ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは滋賀県大津市にある滋賀院門跡です!
比叡山の麓にある延暦寺の本坊(総里坊)にあたる門跡寺院です。
びわ湖百八霊場 第9番札所になっているお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:薬師如来
- 宗派:天台宗
- 通称:滋賀院門跡
- 創建:1615年
- 開山:天海大僧正
御由緒
1615年、天海大僧正が後陽成上皇より京都の法勝寺(歴代天皇のお授戒の寺)を賜わり移築され、1655年 後水尾上皇より滋賀院の号を賜わった。
しかし、残念なことに明治10年に火災で全焼し、現建築は明治12年に延暦寺の山上にあった西塔正観院・東塔南谷極楽坊・無動寺谷法曼院・横川鶏足院の建物を移築し、また明治41年には山麓 慈眼堂内の羅漢堂を内仏殿として移築再建したものである。
境域は約1万坪の敷地にお成門(勅使門)・内仏殿・宸殿・二階書院・庫裡・台所・通用門それに6棟の土蔵からなり、宸殿と二階書院に面した庭園があり、外観は堂々たる石垣(穴太衆積み)の上に土塀がめぐらされ、天台座主の御座所として地元では滋賀院御殿と呼んでいる。
※滋賀院門跡 リーフレットより一部抜粋
実際の様子
滋賀院門跡へ続く道と慈眼堂と自然が美しい景色
延暦寺へ続く坂本ケーブルのケーブルカー乗り場のふもとに滋賀院門跡への入口があります。
この看板に従い進んで行きましょう。
桜の花に導かれるように進んで行くとお堂の屋根が見えてきます。
こちらは滋賀院門跡へ続く道の途中にある慈眼堂です。滋賀県指定文化財になっているお堂で、比叡山焼き討ち後に復興に尽力した天海大僧正を祀る御廟になります。
慈眼堂は、この柵の先へ行くことが出来ないので、ここからお参りする形になります。
この境内には他にも桓武天皇や後陽成上皇、後水尾上皇、徳川家康公、紫式部、和泉式部、新田義貞公の供養塔や江戸期以降の歴代天台座主のお墓があります。
慈眼堂へ続くもう1つの参道も石畳が敷かれる趣のある雰囲気でとても素敵でした!
拝観受付とと内仏殿へ続く道
慈眼堂の手前の道を下へ降りていくと、滋賀院門跡があります。
こちらの門をくぐり、入ってすぐの拝観受付で拝観料を支払い中を見学する流れとなります。
室内の撮影は禁止の場所が多いです。狩野派などによって描かれた襖絵をはじめ、室内にも様々な見どころがありました。
順路を進んで行くと階段の先に内仏殿があります。
ここには滋賀院門跡の御本尊であるお薬師さまが祀られています。
庭園
順路の最後は宸殿に続いています。神殿の西側にある庭園は、徳川家光公の命で作庭された、小堀遠州作の横に細長い池泉鑑賞式庭園です。
たくさんの石が様々なものを表現しています。
庭園内の池には鯉が泳いでいました!
御朱印
御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。先に御朱印帳を預けて帰りに受け取る流れになります。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は300円。
延暦寺の根本中堂と同じお薬師さまがいらっしゃると言う意味の「醫王殿」と書かれた御朱印を拝受しました!
限定御朱印情報
こちらのお寺では限定御朱印は登場しません。
アクセス
住所 | 滋賀県大津市坂本4-6-1 |
電話番号 | 07-7578-0130 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料 | 500円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | JR湖西線「坂本比叡山口駅」より 徒歩5分 |
公式サイト | ありません |
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大津市にある「日吉大社」「日吉東照宮」「比叡山延暦寺」「西教寺」「唐崎神社」「近江神宮」「圓城寺/三井寺」「圓満院」「三尾神社」「長等神社」「平野神社」「石山寺」「岩間寺/正法寺」「立木観音」「建部大社」
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南へ移動すると西国三十三観音の札所の圓城寺/三井寺をはじめ圓満院や三尾神社、長等神社があります。
県庁の方へ行くと平野神社があります。
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