【新座】埼玉のもみじ寺!冬の平林寺へ行ってきた【埼玉の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは埼玉県新座市にある平林寺へいりんじです!

こちらのお寺、紅葉の名所として有名と言うことで、埼玉のもみじ寺としても知られています。

 

私が伺ったのは、冬。1月下旬でした。

すっかり紅葉は見頃を終えてしまっていましたが、他に誰もおらず、貸切状態でゆっくりと境内を散策することが出来ました!

境内の林は全体が苦にして天然記念物に指定されていると言う、素敵なお寺です。

 

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:釈迦如来
  • 宗派:臨済宗妙心寺派
  • 山号:金鳳山きんぽうざん
  • 寺号:平林寺
  • 別名:もみじ寺
  • 創建:1375年
  • 開基:大田備中守春桂薀沢居士
  • 開山:善玖禅師

御由緒

平林寺は1375年、武蔵国中部、現在のさいたま市岩槻区に創建されました。

 

※平林寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

総門と山門

お寺の入口である総門(惣門)はこちら。道路沿いにある大きな門で、茅葺屋根が特徴です。

総門の左脇に出入口があります。ここから入り、入ってすぐの場所で入山料を払うと、境内へ入ることが出来ます。


総門を少し進んだ先から撮影した1枚

 

総門を進んでいくと山門(三門)があります。

こちらの門は、平林寺が岩槻から移転した時に移築された貴重なものです。

門の両脇に金剛力士像があります。

禅宗の教えでは、山門をくぐると迷いや煩悩から解放されると言われています。ぜひ山門をくぐり、煩悩などを断ち切りましょう。

山門を進んだ先から振り返って撮影した1枚

仏殿と放生池周辺

山門の先に仏殿があります。

御本尊は釈迦如来坐像。脇侍として迦葉尊者と阿難尊者像があります。参拝者はこちらへの参拝が可能なので、こちらへ参拝させて頂きました!

 

仏殿の右手前にもう1つ小さなお堂があります。

こちらは戴渓堂です。

 

仏殿の先に中門があり、その先に本堂があるのですが、参拝者は仏殿より先のお堂へは立入禁止となっています。仏殿の左手が順路になっているので、こちらへ進んでいきましょう。

ちょっと開けた場所に出てきました。私以外誰もいなかったので、風がそよぐ音や鳥の鳴き声、差し込む日の光がとても綺麗で癒された思い出があります。

このあたりには放生池があります。

池の中には鯉たちがいましたよ~

なぜかみんな同じ場所に集まってきていました。

 

この近くに片割れ地蔵さんがいます。

元は狛犬のように一対であったお地蔵さんです。片方だけが平林寺境内にあることから、この名で呼ばれています。

平和観音と境内林へ続く道

順路を進んでいくと、次は境内林へ向かうようになっています。

その途中に平和観音さまの像がありました。

穏やかな表情をしている観音さまです。

 

どんどん進んでいきましょう!

二手に分かれた道は、左は立入禁止なので右を進みます。

この先に下卵塔と呼ばれる墓所があります。卵塔とは、禅僧のお墓のこと。平林寺境内にある墓所の中で最も古いものです。岩槻から移葬されたお墓が多く、修行半ばにして亡くなった方やこちらのお寺にゆかりのある方が眠っています。

下卵塔の一角にあるこちらは島原の乱供養塔。島原の乱で犠牲になった方々を弔うためのものです。

 

こちらは松永安左エ門氏とその妻である松永一子氏のお墓。

松永安左エ門氏は電力の鬼と呼ばれた方です。戦後の電力民営化を実現した人物で、近代三茶人の1人でもあり耳庵と言う号を所持しています。平林寺の向かい側にある睡足軒を別邸としていました。

 

下卵塔の先を進むと平林寺堀があります。

こちらは用水路になっている場所です。

たくさんの石灯籠が並ぶ大河内松平家廟所

更に進んでいくと大河内松平家廟所があります。江戸時代に、江戸幕府を支えた一族のお墓が並んでいる場所です。

お墓の周りにはたくさんの石灯籠が並び、苔むした場所もあります。

お墓1つ1つは五輪塔と呼ばれる塔です。このようなお墓が大河内松平家一族全員分残っている、歴史的にも貴重な場所です。

 

正式参拝の時に使われる石灯籠が並ぶ参道

立入禁止なので、参拝者はここを歩くことが出来ません。

 

廟所まわりをぐるっと回りました。

本当にたくさんの石灯籠が並んでいます。

独特の雰囲気が魅力的な場所です。

野火止塚と境内林

先へ進みます。

廟所周辺の境内林が国指定天然記念物になっている雑木林です。放生池周辺もそうでしたが、やはりこのあたりも風がそよぐ音や鳥の鳴き声などしか聞こえないので、貸切状態で参拝出来て良かったなぁと思いました。

 

進んでいくと野火止塚(九十九塚)があります。

この丘の頂上に塚がありました。

こちらは野火の見張台であったと言われている場所です。

 

ここからまた境内林を歩きます。

葉っぱが少ない冬の木に、様々な野鳥の姿を見ることが出来ました!

本当に素敵な場所だったなぁ。紅葉の季節や新緑の季節には全然違う景色を楽しめそう!

ちく

半僧坊とその周辺

最後に紹介するのは半増坊周辺。こちらは山門の左手を進んでいくとある場所です。

こちらの半僧門は、総門以外の平林寺境内へ入ることが出来るもう1つの門です。

普段は閉まっており4月17日のみ開門されます。

 

このあたりに手水舎もあります。

獅子のいる手水舎ですが、柄杓はなく、水もはっていませんでした。

 

こちらが半僧坊感応殿

諸願成就を叶えてくれると言われる半僧坊大権現が祀られています。半僧坊は天狗に似た姿をしていると言われているんですよ~!

 

半僧坊の隣に休憩所がありました。

境内散策で歩き疲れたら、ここでちょっと休憩するのもおすすめ!ただし、境内は禁煙で飲食禁止です。売店や飲食店、自動販売機もないので、飲食などは参拝を終えてからにしましょう。

御朱印

私が伺った1月は、御朱印の授与をお休みしている期間だったので、御朱印を頂くことが出来ませんでした。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所
電話番号 ありません
開門時間 9:00~16:30
御朱印受付時間 9:00~16:30
入山料 大人(中学生以上) 500円/小学生 200円
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

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ちく

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