頭寺院である両足院霊源院、禅居庵、正伝永源院がすぐ近くにあります。中には通常非公開で特別公開する寺院もあります。

少し移動すると六道珍皇寺、六波羅蜜寺、西福寺、京都ゑびす神社、安井金毘羅宮、若宮八幡宮、日體寺、八坂庚申堂、青龍寺、法観寺、高台寺、圓徳院、京都霊山護国神社、銅閣寺があります。

祇園にある「八坂神社」「仲源寺」「知恩院」「青蓮院門跡」

東山区の一部である祇園エリアに八坂神社、仲源寺、知恩院、青蓮院門跡があります。

京博近くにある「三十三間堂」「法住寺」「養源院」「豊国神社」「方広寺」「智積院」「新日吉神宮」「妙法院」

京都国立博物館周辺に三十三間堂、法住寺、養源院、豊国神社、方広寺、智積院、新日吉神宮、妙法院があります。

周辺にある「泉涌寺」「雲龍院」「来迎院」「新善光寺」「戒光寺」「即成院」「法音院」「今熊野観音寺」

周辺に泉涌寺やその塔頭寺院である雲龍院、来迎院、新善光寺、戒光寺、即成院、法音院西国三十三観音の札所である今熊野観音寺などがあります。

東福寺周辺にある「東福寺」「勝林寺」「退耕庵」「一華院」「天得院」「同聚院」「正覚庵」「光明院」

東福寺周辺に勝林寺、退耕庵、一華院、天得院、同聚院、正覚庵、光明院など数多くの寺院があります。

伏見にある「伏見稲荷大社」「伏見神寶神社」「荒木神社」「石峰寺」「藤森神社」

伏見周辺に伏見稲荷大社、伏見神寶神社、荒木神社、石峰寺、藤森神社があります。

その他の【東山・祇園】の神社仏閣をまとめた記事はこちら!

この他にも東山・祇園にはたくさんの神社仏閣があります。個別の記事にまとめたので、この周辺で寺社巡りをする際、ぜひ合わせてご活用下さい!

その他の京都の神社仏閣まとめ

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