【桜井市】日本三大文殊の1つ!安倍文殊院へ行ってきた【奈良の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは奈良県桜井市にある安倍文殊院あべもんじゅいんです!

日本三大文殊の1つである文殊菩薩が御本尊であるお寺です。

その立派な大きなに感動し、思わず「すご…」と声が出てしまうほどでした。

ちく

MEMO

大和ぼけ封じ霊場、大和十三仏霊場 第3番札所、大和七福八宝めぐり 弁財天、神仏霊場巡拝の道 第34番札所、大和北部八十八ヶ所霊場 第82番札所にもなっているお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:渡海文殊菩薩
  • 宗派:華厳宗
  • 山号:安倍山
  • 院号:文殊院
  • 通称:安倍文殊院
  • 創建:645年
  • 開山:安倍倉梯麻呂

御由緒

当山は、645年安倍一族発祥の地である当地に、大化の改新時に左大臣となった安倍倉梯麻呂公によって創建されました。わが国では最古に属する寺院です。

 

※安倍文殊院略記より一部抜粋

実際の様子

手水舎と本堂と本堂内のお話

安倍文殊院境内は、お堂などが独特の配置になっています。

 

まず、駐車場へ車を停めてまっすぐ進むと、後から紹介する金閣浮御堂があります。

ここに2つあるうちの1つの拝観受付があります。

ここで拝観券を購入しますが、まずは本堂へ向かうため、この御堂の前を右へ曲がり進んでいきます。

 

すると手水舎が見えてきます。

手水舎で手を清めると、近くにもう1つの拝観受付があります。

本堂近くの拝観受付です。ここで先ほど購入した券を見せて、本堂内へ入りました。

 

早速ですが本堂はこちら。外から撮影した写真です。

外から参拝する場合は、拝観料はかかりません。

本堂内へ入る場合のみ、拝観料が必要です。

 

私は、本堂内へ入って実際に渡海文殊さまをはじめ、本堂内の仏さまへ参拝させて頂きました。

いやぁ、本当にこの渡海文殊さまが大きくて凄い!

MEMO

本堂内では20分に1回、僧侶の方が本堂内の解説をして下さるので、より詳しく深くこのお寺のことを学ぶことが出来ます。

受験シーズンは合格祈願に訪れる人が多く、春頃になってくるとボケ防止祈願に訪れる人が多いのだそう。

最近は物騒な事件も多いので、事故を起こしませんように、事件に巻き込まれませんようになど、ニュースを見てお参りや祈願に訪れる人も多いのだそうです。

お話をして下った方が、落語家のような話し方をする人で、聞いていて面白かったです!!

こちらは本堂前の写真。

内舞台にあたる場所かな?

客殿でお抹茶を頂きました!

本堂の向かい側にある客殿(五台閣)。

本堂内の拝観をした人のみ、この中でお抹茶を頂くことが出来ます。

本堂の拝観券に、お抹茶券が付いているので、これを見せると案内して頂くことが出来ます。

 

こちらがお抹茶を飲む席。貸切状態でした…!!

お抹茶と一緒にオリジナル落雁も付いてきます。

懐紙は安倍文殊院のオリジナル。

落雁には安倍家の紋である五芒星がデザインされていました。

金閣浮御堂へ!

次に金閣浮御堂へ参拝させて頂きました!

撮影NGなのでちょっとだけお堂が写っている写真だけ載せます。

手前にある石碑を撮った1枚です。

字が特徴的で素敵~

 

こちらへ拝観するとこの肌まもりと七まいり おさめ札が渡されます。

肌まもりは、普段からお財布やカバンの中へ入れて持ち歩くことで御利益があるとされているお守りです。

金閣浮御堂への参拝方法

写真はないのですが、七まいりおさめ札とこのお堂への参拝の仕方がとても面白いので紹介します。

まず、拝観受付を済ませ、橋を渡って浮御堂正面で一礼します。

 

そして時計回りに浮御堂のまわりを回ります。

この際、災難を払うように「○○しないように」と願いながら回ります。

例)怪我をしないように、事故を起こさないように、など

 

1周したら、正面に設置されているおさめ札箱にお札を1枚切り離して入れます。

これを7回繰り返し、1周するごとに1枚ずつお札をおさめ札箱へ入れます。

 

最後のおさめ札を入れ終わってから、浮御堂内へ入り、参拝します。

西古墳と稲荷社

浮御堂の近くに西古墳があります。

国の特別指定史跡になっている古墳です。

この中には弘法大師作の願掛け不動がお祀りされています。

 

西古墳の近くに稲荷社があります。

鳥居と灯篭が続くこの道の先に社がありますよ〜

東古墳と白山堂とその周辺

浮御堂の近くに石灯籠がたくさん並んでいる道があります。

この先を進んでいくと、途中に不動堂があります。

更に先へ行くと十一面観音像があります。

こちらの観音さまは延命や病気治癒に御利益があると言われている観音さまです。

 

その向かい側には弘法大師像があります。

観音さまと弘法大師像の間に続く道をまっすぐ進んでいくとつきあたりに白山堂があります。

国の重要文化財に指定されている社です。

こちらには全国の白山神社に祀られている神様 菊理媛神が祀られています。

安倍文殊院の守護神でもあり、縁結びに御利益があると言われています。

 

この近くに東古墳があります。

閼伽井あかいの窟とも呼ばれている場所です。

ここには枯れることのない泉があったことからこの名が付いています。

晴明堂と展望台とその周辺

白山堂の近くに合格門があります。

この先に道が続いているので進んでみましょう。

 

この階段にも石灯籠が並んでいます。

安倍文殊院は石灯籠が並んでいる様子も素敵なお寺だなぁ。

 

階段の先には晴明堂があります。

陰陽師で有名な安倍晴明がお祀りされています。

お寺の名は「安倍文殊院」です。そう、こちら、安倍一族のお寺なのです。

と言うわけで境内に晴明公をお祀りし、現在では聖地の1つとなっているのです。

 

社の手前に如意宝珠があります。

参拝をする場合、この如意宝珠を撫でることで、魔除けや方位災難除けに御利益があると言われているのです。

 

晴明堂の近くにウォーナー塔があります。

このウォーナー氏は、奈良や京都などの文化財を空爆から救った人物です。

このことから感謝の意を表し、ここに供養塔が建てられました。

 

このあたりは見晴らしが良く、展望台にもなっているのです。

展望エリアには天体観測の地と書かれた石碑もありました。

私が伺ったタイミングでは何もありませんでしたが、この展望台の下には花の広場があります。

時期によって綺麗な花が植えられるので、花が見頃の時期に合わせて伺うのも良いかもしれません。

秋にはコスモスの迷路ができるそうです。

御朱印

本堂前にある拝観受付で御朱印を頂くことが出来ます。

本堂内を拝観する場合、中へ入る前に御朱印帳を預け、帰りに受け取るのがおすすめです。

値段は片面につき300円です。

今回頂いた御朱印

今回は4種類の御朱印を頂きました。

 

まずは帳面に書いて頂いた御朱印3種。

左から奈良大和四寺巡礼御朱印(智恵佛)、御本尊 文殊菩薩(文殊大士)、大和七福八宝神  弁財天の御朱印です。

大和四寺御朱印に書かれている智恵佛と言うのは文殊菩薩さまの異名です。

知恵を司る仏さまなのでこの呼び名で親しまれています。

 

こちらは弁財天大祭 秘仏十二天限定御朱印。書置きのみの御朱印です。

浮御堂の御朱印でもあります。

毎年4月末から5月にかけておこなわれるこのお祭りに合わせて、通常は3つずつしか公開されない浮御堂内の秘仏十二天軸がすべて公開されます。

この期間に合わせて登場する限定御朱印です。

 

中央に押されている梵字の印は弁財天を表しています。

そのまわりを囲む金色の印は、十二天の梵字です。

限定御朱印情報

時期により限定御朱印が登場する場合があります。

限定御朱印については、登場する際、公式サイトのお知らせの部分に記載があります。

安倍文殊院 公式サイト

アクセス

住所 奈良県桜井市阿部645
電話番号 0744-43-0002
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 本堂/金閣浮御堂霊宝館 各大人 700円/小学生 500円

↑2つの共通拝観券 大人 1200円/小学生 800円

御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 有料
最寄り駅からのアクセス 近鉄大阪線/JR桜井線「桜井駅」より 徒歩20分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

桜井市にある「長谷寺」「與喜天満神社」「法起院」「等彌神社」「聖林寺」「談山神社」「大神神社」

すぐ近くに長谷寺與喜天満神社、長谷寺の開山堂であり、西国三十三観音の番外札所でもある法起院があります。

同じ桜井市に等彌神社聖林寺談山神社大神神社があります。

その他の奈良の神社仏閣まとめ

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