ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは群馬県邑楽郡板倉町にある雷電神社です!他の雷電神社と区別する為に板倉雷電神社とも言われています。
こちらは雷電神社の総本宮であり、関東三雷神の1つです。
他の2社は茨城県つくば市の金村別雷神社、茨城県水戸市の別雷皇太神です。
この雷電神社は、関東三雷神の中でも境内が一番広い神社です。
早速紹介していきます!
▼他の関東三雷神の神社はこちら
目次
神社の概要
- 御祭神:火雷大神、大雷大神、別雷大神
- 御利益:雷除け、厄除けなど
- 例大祭日:5月1日~5日
- 創建:598年
御由緒
創建は社伝によると推古天皇6年で、当時は伊奈良 の沼と呼ばれる湿地に浮かぶ小島であったこの地に、聖徳太子が神の声を聞き、祠を設けてその神を祀ったものとされている(ただし、これを後世の付会であるとする説もある)。
古くから雷の被害が多い土地であり、また暴れ川で度々流路を変えた渡良瀬川と利根川との間にあって度々火災や水害に見舞われたが、延宝2年、当地を治めていた館林藩の藩主であった徳川綱吉が本社社殿を再建し(社殿に徳川家の三ツ葉葵の紋章を使うことを許された)、後に彼が長じて徳川幕府の第5代将軍となるに及んで、次第に繁栄するようになった。現在の本社社殿は天保6年、奥社社殿は慶応4年の造営である。本社社殿には左甚五郎から10代目の石原常八の作とされる彫刻が廻らされている。
明治時代は郷社に列せられ、第二次世界大戦後に宗教法人化された。今日では雷除けはもとより、氷嵐除けや豊作祈願、厄除けや安全、特に電気関係をはじめとする諸工事の安全の神として名高い。また、毎年大型連休中の例祭や、春の蝋梅および椿が美しい神社としても名高い。例祭以外にも主に企業関係者による安全祈願や商売繁盛の祈祷の依頼が多く、5月中旬から初秋までの雷雨の季節を中心に頻繁に行われている。
実際の様子
鳥居と手水舎周辺
駐車場に車を停めて、正面の鳥居から境内へ向かいます。
この道を進んでいくと、左側に小林屋、右側に林屋と言うご飯屋さんがあります。
どちらもなまず料理が食べられる珍しいお店です。他にもカツ丼やそばなどもメニューもあるので、ここでご飯を食べるのも良いと思います。
話がそれましたが、参道を進むと右手に手水舎があります。
変わった顔の龍がいる手水舎です。
こちらで手を清めます。
手水舎の奥には七福神の福禄寿がいました!
館林七福神の1つです。館林七福神は、それぞれ七福神のいる神社やお寺ごとに境内を彩る花が違います。
この雷電神社は、蝋梅と椿が綺麗な神社です。
他の場所について興味のある方は、雷電神社の館林七福神のページを参考にしてみて下さい。
拝殿へ参拝!
手水舎で手を清めた後は拝殿へ向かいます。
鳥居の先に見えているのが拝殿です。こちらへ参拝させて頂きました。
拝殿の中央にあるお賽銭箱。その左隣に、この神社の雷電様の紋が書かれた箱が置かれています。
口の部分が空いている雷電様。
手前にあるお願い文と言う紙に、自分の心にあるお願い事を書き、その紙にお賽銭500円を包んで口の中へ入れると、お願いを叶えてくれるのだとか。願いが叶ったお礼も、この紙に書いて雷電様へすると良いそうです。
拝殿や本殿はとても立派な作りで、特に下を支えている木が龍の形になっているところに感動しました。
その荘厳さに、柴又帝釈天の彫刻ギャラリーを思い出しました。
神馬と境内社と奥宮
拝殿の奥へ進んでいくと、まだまだ見どころがたくさんあります。
まず注目するのは神馬!神様の乗り物とされている神馬は、幸せや出会いを乗せて、開運招福へと導いてくれるとされています。
神社によっては、生きている馬を神馬としている場所もありますが、こちらの雷電神社の神馬は像で、2体います。
1体目の神馬(西の神馬)は体が白色です。
目に御利益がある神馬です。この小屋の中をのぞくと、神馬の姿を見ることが出来ます。
もう1体の神馬(東の神馬)は体が朱色です。
足腰に御利益があります。先ほどの神馬の小屋より、こちらの方が正面から見た時、横に長い小屋です。
こちらは境内社。
3つの社が合祀されています。左から稲荷神社、金刀比羅神社、天満宮です。
こちらは八幡宮稲荷神社。国指定重要文化財になっています。八幡大神と稲荷大神が1つの社に祀られています。
室町時代、飯野城主である篠崎三河守が造営しました。全国に7ヶ所しかない二間社入母屋造の社です。平和、子育て、五穀豊穣、商売繁盛、万民豊楽に御利益があります。
拝殿の真後ろにあるのが雷電神社の奥宮です。
伊邪那美命が祀られています。安産、家内円満、縁結びに御利益があります。
境内の像と御神木
雷電神社の境内には像も置かれています。
なまずにのっている鬼の像。こちらは後で紹介しているなまずさんのそばにあります。
授与所のそばにある水かけ童子。
願いをかけて水をかけると御利益があるそうです。
こちらは雷童子の像。
ふと現れて助けてくれる雷様の像です。子供が丈夫に育つとされています。
授与所の前にある御神木。
こちらは弁財天こと市杵島姫命像。
この像に鶏の卵をお供えして拝礼し、その卵を持ち帰って焼くなどして食べると、不思議な霊験があるとされています。弁財天像の手前には大きな卵の像もあります。
なまずさん
社殿から少し離れた場所に社務所があります。
そこには大きななまずさんがいます。
この板倉と言う土地では、なまずを代表とした川魚は大切な食資源であり、神様からの贈り物として大切にされているそうです。このことからなまずさんをここで大切にお祀りしているのですね。
ここに、なまずの力ハンカチと言うオリジナルハンカチが販売されています。
初穂料300円です。
このハンカチでなまずさんを撫でると、地震を避けて自信が湧き出るとされています。
ハンカチは購入すればそのまま持ち帰って使うことも可能です。なまずさんに自信を貰いたい人にオススメです!
御朱印
御朱印は拝殿の右隣にある授与所で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
初穂料は300円。
GW中に参拝したところ、5月末まではこちらの書置きの御朱印のみだと聞いたので、こちらの御朱印を頂きました。
限定御朱印情報
こちらの神社では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | |
電話番号 | 0276-82-0007 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄り駅から遠いので車で行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
邑楽郡にある「高鳥天満宮」「恩林寺」「大信寺」「石打こぶ観音」
邑楽郡のうち、同じ板倉町に高鳥天満宮があります。
他にも邑楽郡には恩林寺、大信寺、石打こぶ観音があります。
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