【塩釜市】陸奥國一之宮 鹽竈神社&志波彦神社へ行ってきた【宮城の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは宮城県塩釜市にある陸奥國一之宮鹽竈しおがま神社延喜式内名神大社 志波彦しわひこ神社です!

宮城を代表する大きな神社ですよ〜

鹽竈神社の名で親しまれることが多い神社ですが、鹽竈神社と志波彦神社は同じ境内にある2つの神社で、どちらもそれぞれ歴史があるのです。

高台にあるため、境内からは海を眺めることも出来ます!

 

早速紹介していきます!

鹽竈神社の概要

  • 御祭神:鹽土老翁神(別宮)、武甕槌神(左宮)、経津主神(右宮)
  • 御利益:武運長久、塩業や漁業守護、家内安全、延命長寿、交通安全、厄除、安産守護
  • 例大祭日:7月10日
  • 創建:不詳

御由緒

当神社の創建の年代は明らかではありませんが、武甕槌神と経津主神が陸奥国を平定した時に、両神の道案内をした鹽土老翁神がこの地に留まり、人々に塩づくりを教えたことに始まると伝えられます。

 

※しおがまさま 参拝のしおりより一部抜粋

志波彦神社の概要

  • 御祭神:志波彦神
  • 御利益:農業守護、国土開発、殖産守護
  • 例大祭日:3月29日
  • 創建:不詳

御由緒

当神社は、東山道より陸奥鎮守府を兼ねた多賀城国府(九州太宰府と同等の政庁)に入る交通の要所、陸奥国宮城郡岩切村(現在の仙台市宮城野区岩切)冠川の畔に鎮座され、「延喜式内名神大社」として朝廷の尊信ことのほか厚いものがありました。1871年、国幣中社に御治定され、明治天皇の御思召により、1874年、鹽竈神社の別宮本殿に遷祀されました。その後、国費により社殿を御造営することとなり、1934年、現在地に工事を起こし、1938年、御遷座申し上げました。

 

※しおがまさま 参拝のしおりより一部抜粋

実際の様子

表参道へ続く鳥居

鹽竈神社へ続く道はいくつかあります。

その中で最もスタンダードなのがこちらの社号標がある場所です。

社号標の先を進んでくと、鳥居があり、長い階段が上へと続いています。

この参道を表参道と言います。

鳥居の手前にはこちらの狛犬さんがいます。

こちらが表参道へ続く鳥居です。

鳥居 横写真

鳥居 縦写真

1868年の表参道を描かれた水彩画が飾られていました!

鳥居の額には「陸奥國一宮」と書かれています。

長い階段、それが表参道!

鳥居の先にある表参道を進んでいきましょう!

と、言葉で言うのは簡単ですが、御覧の通り、鹽竈神社へ続く階段はなかなかにハードです…!!

どんどん上るぞ!

途中に狛犬がいます。

楼門の屋根が見えたらもう少しでゴール!

体力に自信がない人は、無理をせず別の道から鹽竈神社を目指しましょう!

上から見てみると、ハードな道のりだったと言うことがわかりますね…!!

2つの門と手水舎

表参道の階段を上りきると、楼門があります。

楼門の両脇には桜の木があります。

鹽竈神社自体がもともと桜の名所なので、このあたりは桜のシーズンになると、更に美しい景色を見ることが出来そう!

▼神門の手前にいる狛犬。陽に照らされてイケメンに撮れました!

楼門をくぐり、先へ進みましょう。

楼門をくぐると、鹿の像があります。

楼門の先にもう1つ門があります。

こちらは唐門です。左右に回廊が伸びており、拝殿側から見た回廊部分は、片方は御祈祷や御朱印の受付、もう片方はお守りやお札の授与所となっています。

 

楼門をくぐった先、左手に手水舎があります。

こちらで手を清めてから先へ進みましょう。

そうそう、唐門の前にはウルトラマンみたいな狛犬もいるんですよ~!

 

さぁ、それでは唐門をくぐって拝殿へ進みましょう!

次はいよいよ参拝です!

鹽竈神社の拝殿と別宮

唐門をくぐった先にあるこちらが拝殿です。

拝殿には参拝する場所が2箇所あります。

写真の左側にあるのが右宮、右側にあるのが左宮です。

それぞれ祀られている神様が違います。右宮は経津主神、左宮は武甕槌神が御祭神です。

神様から向かって、左右のお宮なので、実際に私たちが見る方向と反対向きにお宮の名前が付いています。

色鮮やかな拝殿です。

 

唐門をくぐった先、右手に別宮があります。

こちらに祀られている鹽土老翁神は、右宮と左宮に祀られている2人の神様を道案内した神様です。

合わせてこちらにも参拝させて頂きました!

唐門の左手にはタラヨウの木や大きな灯籠があります。

手水舎の近くにある末社四社と御神木

手水舎の奥に進んでいくと末社四社があります。

左から順に稲荷神社、住吉神社、八幡神社、神明社です。

 

境内社の近くに趣のある屋根が素敵な休憩所があります。

その隣にとても大きな御神木があります。

推定樹齢800年を超える杉の木です。塩釜市指定天然記念物になっています。

鹽竈神社へ続くもう1つの参道

鹽竈神社へ車で行く場合、先ほどの表参道からではなく、こちらの鳥居側から進んでいくことになります。

鳥居をくぐった先には平坦な道の参道があり、その先に階段が続いています。

階段を上ると、その先に門があります。

階段の途中に狛犬がいます。

階段を上りきるとこちらにも手水舎がありました。

鳥除けでしょうか?金網が付いている手水舎です。

 

門をくぐった先から撮影した1枚。

先ほどまで写真を載せていた階段などが見えている様子です。

鹽竈神社のその他の見どころ

個人的に鹽竈神社の境内で一番キュンときた狛犬。

先ほど写真を載せた門の先にいます。

 

こちらの狛犬の近くに奉納されたたくさんの額があります。

どれも歴史的なもので、年月が経ち、色あせてしまっています。

 

こちらは神楽殿

先ほどの額が並ぶ建物の隣にあります。

 

神門の脇にある絵馬掛け

スタンダードな絵馬だけでなく、安産祈願の絵馬が多く見受けられました。

 

唐門近くにいる撫で牛

ことわざに「商売は牛のよだれ」(商売が牛の涎のように細く長く続くようにと言う意味)とあるように、牛は撫でるとよく涎を出すところから、祈願奉納され、現在に至ります。

撫でることで開運や商売繁盛に御利益がある撫で牛さんです。

天満宮に撫で牛がいる様子はよく見かけますが、こちらが学業成就に御利益があることで有名ですよね。

全く別の意味で奉納されている撫で牛はとても珍しいと思います!

ちく

志波彦神社

鹽釜神社の右手へ進んでいくと、志波彦神社へ続く門があります。

門の左手前に手水舎があります。

志波彦神社へ参拝する際は、こちらで手を清めるのも忘れずに!

 

門をくぐり、進んでいくと狛犬がいます。

そして門の先、つきあたりにあるこちらが志波彦神社の拝殿です。

こちらへも参拝させて頂きました!

志波彦神社周辺(写真多め)

志波彦神社周辺には苔むした場所があります。

更に、門の手前あたりからは、遠くに塩釜湾の海が見えていました。

更に志波彦神社の右手へ進んでいくと社務所があります。

社務所の手前は池のある庭園になっていました。

池の一部が凍っています。

さすが東北…!!

雪吊りがあるのも、寒い土地ならではです。

 

志波彦神社の鳥居と四季桜。

伺ったのは2月上旬、まだ桜が見頃を迎える時期ではありませんでしたが、ちょっとだけ桜の花が咲いていました。

四季桜は秋から発にかけて二度開花する品種なんですって!さすが桜の名所!

ちく

先ほどの社務所前の庭園は、こちらの志波彦神社の鳥居をくぐった先にあります。

 

志波彦神社の鳥居の近くには鹽竈神社の博物館もあります。

:鹽竈神社博物館プチMEMO
  • 開館時間:4月~9月 8:30~17:00/1月と12月 8:30~16:00/それ以外の月 8:30~16:30
  • 入館料:大人 200円/中高生 150円/小学生 80円

博物館の近くに変わった形のドラム缶のようなものがあります。

こちらは鋳銭釜いせんがま。貨幣を作るのに使われていたものです。

御朱印

御朱印は拝殿の左手前あたりにある御祈祷受付で頂くことが出来ます。

御祈祷受付の脇に御朱印専用窓口があるので、こちらでお願いしましょう。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

見開きの御朱印になっています。

初穂料は500円。

 

左に鹽竈神社、右に志波彦神社の印が押されています。

墨書き部分は「陸奥國 一之宮」と書かれています。

限定御朱印情報

こちらの神社では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 宮城県塩竈市一森山1-1
電話番号 022-367-1611
開門時間 5:00~20:00
御朱印受付時間 9:00~17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス JR仙石線「本塩釜駅」より 徒歩7分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

多賀城市にある「陸奥國総社宮」松島にある「円通院」「瑞巌寺」

多賀城市へ移動すると陸奥國総社宮があります。

日本三景として知られる松島方面へ移動すると円通院瑞巌寺があります。

その他の仙台+α情報まとめ

仙台周辺の寺社をまとめた記事はこちら!

宮城はちょっと遠いけど気になる、行ってみたい!と言う人は旅行へ行きましょう!

じゃらんnetホテルや移動の新幹線、飛行機などを安く予約できる予約サイトです。ぜひ行く際は活用してみて下さいね〜

アマゾンで本を購入して調べるのもオススメ!

旅行ブログ「ちくとりんご」で仙台旅行レポを公開中!

こちらへ伺ったのは宮城への1泊2日旅行の時です。

その時の旅行レポをもう1つの運営ブログであるちくとりんごで公開中!

宮城旅行へ行く際の参考にこちらもチェックしてみて下さい!


参考
【宮城旅行ブログ】松島を中心に宮城の海沿いを車で行く1泊2日【神社仏閣とポケふた巡り】#1ちくとりんご

広告




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA