【ちくの西国三十三観音巡り#7】三室戸寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

西国三十三観音巡りの記事7回目は、京都府にある第10番札所三室戸寺みむろとじを紹介します!

宇治にあるツツジや紫陽花の名所として有名なお寺です。紅葉シーズンに伺ったところ、紅葉もとっても綺麗でした〜!

 

早速紹介していきます!

▼前回の西国三十三観音の記事はこちら

寺の概要

  • 御本尊:千手観世音菩薩
  • 宗派:本山修験宗
  • 山号:明星山
  • 寺号:三室戸寺
  • 御詠歌:夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
  • 創建:770年
  • 開基:行表和尚

御由緒

約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩渕より出現された千手観世音菩薩を御本尊として創建されました。

 

※三室戸寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

山門までの道

お寺の入口はこちら。開門時間の少し前に行ったので、拝観受付の手前の柵が閉まっています。

開門時間になるとこの柵が開くので、開いたら柵のすぐ右手にある拝観受付で拝観料を支払いましょう。

 

この先に道が続いています。

柵の近く、左手に親羅大明神が祀られています。

道をまっすぐ進んで行くと朱色の山門が見えてきました。

こちらの山門をくぐり、更に進みます。

本堂までの道

山門の先にも更に道が続いています。

この道の途中に薬師如来が祀られています。

どんどん進んでいくと、開けた場所に出てきました。

この道を進んで行くと石段があります。

この石段を進んだ先に本堂があります。

本堂とその周辺

石段を上った先にある一番大きなお堂が本堂です。京都府指定文化財になっています。

こちらへ参拝させて頂きました!

本堂周辺は蓮の花がたくさん並んでいるので、見頃の時期になると満開の蓮の花と本堂を楽しむことが出来ます。

ちく

別角度から見た本堂1

別角度から見た本堂2

本堂の右手前に宝勝牛の像があります。

昔、三室戸寺へ観音詣をしている百姓 富右衛門がいました。富右衛門が飼っていた牛は弱々しい牛だったのですが、観音さまの御利益で立派な牛になったそうです。その後、このあたりで一番強い牛に勝ち、富右衛門は報奨金を得たうえ、牛の仲買人として成功したという故事があります。

この故事にちなんでここに牛の像があるのです。

牛は口の中に牛玉があります。この玉に触れると勝運に恵まれると言われている、勝利祈願に御利益がある牛の像なのです。

 

本堂の左手前に狛兎(福徳兎)がいます。

手前にある球の中に卵が入っています。この卵が立てば運気が上がり、足腰健全になると言われているうさぎです。

宇治は宇治神社や宇治上神社もそうですが、うさぎを大切にしている寺社が多いのです。これは宇治へ菟道稚郎子が来た際、うさぎが案内したという言い伝えからきているものです。

阿弥陀堂と鐘楼と三重塔

本堂の右手に阿弥陀堂があります。

更にその隣に鐘楼があり、その奥に三重塔があります。

この3つは全て京都府指定文化財です。

近くで見る鐘楼

三重塔は近くで見ることも出来ます。道が続いているので、道を進みましょう。

三重塔と紅葉

その他の本堂周辺の見どころ

本堂へ続く階段上ったすぐ左手に不動水が湧き出ている場所があります。

その向かい側、階段を上ったすぐ右手には狛蛇(宇賀神)像があります。

顔は翁、体は蛇で蓮の花にのっている像です。

耳をさわると福がくる、髭を撫でると健康長寿の御利益がある、しっぽをさすると金運がつくと言われています。

 

狛蛇像の奥に花山荘と呼ばれる休憩所があります。

ここでゆっくり境内を眺めると良いひとときを過ごすことが出来そう!

花山荘と紅葉

庭園で紅葉を楽しむぞ!

本堂へ続く参道の途中に巨大な庭園があります。つつじ紫陽花の季節になるとたくさんの花が咲き、人々がにぎわう場所です。

秋は紅葉がとっても綺麗!この季節にも庭園を見学することが可能なので、散策することに。

石庭と紅葉。

 

こちらは池泉と紅葉。

ご覧の通り、池泉のまわりをぐるっと回って楽しむことが出来る池泉回遊式庭園になっているのです。

山門の近くあたりまでいくと緑の景色が広がります。

このあたりはつつじがたくさんあるので、5月頃になるとつつじの花を楽しむことが出来そうです!

御朱印

御朱印は本堂の左手前にある授与所で頂くことが出来ます。

直書可能な御朱印の他に、書置のみの月替御朱印や特別御朱印もあるので、拝受したいものを選んでお願いしましょう。

御朱印の値段は直書300円、書置500円です。

西国三十三観音の御朱印

今回頂いた御朱印のうち西国三十三観音の御朱印はこちら。

大悲殿と書かれた観音霊場らしさを感じる御朱印です。

御朱印と合わせて「應」の文字が書かれている散華を頂きました!

今回頂いた御朱印(書置/月替)

今回頂いた御朱印のうち月替御朱印(2020年11月版)はこちら。

三室紅楓と書かれた御朱印で、紅葉や銀杏の秋らしい印が押されています。

今回頂いた御朱印(書置/浮舟)

今回頂いた御朱印のうち浮舟の御朱印はこちら。

浮舟は源氏物語に登場するものです。浮舟古跡碑が境内にあることからこの御朱印が登場しています。

今回頂いた御朱印(書置/芭蕉句)

今回頂いた御朱印のうち、松尾芭蕉が詠んだ句の御朱印はこちら。

書かれている句は「山吹や 宇治のほいろの 匂ふとき」

この句が書かれた句碑が三室戸寺境内にあります。

限定御朱印情報

毎月、月替御朱印が登場します。

書置のみです。

最新情報は公式サイトをチェック!

三室戸寺 御朱印について

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アクセス

住所 京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話番号 0774-21-2067
拝観時間 4月〜10月 8:30〜16:30

11月〜3月 8:30〜16:00

拝観料 通常 大人500円/小人300円

あじさい園/あじさい園ライトアップ/つつじ園期間 大人800円/小人 400円

御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 京阪「三室戸駅」より 徒歩15分
公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

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合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

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