【南陽市】日本三大熊野の1つ!3羽の兎が有名な南陽熊野大社へ行ってきた【山形の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは山形県南陽市にある日本三大熊野の1つ熊野神社です!

南陽熊野大社と呼ばれることが多いとても大きな神社なんですよ~

 

熊野と言えばヤタガラスを連想する人も多いのですが、こちらの神社は3羽のウサギの彫刻が有名なことから、ウサギのおみくじがあることでも知られている神社なのです。

 

早速紹介していきます!

▼同じ日本三大熊野の熊野三山(和歌山)、碓氷峠熊野神社&熊野皇大神社(群馬&長野)の記事はこちら

神社の概要

  • 御祭神:伊弉冉命(熊野夫須美大神)、伊弉諾尊(熊野速玉大神)、素盞嗚尊(熊野家津御子大神)
  • 御利益:生命守護、諸願成就など
  • 例大祭日:7月25日
  • 創建:806年

御由緒

社伝での最も古い記述は、大同元年、平城天皇の勅命により紀伊国熊野権現の勧請を受けて再興されたとするもので、それより前の国分寺建立のときに創建されたものと推定されている。実際には平安時代末期の平維盛により創建されたとする説もある。社伝によれば、後白河天皇が久寿2年の即位のときに当社に天下泰平の祈祷を命じ、以降勅願所になったと伝える。歴代の領主である伊達氏・最上氏・上杉氏の崇敬を受け、社領の寄進や社殿の整備が行われた。神仏習合の時代には、熊野三山と同じ証誠寺の寺号を称することを許され、熊野修験の一大霊場として栄えた。明治5年に郷社、大正6年に県社に列した。

 

※Wikipediaより引用

実際の様子

熊野大社までの道と大きな白い鳥居

熊野大社の鳥居はこちら。車で向かう場合、この鳥居は車で通ることになります。

2車線分の幅があるとても大きな鳥居です。

 

その先は石畳の整備された道になっていて、観光地のようですが、このあたりに並んでいる建物は民家が多いです。

一部、お店になっている店舗もありますが、観光街になっているわけではなく、ローカルなお店として営業しているような雰囲気でした。

御神木と手水舎

まっすぐ進んで行くと、熊野大社の御神木があります。

とても大きなイチョウの木です。

 

御神木の前に道祖神社があります。

交通安全、道案内、耳の神様と呼ばれている道祖神が祀られています。

 

御神木の隣に参道が続いています。

この参道の途中、左手に手水舎があります。

こちらで手を清め、更に先へ進みます。

 

ちなみにですが、御神木の隣にはicho cafeがあります。シンプルなおしゃれなカフェなので、参拝後やお昼ご飯に立ち寄るのも良いかも?

拝殿へ続く階段とその途中にある境内社

参道を進んで行くと、拝殿へ続く階段が見えてきます。

この階段を上り、拝殿を目指しましょう。階段は杉の木に囲まれています。神秘的な山の中を進んで行くような気持ちになれる階段です。

 

階段の手前にいる白い狛犬

お尻をあげて、なんだか威嚇しているような体制に見えますねぇ。

 

この階段周辺にある境内社を順に紹介していきます。まず階段の手前にある土社どしゃ神社

自然を司る詞志古泥神かしこねのかみを祀っています。酉年の守り神でもある神様です。

 

こちらはさいわい神社

交通安全の神様である猿田彦神を祀る神社です。午年の守り神でもあります。

 

その奥に小さな社が並んでいます。

左から大宮子易おおみやこやす神社、青麻あおそ神社、山神社、古峯神社です。古峯神社のみ社ではなく、神社名が刻まれている石碑になっています。

左から順に木花開耶姫命(安産祈願の神)、天御中主神(中風病避けの神)、大山祇神(山を司る神)、日本武尊(防火の神)が祀られています。

 

更に並ぶ3社。左から月山神社、湯殿山神社、大社神社です。

それぞれ月読命(暦を司る神)、少彦名命(医療・医薬の神)、大地主神(土地を司る神)が祀られています。

 

階段を上りきると、更に狛犬がいました。

長年ここに鎮座しているようで、風化して一部が崩れてしまっていました。

 

階段を上りきった先にある洪鐘こうしょう。鐘と言うとお寺というイメージがありますが、こちらの神社には鐘があるのです。

江戸時代に、このあたりの社殿の復興をめざす安部右馬助らによって寄進された鐘です。南陽市指定文化財になっています。

茅葺屋根が特徴の拝殿と神楽殿

こちらが拝殿です。

とても大きな拝殿で、茅葺き屋根が特徴です。

正面から撮ると全体が写らないほどの大きさなのです。こちらへ参拝させて頂きました!

拝殿から本殿へ続く道の途中にある境内社

境内社の一部を紹介していきます。

 

まず拝殿の近くにある八幡神社

必勝祈願の神である応神天皇が祀られています。戌年、亥年の守り神です。

 

その先に小さな社が3つ並んでいます。手前から愛宕神社、保呂羽ほろは神社、羽黒神社

左から順に火産霊神(火を司る神)、大名持神(国土育成の神)、稲倉魂命(五穀豊穣の神)が祀られています。

3社の奥にある柵で囲まれた神社は菅原神社です。

学問の神様である菅原道真公が祀られています。卯年の守り神でもあります。

 

その先には雷神社の社、大神宮、熊野山供養塔が並んでいます。

雷神社には火雷神が祀られています。雷を司る神様です。

 

この先には稲荷神社があります。

1つ目の鳥居をくぐった先には千手堂があります。

国常立神を祀る社です。国土を司る神様で、子年の守り神でもあります。

 

更に鳥居の先を進んでいくと稲荷神社の社があります。

稲荷神社の社の右手前に更に進む道があります。

本殿とウサギの彫刻 ちくの考えたウサギ3羽の場所も掲載!

稲荷神社から更に進むと本殿があります。

 

この本殿は3羽のウサギの彫刻が有名です。

いつ頃からか定かではありませんが3羽すべて見つけると願いが叶う、幸せになれるという言い伝えがあります。

ただし、人に教えてもらわず、自力で見つけないと御利益はないのだとか。3羽のうち2羽は熊野大社境内に答えが書かれている紙があるので、実質最後の1羽を自分で見つけると幸せになれると言うのです。

ここには、私が考えた3羽目はこれかな?と言うウサギの写真も載せています。

実際に調べてみたら、私と同じ場所を3羽目と言う人もいれば、別の場所に3羽目がいると言う人もいます。

あくまでもここに書いているのは私が考えた答えなので、参考程度に考えてみて頂ければ良いなと思います。

 

ひとまず本殿の写真。

ウサギの前に、鳳凰の彫刻を見てみましょう!

こちらも立派で素敵ですよね~!

 

さて、3羽のウサギのお話しをして行きましょう。

まずはこの写真を見てどこにウサギがいるかわかりますか?

中央の辺りに和んだような顔のウサギがいるんですよ~

 

改めて熊野大社が答えを載せている2羽がこちら。

和むウサギと跳ねているように見えるウサギです。

 

3羽目だと思うウサギはこちら。

わかりにくいかな?と思ったので隣にこんな感じに見えるよ!っていう絵も描いてみました。

私はこれが3羽じゃないかな?と思っています。果たしてどうなのか、正解はわかりません。

風ふうせんのトンネルと二宮、三宮神社

本殿へと続く稲荷神社、その途中、右手に別の進む道があります。

この道を見ると埼玉にある川越氷川神社の縁結び風鈴があるようなトンネルがありました。

 

ここに並んでいるのは風ふうせん。

売薬さんが子供たちにおまけとして配っていたのが起源である紙風船。

ここに並ぶ紙風船は風ふうせんと呼ばれています。

風に揺られる風船は、参拝者の人々の願いを神様へ届けてくれるようにと、ここに並んでいるのです。

暑い夏の時期になると、風ふうせんに変わって風鈴が並ぶそうです。

夏はたくさんの風鈴の音が暑さを和らげてくれるのかもしれません。

 

風ふうせんトンネルの写真。

派手すぎない質素な色合いが素敵ですねぇ〜

参拝者は、自由にこのトンネルを行き来することが出来ます。

 

風ふうせんトンネルの途中に三宮神社があり、更に進むと二宮神社もあります。

どちらも熊野大社の本殿への参拝が可能な場所です。

二宮神社周辺の境内社

二宮神社の周辺にある境内社を紹介していきます。

 

まずは二宮神社の近くにある皇太神社から。

ここには大日霊女命が祀られています。

 

その隣に並ぶ厳島神社白山神社

厳島神社には水難除けの神である市杵島姫命が、白山神社には縁結びの神である菊理姫命が祀られています。

 

更に並ぶ2社。義家神社景政神社です。

必勝祈願の神である源義家公、悪霊邪気を祓う神である鎌倉権五郎景政公が祀られています。

 

更にその先には和光神社があります。

土壌育成の神である豊斟渟神とよくもぬのかみが祀られています。丑、寅年の守り神でもあります。お金を不足させない神様とも言われています。

 

その先、少し奥まった場所にある招魂社

護国の英霊が祀られている国家安泰を司る社です。

御神木のすぐ近くにある證誠殿!クリームソーダを飲んだよ!

場所は入り口近くに戻ります。こちらは證誠殿しょうじょうでん。結婚式や披露宴、宴会が行われる場所です。

この中にある喫茶スペース 胡蝶にはクリームソーダがあったので飲んできましたよ~!!

バニラビーンズがたっぷり入ったバニラアイスののったクリームソーダでした~

この胡蝶、参拝後にちょっと休憩するのにおすすめです!中には売店もありました!

 

この近くには熊野大社の境内社の1つである水神社があります。

水を司る神様 罔象女神が祀られています。

御朱印

御朱印は拝殿の向かい側にある社務所で頂くことが出来ます。

御朱印をお願いすると、引き換えに番号札を渡されます。御朱印を書き終えると、番号札が見える状態で棚に並んでいるので、自分の御朱印帳を見つけたら、番号札と引き換えに受け取りましょう。

直書きして頂くことが出来る御朱印

通常頂くことが出来る、直書して頂いた御朱印はこちら。

初穂料は300円。

 

熊野大社と墨書きされてあるシンプルな御朱印です。神社名だけ太字になっていて素敵ですねぇ。

奉祝記念御朱印

奉祝記念の記念御朱印も頂きました。

初穂料は500円。

 

左側に銀色の箔押しで波の中を駆けるウサギがデザインされている御朱印です。

見開きサイズで書置のみの御朱印です。

ウサギのおみくじ

熊野大社のオリジナルおみくじ ウサギのおみくじです。

初穂料は500円。

 

ミッフィーのように口が「×」になっているピンクのウサギのおみくじです。

結果は中吉でした。う〜む。

可愛いからいっか!

 

もちろん、このウサギは連れて帰ることが出来ますよ〜!

限定御朱印情報

季節に合わせて限定御朱印が登場します。

最新情報は公式インスタグラムをチェック!

熊野大社 公式サイト

アクセス

住所 山形県南陽市宮内3476-1
電話番号 0238-47-7777
開門時間 24時間
御朱印受付時間 9:00~17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 山形鉄道フラワー長井線「宮内駅」より 徒歩12分
公式サイト こちら

公式インスタグラムはこちら

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参考
【山形旅行ブログ】令和初旅は山形!2泊3日で温泉とグルメと寺社巡り #1ちくとりんご

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