ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは神奈川県藤沢市にある江ノ島へ行ったら誰もが訪れるであろうスポット江島神社(@enoshimajinja)です。
宗像三女神をお祀りしている神社で、それぞれの神様を別々の社にお祀りしています。また、こちらは日本三大弁財天・関東三弁天の1つであり、鎌倉江ノ島七福神の弁財天をお祀りしている神社でもあります。
明るい時間の江ノ島へ上陸しました!
シーキャンドルが影になっていますね。海には太陽の光が反射していてとても綺麗です。
この記事では江島神社を紹介していきたいと思います!
神社の概要
- 御祭神:宗像三女神(辺津宮:田寸津比賣命、中津宮:市寸島比賣命、奥津宮:多紀理比賣命)
- 御利益:幸福招来、財宝招来、芸能上達など
- 例大祭日:4月最初の巳の日
- 創建:552年
御由緒
社伝によれば、欽明天皇13年、神宣に基づき欽明天皇の勅命により、江の島の南の洞窟に宮を建てたのに始まると伝える。神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。『吾妻鏡』によれば、寿永元年、源頼朝の命により文覚が島の岩屋に弁財天を勧請したとあり、これをもって創建とすることもある。歴代の鎌倉幕府将軍・執権や、代々の領主から崇敬を受けた。江戸時代には弁才天信仰が盛んになり、多くの庶民が参詣するようになった。
当社には岩本坊・上ノ坊・下ノ坊の3つの別当があり、それぞれ岩屋本宮(現在の奥津宮)・上之宮(現在の中津宮)・下之宮(現在の辺津宮)を管理していた。その中で岩本坊は総別当とされ、江島寺とも称した。慶安2年に京都・仁和寺の末寺となってからは、岩本坊のみ院号の使用が認められて「岩本院」と称するようになった。三坊は競って当社の縁起を説いて回り、参詣者を集めた。そのうちに利権争いが起こり、寛永17年、岩本院は幕府からの朱印状を得て上ノ坊を吸収した。後に下ノ坊も支配するようになり、岩本院が全島の権益を握ることとなった。
明治元年の廃仏毀釈により三重塔の他多くの仏教施設や仏像などが破壊された。明治6年には、仏式を廃して神社となり「江島神社」へ改称、県社に列せられた。同時に僧侶は全員僧籍を離れて神職となり、岩本院は参詣者の宿泊施設としても利用されていたことから、旅館となり「岩本楼」へ改称した。
実際の様子
江ノ電 江ノ島駅から江島神社へ!江ノ島に上陸する前にピコリーノに癒されよう~
江ノ島駅を出てすぐの4羽の小鳥がとまっている車止めのピコリーノ。江ノ島駅前のピコリーノは、季節ごとに手編みのお洋服を着ているのが特徴になっています。
こちらは江ノ電開業120周年イベントの一環で江のピコ編み物グランプリを開催した時にアート賞を受賞したお洋服を着ているピコリーノたちです!
ちく
江ノ島の玄関に江島神社の鳥居があるぞ!
江の島に上陸するとまず出迎えてくれるのが鳥居です。
立派な鳥居の先に道がまっすぐ続いていて、この道が観光ストリートになっています。道の左右に様々な飲食店やお土産屋さんが並んでいて、江ノ島の中でも特に賑わっているエリアです。
額に書かれている文字が特徴的です!
ちく
明るい時間と夜の瑞心門
鳥居の先を進んでいきましょう。江ノ島の玄関口にある商店街の先を進んでいくと、更に江島神社の赤い鳥居があります。
この鳥居の隣に狛犬がいます。
その先にあるのがこの瑞心門です。
瑞心門をくぐるとすぐ先に彫られている像があります。
弁財天と龍の像です。
手水舎と辺津宮とその周辺
瑞心門の先を進んでいくと階段があります。階段を進んでいくと手水舎があります。
こちらで手を清め辺津宮へ参拝させて頂きました。辺津宮には宗像三女のうち田寸津比賣命が祀られています。
7月に訪れた時の辺津宮の隣には茅の輪が設置されていました!
こちらへ参拝させて頂きました!
こちらは夕暮れの辺津宮。
夜でも参拝者が訪れることが多いのです。
夜はライトアップされていて、この様子がまた綺麗なんですよ~!
こちらは銭洗白竜王。辺津宮へ続く階段のすぐ脇にあります。
よく銭洗弁天は聞きますが、こちらは白い龍がいます。龍の前の御賽銭箱へお賽銭を入れてから、手前に用意されているザルでお金を洗うようにしましょう。
こちらは奉安殿。辺津宮の左手にあります。
この中には日本三大弁財天の一つである妙音弁財天が安置されています。この中に入る場合のみ有料で拝観料が必要です。外から建物を見るだけなら無料です。
この先を進んでいくと境内社の1つである八坂神社があります。
八坂神社の向かい側あたりに御神木であるむすびの樹があります。
2つの幹が1つの根で結ばれているイチョウの樹と言うことで、縁結びの御利益があると言われており、手前にある絵馬掛けには愛を誓う人々の絵馬がたくさん奉納されていました。
むすびの樹の隣に干支の張り子と巨大な絵馬が飾られています!こちらは2023年の卯年の写真です。
4月上旬、順路を進んでいると、葉桜になりかけている桜の木がありました。
鳥居の先を進むと花壇がありパンジーやチューリップが植えられていました!
更に進むと階段があります。この階段の手前にエスカー乗り場の1つがあり、階段を上らずとも中津宮までショートカットして行くことが出来ます。
中津宮へ!
階段を上り進んでいくと中津宮が見えてきました。
こちらが中津宮。市寸島比賣命が祀られています。
瑞心門の近くからエスカーを乗り継いで行くとすぐ着きます。
中津宮の右手には木彫りのカニがいました。
神社でカニを見るのは個人的に凄く珍しいので貴重な体験をしました。
夕暮れの中津宮。
暗くなると扉が閉まっています。
お賽銭箱は用意されているので、夜間でも参拝は可能ですよ~!
奥津宮と龍宮へ!
江ノ島のシンボルタワー シーキャンドルの先を更に更に進んでいくと奥津宮の鳥居と灯籠があります。
この鳥居の右手前あたりに亀がいる手水舎があります。
鳥居の先を進んで行くと奥津宮があります。
4月上旬の奥津宮周辺は八重桜が咲いていて綺麗でした!
賽銭箱の奥に龍と天女が描かれた大きなしゃもじが左右に並んでいます。
天上にはどこから見ても睨んでいるようにみえる八方睨みの亀が!!現在、天井絵として描かれているのは平成6年に復元されたもので、実物は社務所で保管されている藤沢市指定有形文化財です!
奥津宮には狛犬もいます。
奥津宮の左隣にあるのが龍宮です。
龍宮大神を祀る境内社で、この社の真下には江ノ島岩屋の中にある江島神社発祥の場所があります。ちょうど真上で龍の像が待ち構えているのです。
龍宮の先を更に進みます。
鳥居の手前にある枝垂れ梅の木は1つの樹から紅白ピンクの3色の花が咲いている、珍しい品種でした!!
この先を更に進んでいくと海が目の前に広がります。
この更に先に江島神社の弁財天信仰発祥の地であり、観光スポットとしても大人気の江の島岩屋があります。
江ノ島に上陸してからここに辿り着くまでの道は階段も上り下りも激しく、距離がそこそこあるので、体力に自信がない人はエスカーを利用したり、遊覧船「べんてん丸」を利用するのがおすすめです。
江島神社にスポットを当てて紹介しましたが、江ノ島内にはシーキャンドル・サムエルコッキング苑、たくさんの飲食店やお土産屋さんなどたくさんの見どころがあります!
食べ歩きが可能なたこせんべいやソフトクリームなどもありますが、トンビ(トビ)に狙われることがあるので、食べ歩きをするときは注意しましょう~!飲食店は海を眺めながら食事を楽しめるお店もあります!!夏になるとハチが飛んでいることが多いので、その点も注意が必要です。
御朱印と御朱印帳
御朱印は辺津宮の近くにある御朱印専用窓口で頂くことができます。この他に奥津宮の社務所は15時まで開いており奥津宮、龍宮、八方睨みの亀の3種の御朱印のみ拝受可能です。
2024年現在頂くことが出来る御朱印は合計11種あります!
初穂料は通常300円、季節の限定御朱印(切り絵)は1200円です。
- 江島神社
- 日本三大弁財天
- 辺津宮
- 中津宮
- 奥津宮
- 江島大明神
- 龍宮(奥津宮境内鎮座)
- 八方睨みの亀(奥津宮天井画)
- 八臂弁財天
- 巳の日限定御朱印
- 季節限定御朱印
3番以降はすべて書置きのみです。
2017年12月に頂いた御朱印
はじめて頂いた御朱印はこちらの2種です。
左が江島神社の御朱印、右が鎌倉江の島七福神の弁財天の御朱印です。
2023年4月に頂いた御朱印/春の切り絵御朱印
2023年4月に頂いた御朱印のうち、季節の限定御朱印はこちら。
2枚重ねの切り絵御朱印で、台紙にカラフルな色がついており、上の切り絵に御朱印が書かれています。
2023年4月に頂いた御朱印/八方睨みの亀
2023年4月に頂いた御朱印のうち、八方睨みの亀の御朱印はこちら。
通常御朱印のうち、奥津宮の天井絵である亀が描かれた御朱印です。実際にお参りして、印象に残ったので奥津宮の社務所で拝受しました!
オリジナル御朱印帳
また、こちらでは御朱印帳も購入しました。
初穂料は1500円。
海の奥に島と富士山が描かれている御朱印帳です。裏には鯛が跳びはねていて縁起が良さそうです。
この御朱印帳を購入すると御朱印帳カバーが付いてきます。
御朱印帳カバーには名前や住所を書くシールが貼られているので、取り違いしないように出来ますね。
ちく
限定御朱印情報
毎月巳の日に限定御朱印が登場します。
御朱印に巳の日印が押されます。
季節に合わせて限定御朱印が登場します。
アクセス
住所 | 神奈川県藤沢市江の島2-3-8 |
電話番号 | 0466-22-4020 |
拝観料 | 無料
奉安殿の中のみ有料 大人 200円/中高生 100円/小学生 50円 |
開門時間 | 24時間 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有料 |
最寄り駅からのアクセス | 小田急線「片瀬江ノ島」駅より 徒歩29分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅より 徒歩30分 湘南モノレール「湘南江の島」駅より 徒歩32分 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
近くにある「児島神社」「江ノ島大師」「龍口寺」「満福寺」「小動神社」
同じ江ノ島内に児島神社、江ノ島大師があります。
江ノ電やモノレールの江ノ島駅の方へ行くと龍口寺があります。
腰越方面へ行くと満福寺や小動神社があります。
その他の神奈川の神社仏閣まとめ
その他の神奈川の神社仏閣をまとめた記事はこちらの3つ!
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ちく
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