ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは大阪府北区にある大阪天満宮です!
大阪府内でも大きな天神さまで、境内がとても広く、周辺には商店街もあります。
例大祭は日本三大祭/大阪三大祭の1つになっている神社です。
神仏霊場巡拝の道 第50番(大阪9番)札所、なにわ七幸めぐり、菅公聖蹟二十五拝 第10番札所でもあります。
ちく
神社の概要
- 御祭神:菅原道真公
- 御利益:学業成就
- 例大祭日:7月25日
- 創建:949年
御由緒
白雉元年、孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造営した際、その西北に守護神として大将軍社を創建したのが当社のそもそもの始まりである。
延喜元年に菅原道真が藤原時平によって九州大宰府へ(配転左遷)させられた際、この地にあった大将軍社に参詣し、旅の安全を祈願している。
延喜3年に菅原道真が没した後に天神信仰が広まり始めるが、天暦3年に道真ゆかりの大将軍社の前に7本の松が生え、霊光を放ったという奇譚が都に伝わった。そして、それを聞いた村上天皇の勅命によってこの地に天満宮が建立される事となった。以後、当社は大将軍社を摂社として新たに天満宮が中心の社となる。
実際の様子
大阪天満宮へ続く道と鳥居
大阪天満宮の近くにある商店街から大阪天満宮へ向かいました。
商店街の屋根の真ん中に大きな提灯があります。「大阪天満宮 参詣道」と書かれた提灯の左手を進んでいくと、大阪天満宮の鳥居と社号標があります。
ここから境内へ入ると、本殿の裏手に出てきます。正面から境内へ入りたい場合はここではなく、商店街の道を更にまっすぐ進んでいきましょう。
表大門(神門)周辺と手水舎
大阪天満宮の正面の入口である表大門はこちら。
鳥居ではなく、門があります。
門をくぐると、すぐ右手に手水舎があります。
私が伺ったタイミングでは、コロナウイルスの影響で使用禁止になっていました。
表大門の左手へ進んでいくと神牛がいます。
天神さまと言えば牛さんですもんね!
そしてそこから更に左手へ進んでいくと境内社が並んでいます。
ここには左から老松神社、老松社 紅梅殿、白太夫社が並んでいます。
老松神社には住吉大神と神宮皇后が祀られています。紅梅殿には御愛樹乃霊が祀られています。
白太夫社には渡會春彦が祀られています。この人物は、太宰府で道真公の側近だった人物です。
老松神社のみこのように朱色の社です。
この3つの境内社が並ぶあたりに表大門とは別の門があります。この門は蛭子門と言います。
蛭子門の前には御神酒笑姿像があります。笑顔で御神酒を飲む恵比寿さんの像です。
拝殿と狛犬と登龍門
表大門をくぐった先に拝殿があります。
こちらへ参拝させて頂きました!
拝殿にはたくさんの提灯が並んでいます。
拝殿前にいる狛犬。特徴的な顔つきをしていますねぇ。
拝殿の脇を進んでいくと拝殿と本殿を繋ぐ幣殿があります。幣殿の脇に登龍門があります。登龍門は左右どちら側にもあるので、どちら側から行っても問題ありません。
大阪天満宮は、大塩の乱で本殿を含めた多くの社殿が焼失した歴史があります。
その後、1845年に再建されました。当時、ここには鯉に龍の図側の金灯籠がありました。しかし戦前、金属の供出で無くなり、台座を残すのみとなってしまいました。
登龍門は有志の方の奉納で、再現されることになり現在に至ります。
登龍門の彫刻、とても素晴らしいのでこちらもぜひ見てみましょう!
ちょうど西登龍門の向かい側あたりには参拝者休憩所があります。
ベンチが設置されており、自動販売機がたくさん並んでいます。
本殿とその周辺にある境内社
更に奥、本殿を目指して進んでいきましょう。
梅の紋が特徴の灯籠がたくさん並んでいて、風情があります。
拝殿の右手側から進んでいくとこのように回廊があります。
こちらは拝殿と神楽殿、参集殿を結ぶ回廊です。
本殿はこちら。裏手から参拝も可能です。
ぜひこちらも参拝しましょう!
本殿の向かい側に細長い境内社があります。こちらは十二社です。
吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊豫親王、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣嗣霊、橘逸勢霊、文太夫霊の合計12柱が祀られています。
本殿の左手にある大将軍社。この記事の最初に紹介した鳥居から境内へ入ると、この境内社の近くから境内へ入ることになります。
八衢比古神、八衢比売神、意冨加牟豆美神、久那斗神が祀られています。
白米社周辺と鳩
本殿の右手へ進んでいくとたくさんの境内社が並んでいます。
この辺りは大阪天満宮の境内でも木々が生い茂る場所と言うことで、野生の動物の癒しスポットともなっているようでした。
端の方にある八坂社。
素戔嗚命が祀られています。
八坂社の隣に大きな石の鳥居があります。
鳥居の上をよく見てみると…
鳩が寝てる!!!!可愛い!!!
鳥居の端っこでくつろぐ鳩もいました!!
話が少しそれてしまったので戻します。鳥居の先にあるのは白米社です。正式には白米稲荷社と言います。
こちらに祀られているのは稲荷大神です。
近くに撫で牛像もあります。
白米社の右隣にたくさんの鳥居が並んでいます。
この鳥居の先に稲荷奥宮があります。
他にも白米社の周辺には神馬舎や
妻社があります。
たくさん並ぶ境内社
白米社の周辺には更にたくさんの境内社があるので紹介していきます。
まずは白米社の鳥居の右手にある住吉社。
住吉三神(底筒之男命/中筒之男命/上筒之男命)が祀られています。
このあたりにはとっても大きな鷽鳥の石像もあります。
ちく
鷽鳥の隣にある吉備社。
吉備真備公が祀られています。遣唐使として活躍した人物で、入唐した祭、刺繍や裁縫の業を持ちかえったことから、現在でも毎年2月8日にここで針供養が行われます。
隣にある八幡社。
こちらには応神天皇が祀られています。
更にその隣にある松尾社。
ここには大山咋神が祀られています。
松尾社で黒猫ちゃん発見!野良猫ちゃんでした~
更にその隣に特に大きな境内社があります。こちらは霊符社です。
天御中主神が祀られています。
星合池と祖霊社周辺で一休み!
白米社の奥に、一度境内から道路へ出ることが出来ます。
この奥へ進んでいくと飛地境内で祖霊社があるのです。
目印はこちらの鳥居です。
鳥居の先に橋があり、橋の両脇には星合池と呼ばれている池があります。
池には灯籠が飾られており、亀の像と共に本物の亀たちもたくさんいます。
この池の最大の特徴がこちら。
大阪天満宮の授与所で販売している願い玉を投げる場所です。願い玉は3つで初穂料500円。
投げて落とす場所によって叶う願い事が変わるので、叶えたい願い事のところに願い玉を入れましょう!
- 赤・・・恋愛、良縁
- 黄・・・商売繁盛
- 白・・・健康、病気平癒
- 青・・・芸能、芸術、武術
- 緑・・・学徳、合格
- 金(中央)・・・満願成就
星合池には鶴の像もあります!
進んでいくと、祖霊社と星合茶寮があります。
こちらが祖霊社です。
祖霊社には大阪天満宮の祀官祀職、氏子崇敬者の祖霊が祀られています。
星合茶寮でも寄りました!
境内でとれた梅を使っている梅ジュース(1杯270円)を飲んで一休み!
ちく
御朱印
御朱印は拝殿の右手にある授与所で頂くことが出来ます。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
初穂料は500円。
中央に神紋である梅の紋が押されている御朱印です。
限定御朱印情報
1月1日から数量限定で正月限定御朱印が登場します。
7月1日から7月31日まで天神祭図限定御朱印が登場します。
最新情報は公式インスタグラムをチェック!
アクセス
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋2-1-8 |
電話番号 | 06-6353-0025 |
開門時間 | 9:00~17:00 |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 無料 |
最寄り駅からのアクセス | 大坂メトロ谷町線/堺筋線「南森町駅」JR東西線「大阪天満宮駅」より それぞれ徒歩3分 |
公式サイト | こちら |
合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報
周辺にある「堀川戎神社」「蟠龍寺」
少し歩いて移動すると堀川戎神社、蟠龍寺があります。
大阪駅/梅田駅やその周辺にある「綱敷天神社」「露天神社(お初天神)」「太融寺」
大阪駅や梅田駅など、大阪でも特に人が賑わうあたりに綱敷天神社や露天神社(お初天神)、太融寺があります。
綱敷天神社は駅のすぐ近くの御旅社の他、境外末社の歯神社、天神社の本社の3つに分かれています。
心斎橋や淀屋橋周辺にある「難波神社」「坐摩神社」「サムハラ神社」「北御堂」「御霊神社」「少彦名神社」
心斎橋や淀屋橋周辺には難波神社、坐摩神社、サムハラ神社、北御堂、御霊神社、少彦名神社があります。
道頓堀やその周辺ある「弘昌寺」「法善寺」「生国魂神社」「高津宮」「東高津宮」「報恩寺」など
日本橋駅から少しするといくたまさんこと生国魂神社、高津宮、東高津宮、報恩寺など多くの寺社があります。
道頓堀へ移動すると弘昌寺や法善寺があります。
難波周辺にある「難波八阪神社」「敷津松之宮」「今宮戎神社」「浪速寺」「廣田神社」
難波駅やその周辺に難波八阪神社、敷津松之宮、今宮戎神社、浪速寺、廣田神社があります。
通天閣周辺にある「四天王寺」「一心寺」「安居神社」「堀越神社」など
通天閣周辺には四天王寺や一心寺、安居神社、堀越神社があります。
その他の大阪の神社仏閣まとめ
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