【右京区】愛宕念仏寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市右京区にある愛宕おたぎ念仏寺です!

1200体の羅漢像が並ぶことで有名なお寺です。

 

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:千手観音
  • 宗派:天台宗
  • 山号:等覚山
  • 寺号:愛宕念仏寺
  • 創建:766年
  • 開基:称徳天皇

御由緒

奈良時代 766年に聖武天皇の娘の称徳天皇によって現在の東山松原通の地に寺が建立されます。当時はこの地を、山城国愛宕郡と言いましたが、この寺も愛宕の地に最初に建てられたので愛宕寺と名付けられました。

これが平安になって醍醐天皇の御代のころに、鴨川の洪水で全て流れて廃寺となってしまいます。後にその復興を命じられたのが天台宗の僧千観内供せんかんないぐでした。千観は生涯念仏を絶やすことがなかったということから「念仏上人」と称され、寺の名前も後に愛宕念仏寺と言われるようになりました。千観は自ら一刀三十三札をして本尊を彫ったと伝えられており「厄除千手観音」の名で厚く信仰されてきました。

 

※愛宕念仏寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

仁王門と羅漢洞

お寺の仁王門はこちら。いわゆる山門にあたる門で、この門をくぐった先、左手に拝観受付があります。境内の散策を希望する場合、拝観料を払って先へ進む必要があります。

仁王門をくぐってすぐ左手に羅漢洞があります。この先へ進んでいくとたくさんの羅漢像があるのです。

境内には1200体の羅漢像があります。これは昭和55年からはじまった境内の復興事業の一環で、境内を羅漢の石像で充満させたいという寺門興隆の発願と、それに賛同した一般参拝者の手によって彫られたものが境内に並んでいるからなのです。

1つ1つ手彫りの羅漢像、色々な表情のものがあり、見ているだけでも楽しいのです。境内のいたるところに羅漢像があるので、その一部を紹介していきます。

階段と途中に並ぶ羅漢像

拝観受付の先をまっすぐ進んでいくと緩やかな階段が続いています。

この階段の脇の坂を見てみるとたくさんの羅漢像が並んでいました。

階段の上に地蔵堂が見えてきました。

まずは地蔵堂を目指して階段を上って進んで行きます。

地蔵堂の前にも羅漢像がたくさん並んでいるのでした。

この表情、面白い!

ここまで来ればラストスパート!もうすぐ地蔵堂です。

このラストスパートの坂道の脇にも羅漢像が並んでいるのでした。

本堂とその周辺の羅漢像

階段を上りきって一番最初に見えてくるのが地蔵堂です。延命火除地蔵菩薩を祀るお堂で、健康長寿や火除に御利益があります。

そのそばにあるふれ愛観音堂には良縁成就に御利益があるふれ愛観音さまが祀られています。

この辺りにもたくさんの羅漢像があるのでした。

そしてこちらが本堂です!

靴を脱いで本堂内で参拝することが出来ます。※本堂内の撮影は禁止です

厄除の御利益で知られる御本尊の千手観音さまをはじめ、飛雲観音や訶梨帝菩薩が祀られています。飛雲観音さまは空の旅の安全祈願、訶梨帝菩薩は子授や安産、成長健全に御利益があります。

 

本堂の左手奥に弁天社があります。

本堂の左手に並ぶ羅漢像たち。

猫を持ち上げてる像がありました!本当に個性的な像が多いなぁ

横並びに並ぶ羅漢像。どれも違ってどれも素敵な表情です。

この羅漢像たちの間にある道の先には多宝塔がありました。

鐘楼と小さな滝と羅漢像

地蔵堂側とは別にもう1つ本堂のそばに続く緩やかな階段があります。その階段のそばに立派な鳳凰が翼を広げる屋根を見つけました。こちらは鐘楼の屋根です。

鐘楼は黄金の鐘が3つあります。

道を降りていくと石碑や石仏が並んでいます。

小さな滝もありました。

そしてまたまたたくさんの羅漢像!こちらは一番最初に紹介した羅漢洞の先に並ぶ羅漢像です。

御朱印

御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は500円。

 

御本尊の千手観音さまのお名前が中央に墨書されている御朱印です。

右上に押されている「厄除」の印が特徴的!

御朱印を拝受するとビックリマンシール風のシールが付いてくるぞ!

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
電話番号 075-865-1231
拝観時間 8:00~16:30
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
拝観料 300円
駐車場 なし
最寄り駅からのアクセス JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」より 徒歩38分
公式サイト こちら

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