巨大な仙台のシンボル!仙台大観音(大観密寺)に行ってきた【宮城の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは宮城県仙台市にある仙台大観音です!

正式には大観密寺と言う名前のお寺で、胎内を拝観することも出来ます。

仙台城跡から見ると遠くに見える巨大な観音さまと言うことで、仙台のメイン観光地からは少し離れた場所にありますが、仙台駅からバスが出ています。

 

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:白衣観音
  • 宗派:真言宗智山派
  • 山号:新界山
  • 寺号:大観密寺
  • 通称:仙台大観音
  • 御利益:病気平癒、如意円満
  • 創建:1991年

御由緒

ここに鎮座する観音様は白衣観世音菩薩と云い一人の熱心なご信徒様が観音様に日々祈りを捧げて事業を行い、この中山の地を開拓なさいました。自分が成功したのは観音様の霊験であると信じ世界平和と人々の諸願成就を祈念し仙台を見守る為、仙台市内を一望できるこの高台の地に中心である仙台駅を見つめる1991年、建立なさいました。

 

※境内にある看板より一部抜粋

実際の様子

まず先に、観音さまの体内を拝観する際の流れを簡単に説明します。

観音さまの中へ入ると、拝観受付で拝観料を支払います。そのまま1階部分をぐるっと見学し、階段を上って2階へ行きます。2階からエレベーターで最上階まで行きます。そこから階段で降りていくのが拝観の流れです。

外から見た仙台大観音さま!インパクト大!!!!

仙台大観音はとても大きく、仙台城の本丸跡あたりからもそのお姿が見えるほどです。

近くまで来ると更に目立つ立像になっています。

観音さまを正面から撮影した姿。

足元のあたりに口を開いている龍がいます。

 

更に近くへ行くため、右側を進んで行きましょう。

歩いているといつのまにか観音さまのすぐ近くでした。

右手に瓶を持っています。この瓶から流れ出る水を溜める池が、観音さまの前にありました。

龍の口の中から巨大な観音さまの胎内へ!

観音さまの足元へやってきました。

胎内拝観をしない人の為に、屋外にもお賽銭箱が設置されています。

胎内へ入らない場合は拝観料もかかりません。無料(お賽銭は別)で仙台大観音を見学したい場合は、こちらで参拝をしましょう。

 

白い狛犬もいるんですよ〜!

お賽銭箱の前から撮影した観音さまはこんな感じ。

うん、大きい!

 

そして胎内拝観の受付へ進みます。

拝観受付はなんと龍の口の先!龍に食べられちゃいましょう!

拝観スタート!1階にある三十三観音と十二神将像を見るぞ!

拝観受付を済ませ、観音さまの胎内の拝観スタート!

この観音さまの胎内は、フラッシュ撮影は禁止ですが、写真撮影自体はOK!!見学しつつ、胎内の写真をじっくり撮影させて頂きました~

 

まずは1階をぐるっと1周する流れになっています。

円の外側に三十三観音、内側に十二神将像が並んでいます。

十二神将は干支を守ってくれる存在でもあります。それぞれの像の前にどの干支を守護する神様なのか書かれています。

1体1体の観音さまが木彫りの立派な像です。

お名前も書かれていますよ~

 

1階を1周した後は、四天王像のいるこの場所を進みましょう。

この先にある階段を進み、2階へ行きましょう。

2階へ!登龍門と龍の頭の上

2階へ行くと登龍門があります。

この門の先に扉があり、扉を出るとその先は龍の頭になります。

階段を上るとちょうど龍の頭の上、ここから周辺を見渡すことが出来ます。

龍の頭の上に祠がありました。

エレベーターに乗って御心殿へ!

2階からエレベーターで最上階まで上ります。

辿り着いたのは御心殿。ちょうど観音さまの心臓部に辿り着きます。

 

まず見えてくるのは布袋尊。

自分の健康で気になる部分を撫でてみましょう!

 

こちらが御心殿です!ちょうど観音さまの心臓部にあたる場所ですよ~

光輝いていて素敵です…!!

中央にある宝塔には観音さまが右手に持っている如意宝珠と秘仏の大日如来像が安置されています。

宝塔の前に立派な龍がいました!

 

近くに屋外を見ることが出来る窓があります。

東西南北、四方に窓がありますが、その中から代表して仙台湾の見える場所をピックアップしてみました。

階段を降りて百八胎内仏へ!

最上階を拝観後、2階まで螺旋階段を降りる流れになっています。

途中、各階にあるのは百八胎内佛。

人間はこの世に生きている限り108の煩悩がつきまとうと言われています。

この観音さまの胎内にある108体の仏像を1つ1つ拝むと、その108の煩悩を打ち払ってくれると言われています。

108体の仏さまを代表して白衣観音さまの写真を撮りました!仙台観音さまですよ~!

ずーっっっと階段を降りて進んで行きます。

各階の床が違う色になっているのです。なんだか不思議だなぁ。

 

階段を降りていくと3階に金さん銀さんの手形が飾られていました。

103歳の時に訪れたそうです…!す、すごい…!

油をかける大黒天!?

観音さまの外へ行くと油掛大黒天が祀られています。

鳥居の先に大黒さんがいらっしゃるのです。

その名の通り、こちらの大黒さんに油をかけると縁結び、安産、商売繁盛、知恵、良縁成就の御利益を頂けると言われています。

実際の大黒さん。油の溜まった鉢の中央にいらっしゃるのです。

左右に置かれている柄杓で油をすくってかけましょう。

なんで油掛大黒天って呼ばれてるの?

この大黒さんが油掛大黒天と呼ばれるようになったのか、その由来は諸説あります。

  • 小僧が油を買って帰る途中、道端の大黒天に油壷をぶつけ、油だらけにしてしまいましたが、帰宅すると奉公先の床屋が大繁盛した説。
  • 油売りが隣の村へ毎日油を売りに行っていた。その帰りに必ずその日の売り上げで得たお金でお供えを買っていたけれど、まったく売れない日にせめてもお供えとして売り物の油をかけて供養したところ、次の日から大繁盛し、商売の縁や人の縁が次々良縁に結ばれた説。
  • 弘法大師が百姓に伝えた説。

すべて詳細は仙台大観音の公式サイトに載っています!

どれが本当の由来なのか不明ですが、珍しいだけでなくいくつも説があると言うのはおもしろいですねぇ~!

油掛大黒天の近くに八正堂がありました!

こちらでは法要や護摩祈祷などが行われているそうです。

御朱印

御朱印は観音さまの胎内にある拝観受付で頂くことが出来ます。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

観音さまのいる場所を表す言葉「大悲殿」の文字が墨書きされている御朱印です。

限定御朱印情報

こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 宮城県仙台市泉区実沢中山南31-36
電話番号 022-278-3331
拝観時間 5月~10月 10:00~16:00、11月~4月 10:00~15:30
拝観料 500円
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです。仙台駅からもバスが出ています。
公式サイト こちら

仙台の神社仏閣情報はこちら!

その他の仙台やその神社仏閣情報をまとめた記事はこちら!

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旅行ブログ「ちくとりんご」で仙台旅行レポを公開中!

こちらへ伺ったのは仙台への1泊2日旅行の時です。

その時の旅行レポをもう1つの運営ブログであるちくとりんごで公開中!

仙台旅行へ行く際の参考にこちらもチェックしてみて下さい!


参考
【仙台旅行ブログ】王道と穴場で宮城ぐるり!1泊2日の仙台旅 #2【ちょっとだけポケモンGO】ちくとりんご

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