ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは茨城県水戸市にある弘道館です!
日本遺産に指定されている旧水戸藩の藩校です。梅の名所である偕楽園と並び、水戸屈指の観光地ですよ~!
早速紹介していきます!
▼すぐ近くにある弘道館鹿島神社の記事はこちら
目次
まずは弘道館について簡単に紹介
- 造られた年:1841年
- 徳川斉昭公が作られた藩校であり、藩校として現存する貴重な建物
- 日本三大学府の1つ
- 藩校として全国一の規模をほこる広い敷地の場所
- 梅の名所
- 日本遺産であり、一部建物は国指定重要文化財にもなっている
旧水戸藩の藩校である弘道館は、徳川斉昭が推進した藩政改革の重要施策の1つとして開設されました。
弘道館建学の精神は、1838年に斉昭の名で公表された「弘道館記」に「神儒一致」「忠孝一致」「文武一致」「学問事業一致」「治教一致」の5項目として示されています。弘道館は、1841年8月1日に仮開館式が挙行され、さらに15年余の年月を要し、1857年5月9日に本開館式の日を迎えました。
弘道館では藩士とその子弟が学び、入学年齢は15歳で卒業はありませんでした。学問と武芸の両方が重視され、学問では儒学・礼儀・歴史・天文・数学・地図・和歌・音楽など、武芸では剣術・槍・柔術・兵学・鉄砲・馬術・水泳など多様な科目が教えられていました。
その後、幕末の動乱期を経て、1872年の「学制」発布により弘道館は閉鎖され、県庁舎や学校の仮校舎として使用されました。幾度の戦火を免れた正門、正庁及び勢至堂は、1964年に国の重要文化財に指定され、往時の姿を今に伝えています。
※パンフレットより抜粋
実際の様子
弘道館へ続く大手橋
弘道館へ続く道の1つに大手橋と言う橋があります。
この橋の先にある大手門は復元されたばかりの門で、水戸城がこのあたりにあった名残を感じる場所です。
正門と見学受付
弘道館の正門はこちら。通常は閉門しています。
国指定重要文化財に指定されている門です。
正門の右側に弘道館の見学受付へ続く門があります。
ここから先へ進み、見学料を払って弘道館を見学しましょう。
正庁/至善堂の様子 ※写真かなり多め
見学料を払い、先へ進むとすぐ目の前位に正庁/至善堂があります!
正門同様、こちらも国指定重要文化財に指定されています。
屋外からも見学可能ですが、正庁/至善堂は建物内の見学も可能です。この記事では建物内の様子をたっぷりお届けします。
こちらの奥に見えているのが玄関です。
玄関の両脇には左近桜や斉昭公御手植の黒松の木があります。
建物内から見た玄関。
玄関には徳川斉昭公と幼い頃の徳川慶喜公の像があります。
玄関を入ってすぐの場所にあるのが諸役会所です。
来館者の控え室です。
幕末日本のスローガンである「尊攘」の文字が大きく書かれています。こちらは斉昭公の命で書かれたものです。
玄関から左側へ順路が続いています。
室内を見るのも素敵ですが、廊下も素敵なんですよね~!
縁側でゆっくりするのも良さそう!
ちく
こちらは正席の間。正庁の中心的なお部屋です。
ここは藩主が臨席して文武の試験が行われた重要な場所です。
その床の間に飾られた床の間の掛軸は、弘道館記碑の拓本です。弘道館記碑の現物は弘道館鹿島神社の境内にある八卦堂にあります。
廊下から見える江南所無の木。
水戸六名木の1つになっている梅の木です!
順路はまだまだ続きます。
順路を進んでいくと至善堂へ続いています。至善堂は藩主の休息所でした。
その中心的な建物が御座の間です。
この御座の間は、明治維新で将軍職を辞した徳川慶喜公が恭順の意を表し、静かに朝廷の命を待ったと言うお部屋です。
至善堂内のお部屋。素敵!
順路を進むと弘道館の宝物が飾られている場所があります。
その中の1つ、大日本史。徳川光圀公(水戸黄門)の命により作られた歴史書です。
こちらは神武天皇から後小松天皇までの伝記と列伝(后妃・皇子・皇女・群臣などの伝記)が綴られています。
梅の木がいっぱいの屋外の様子
外も歩いて行きましょう~!
青紅葉や梅の木、どれも緑が綺麗でした~!!
とにかくたくさんの梅の木があります!!これは梅の季節、絶対に綺麗だなぁ~!!
屋外から見た正庁。
ここは対試場。弘道館の武術の試験に使われた場所です。
梅の季節の弘道館
3月上旬、梅が見頃の季節に弘道館へ訪れました。今回は室内の写真は無く、屋外から見た梅の写真を中心にお届けします。
玄関近くの順路にある井戸の隣には枝垂れ梅が!
ここから梅がたくさん咲いている道を歩いて散策しま~す!
梅の花の良い香りに誘われて野鳥たちも遊びに来ていました。今回はメジロの撮影に成功!
梅にメジロ、可愛い!
梅の品種は様々で、咲いているところもあればまだこれからが見頃を迎えるんだろうなぁという場所もありました。
様々な角度で梅を楽しみます。
梅と一緒に建物が見える景色が好きです。
ここからは無料拝観エリアの梅の様子です。弘道館の裏手、弘道館鹿島神社の近くにも梅林があります。
梅まつりに合わせて、孔子堂が特別公開されていました!
こちらの見学は無料なので、梅まつりの季節へ訪れた際はぜひ合わせて寄ってみて下さ~い!
御城印
水戸城の御城印は弘道館内にある売店、もしくは弘道館鹿島神社の社務所で頂くことが出来ます。
弘道館鹿島神社の社務所は無人の場合もあるので、確実に頂きたい方は弘道館にある売店へ行きましょう。
今回頂いた御城印(2種)
今回頂いた御城印はこちらの2種です。
左は大手門の復元を記念して作られて御城印、右は通常御城印です。
どちらも限定というわけではなく、普段から拝受可能です。書置のみなので、希望の御城印を頂きましょう!
限定御城印情報
こちらでは限定御城印は登場しません。
以上、弘道館内の様子をお届けしました~!魅力が少しでも伝わったら良いなぁ
アクセス
住所 | 茨城県水戸市三の丸1-6-29 |
電話番号 | 0292-31-4725 |
営業時間 | 4月1日~9月30日 9:00~17:00
10月1日~3月31日 9:00~16:30 ※梅まつり期間は17:00まで |
定休日 | 12月29日~12月31日まで |
観覧料 | 大人 400円、小人 200円、満60歳以上 200円 |
公式サイト | こちら |
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