【東山区】真言宗智山派の総本山!智積院へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府東山区にある智積院ちしゃくいんです!真言宗智山派の総本山ですよ~!

京都国立博物館や三十三間堂から近いお寺です!

MEMO

真言宗十八本山巡拝霊場 第7番札所、近畿三十六不動霊場 第20番札所、京都十三仏霊場 第1番、神仏霊場京都 第40番札所になっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:大日如来
  • 宗派:真言宗智山派
  • 山号:五百仏山いおぶさん
  • 院号:智積院
  • 寺号:根来寺ねごろじ
  • 創建:1598年
  • 開基:玄宥げんゆう僧正

御由緒

智積院は真言宗智山派の総本山として現在全国に約3千の末寺を擁し、その中には成田山新勝寺や川崎大師平間寺、高尾山薬王院の大本山を始め、高幡山金剛寺、大須観音宝生院の別格本山があり、檀信徒数は約30万人にのぼります。

真言宗は弘法大師空海上人により開宗されましたが平安末期になると宗勢は衰微してしまいます。その時後鳥羽上皇の信任を得た興教大師覚鑁かくばん上人が高野山に登り真言教学を再興しました。晩年覚鑁上人が移り住んだ紀州(和歌山県)根来寺は、最盛期の戦国時代には坊舎2700余、住侶6000、所領70万石を数えるまでに勢力が拡大し、中でも智積院は真言教学を学ぶ学問所として隆盛しました。1585年、根来寺は豊臣秀吉に全山を焼き払われてしまい、智積院の学頭(最高指導者)玄宥僧正は、根来の再興を願いつつ多くの学僧と共に高野山、京都と難を逃れていました。1615年徳川家康は秀吉が愛児鶴松の菩提を弔う為に建立した祥雲禅寺を智積院能化(住職)に寄進、以来「五百仏山根来寺智積院」と称し、学山としての伝統を保ち、法燈絶えることなく今日に至っています。

 

※智積院由緒書きより一部抜粋

実際の様子

総門から本堂まで

三十三間堂や京都国立博物館のある道を進み、突き当たりに智積院の総門があります。

しかしこの総門は普段は開門しておらず、ここから入ることは出来ません。この門の脇に智積院への入口があるので、そこから入ります。

 

総門の先には太い木で作られた門がありました。

この門の近くに御朱印受付専用の窓口があるので、御朱印を頂く方はここで御朱印帳を預けてから、参拝し、帰りに受け取るとスムーズです。更にこの先をまっすぐ進みます。

整備された参道の奥に、智積院の本堂が見えました。

 

こちらは本堂の左手前あたりにある仏足石

お釈迦様の足裏の跡のかたちが彫られています。近くで見るとかなり大きいです!!!

 

仏足石まで来たら本堂はすぐそこですよ〜!

こちらの本堂へ参拝させて頂きました!外からの参拝はもちろん、中へ入って参拝することも可能です。

 

最初に歩いてきた参道を戻り、途中にある脇道へ。

素敵な道ですなぁ。この道の近くに有料拝観エリアがありました。

有料拝観エリア

ここからは有料拝観エリアを紹介していきます!

 

まず拝観受付を済ませると順路になっているのは、国宝の障壁画(襖絵)が展示されている収蔵庫です。

この中にある襖絵は、安土桃山時代に全盛期を迎えていた狩野派に対抗し、独自の画風を確立した長谷川等伯の襖絵が展示されています。

今でも豪華絢爛な姿の安土桃山文化を代表する桜図や楓図は、ここでしか本物をみることが出来ない貴重なものです。

写真撮影禁止なので、写真はありません。

 

襖絵を観た後は名勝庭園を拝観するエリアにあります。

この門をくぐり先へ進みましょう!

するとまず見えてくるのが横長な造りが特徴の講堂

青もみじと一緒に撮影してみました。順路に従って進んでいくと、後にこの講堂の廊下も歩くことが出来ます。

 

講堂側から撮影した門。

紅葉が一部だけ色づきはじめていました!

 

順路に従い、先へ進みます。ここの襖絵は復元された安土桃山文化の襖絵です。当時の姿をそのまま楽しむことが出来る貴重な襖絵ですよ~!

拝観料が必要な京都のお寺は、室内は撮影禁止の場所が多いので、写真を載せて紹介出来る貴重な場所です。

 

順路を進み、講堂の廊下を歩きました。

出口は入り口と同じ門なので、最後にもう一度講堂前へ行く流れになっています。

講堂の廊下へ向かう途中に、智積院の有名な庭園がありました。

 

ここがその名勝庭園です!千利休好みの庭と伝えられているお庭です。

つつじやサツキの季節は、特に庭園のお花が一気に咲くので綺麗な景色を楽しむことが出来ます。

御朱印

御朱印は御朱印受付で頂くことが出来ます。本堂よりも手前にあるので、先に御朱印帳を窓口に預けて、帰りに受け取りましょう。

名勝庭園などの拝観受付とは別の場所が御朱印受付の窓口なので、間違えないようにしましょう。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

御本尊である大日如来の御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

巡礼で伺う場合は、専用の御朱印帳にお願いすると、それぞれの札所の御朱印を頂くことが出来ます。

アクセス

住所 京都府京都市東山区七条下る東瓦町東大路通り964
電話番号 075-541-5361
開門時間 9:00~16:00
拝観料 大人 500円/中高生 300円/小学生 200円
御朱印受付時間 9:00~16:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 京阪電車「七条駅」より 徒歩10分
公式サイト こちら

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こちらへ訪れたのは10月の紅葉シーズン前。もう1つの運営ブログであるちくとりんごで、この時の旅行レポを公開中です!

ぜひこちらも参考にしてみて下さい!


参考
【京都旅行ブログ】美しい紅葉が色づく寸前!2泊3日の京都旅 #1ちくとりんご

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