【袋井市】遠州風鈴まつり中の法多山へ行ってきた【静岡の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは静岡県袋井市にある法多山はったさんです!

正式には法多山 尊永寺と言うお寺です。

真言宗の別格本山になっているとても大きなお寺で、厄除観音として親しまれている観音さまが御本尊です。

遠州風鈴まつりが開催されている間に伺ったので、その様子も含め、写真多めでお届けします!

ちく

MEMO

春は桜、6月頃は紫陽花、秋には紅葉と季節により様々な景色を楽しむことが出来るお寺です。

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:正観世音菩薩
  • 宗派:真言宗
  • 山号:法多山
  • 寺号:尊永寺
  • 創建:725年
  • 開基:聖武天皇
  • 開山:行基上人

御由緒

725年、聖武天皇の勅命を受けた行基上人が大悲観音応臨の聖地をこの地に探し求め、自ら刻んだ本尊正観世音菩薩を安置したのが縁起といわれています。

 

※法多山 略縁起より一部抜粋

実際の様子

朝の静かな駐車場や参道(仁王門までの道)

伺ったのは休日 土曜日の朝8時半過ぎ。駐車場はこの通り、ほとんど車はありませんでした。

この辺り一帯は有料駐車場ですが、料金箱に駐車料金を入れる無人システムのようです。

もっと混雑している時は有人になるのかな?

 

車を停めて法多山へ進みます。

途中、お土産販売をしている観光ストリートがありますが、このあたりはまだ開いていません。

 

道を進んでいくと整備された石畳の道が見えてきました。

このあたりからガラッと雰囲気が変わります。

進んでいくと仁王門が見えてきました!

仁王門

法多山の仁王門は、いわゆるお寺のある方である山門です。手前にはとても大きな石灯籠がありました。

こちらの仁王門は国指定重要文化財です。

仁王門なので、仁王像ももちろん設置されています!

牢屋に幽閉されているように見えなくもない…

仁王門の先を更に進んで行きましょう〜!

緑豊かな参道は貸し切り状態!

仁王門の先には玉砂利が敷き詰められた参道が続いています。

自然豊かなスポットで、春は桜、秋は紅葉が楽しめる参道です。

 

途中、脇に朱色の橋がありました。

他にも、途中途中に青紅葉が綺麗なスポットがあったり。

綺麗な青紅葉に感動です!

参道はとても長いのですが、青紅葉の景色がすぐに変わるので、歩いていて飽きが来ません。

青紅葉と苔と石灯籠

玉砂利の参道から石畳の参道に変わりました。

 

こちらは市指定文化財の黒門。

右の方に写っているのは、呪いの契り帯と書かれた看板。

え!?お化け屋敷・・・!?

ちく

気になる人は呪いの契り帯特設サイトをチェック!

お寺でお化け屋敷って珍しいな…と思いつつ、まだ営業していなかったのでとりあえずスルー。まずは本堂へお参りだ!

黒門とは別の脇道。苔と青紅葉が綺麗。

青紅葉、ほんと綺麗だなぁ〜!秋になると紅葉が綺麗なんでしょうねぇ。

 

本堂への道はひたすらまっすぐです!

まだまだ進むぞ!

左手にちょっとゆるやかな坂が見えてきました。

この坂を進んでいくと、この記事でも後から紹介するだんご茶屋や薬師堂などがあります。

まずはまっすぐ進んで、本堂へお参りします!

観音坂と階段

この先を進んでいくと、坂と階段の2つにまたまた道が分かれています。

1つ目は観音坂

この観音坂は、車で進むことが出来ます。お寺の方や関係者がこの道を進んで本堂の近くまで行くことがあるようです。

階段がキツい人にはこちらの坂道を上ることをおすすめします。

MEMO

観音坂は紫陽花が綺麗です。紫陽花が見頃の時期は特におすすめの坂です。

2つ目は階段

階段を上って本堂を目指します。

階段の途中は観音坂の途中と繋がっていました。

ここから更に階段と観音坂、それぞれが本堂まで続いています。

階段の途中にある地蔵堂

階段を進んでいると、本堂の屋根が見えてきました。

更に階段を上ると、またまた階段!

ここを上ったらもう本堂は目の前です!

本堂と手水舎

奥に見えているこちらがの建物が本堂です!

本堂への参拝は階段を上って行った先。

本堂前の上り階段の左右に下りの階段もあるのですが、こちらは御祈祷受付やお守り、御朱印授与所へ続いている場所で、参拝は出来ません。

 

参拝前にまずは手水舎へ!

階段を上ってすぐ右手にあります。

丸い玉?から水が湧き出ている手水舎です。

 

手水舎の奥に一見樹木に見えるオブジェがあります。よく見ると、これ、手が集まっているオブジェなのです。

1種のアート作品なんでしょうねぇ。

「法多山 福豆まく人 拾う善男善女」と書いてあります。

本堂周辺の遠州風鈴まつりの様子(写真多め)

手水舎で手を清めた後、本堂へ参拝させて頂きました!

その後、本堂周辺の風鈴を見て楽しむことに。まずは本堂の右手の廊下。

吹き抜け構造の回廊のような場所に風鈴がたくさん並んでいます。

風が吹くと心地よい音色がたくさん響き渡るのです。

 

そのまま本堂右手へ進んでいくと、建物の中にもたくさん風鈴が飾られていました。

室内の風鈴トンネルです。

これもまた綺麗ですなぁ。

 

先ほど見ていた廊下の風鈴。

縦写真と横写真、どちらも撮ってみました。

ここから御本尊のいらっしゃる本堂は続いていて、更に先、本堂の左側の廊下まで進むことが出来ます。

本堂の左側の廊下は、風鈴だけでなく七夕の笹も飾られていました!

こちら側は廊下の前にとっても小さな枯山水庭園があります。

諸尊堂 北谷寺と風鈴と白山神社

次に紹介するのは本堂の右手前あたりにある建物です。

諸尊堂 北谷寺。ここは以前、本堂だった建物です。

遠州三十三観音の5番札所で、北谷観音をはじめ、十二支の守り本尊や西国三十三観音、出世大黒天、賓頭盧尊びんずるそんなど、様々な仏さまを安置する諸尊堂です。

 

ここにも風鈴が!

白、青、緑と涼しげな色合いの風鈴が連なっています。

本堂前とはまた違った雰囲気です。

 

ぐるっと裏手にまわって撮影した1枚。

奥に写っている建物は大師堂です。

 

北谷寺の裏手を進んでいくと白山神社があります。

法多山の鎮守である白山妙理大権現(法多大権現)をお祀りしている社です。

縁結びや農耕守護に御利益があると言われています。

石段の先に社がありますが、この石段の前に柵があるので、参拝はこの石段の前ですることになります。

大師堂と二葉神社と氷室神社

先ほど、北谷寺のあたりから見えていた大師堂

真言宗の宗祖である弘法大師をお祀りするお堂です。

 

大師堂の近くに帰り道があります。

この道を進んでいくと、おみくじを結ぶ場所や鐘楼堂が見えてきます。

鐘楼堂の先を更に進むと二葉神社へ続く鳥居があります。

石造の鳥居の先に狛犬がいたり

亀?の像もあります。

この像、ワニにも見えるのは私だけでしょうか?写真の右側が頭で、上を向いているワニの姿に見えます。

 

先へ進むと色付きはじめた紅葉と鳥居があります。

千本鳥居のように連なっているのが特徴です。

この先に二葉神社の社があります。

二葉神社は、元は静岡県浜松市になった二葉遊郭内の守護神であった神様です。

当時は遊郭の安全や商売繁盛、恋愛成就などの祈願をする女性が多かったのだとか。

戦後、現在の法多山内に遷座し女性の守り神として現在でも大切にされているそうです。

 

更に先へ進んでいくともう1つ鳥居があります。

この先にあるのは氷室神社です。

ここは、氷を貯蔵する氷室を神格化し、氷の神様として祀っている珍しい神社です。

お賽銭箱の奥がそのまま氷室になっており、御神体そのものがすぐそこにある神社なのです。

 

ちょっと前に奈良へ行った時にも氷室神社へ行きました!

第2の風鈴スポット!蛸薬師堂とその周辺

氷室神社側の階段を下りていくと弁天池があり、池に風鈴が設置されていました。

弁天池と言うことで弁財天堂があります。

こちらの弁天さまは、技芸上達、学業成就、商売繁盛、金運上昇など、様々なことに御利益があります。

弁才天堂のすぐ隣に何やら大きな像が!

それがこちらの不動明王像です。

一意一願不動明王と言う名で親しまれているお不動さんです。

その名の通り、心に願うただ1つの願い事を熱心に祈願することで、叶えてくれると言われています。

めちゃくちゃかっこいい・・・!!

ちく

更に不動明王像の都内にあるのがたこ薬師堂です。

お薬師さんと言うことで、こちらは病気平癒に御利益があります。

 

蛸薬師堂の近くにも風鈴トンネルがあります。

ここの風鈴は本堂周辺と違い、短冊の部分がカラフルな紙を使用しているので、また違った雰囲気を楽しむことが出来ます。

ここで一部の風鈴の絵柄を見てみましょう。

ひまわり

菖蒲

金魚

風鈴は飾られているものと同じものを本堂近くの授与所で販売しているので、気に入ったものを見つけたら購入して帰るのも良いかも!

ちく

だんご茶屋で厄除けだんごを食べるぞ!

蛸薬師堂から来た道と別の道を歩いて帰ります。歩いていくとだんご茶屋を発見!

ここでは法多山名物 厄除け団子を販売しています。

営業時間は8時から17時までです。

 

その場で食べてみました!

200円。

MEMO

厄除けだんごは店内で食べる用と持ち帰りのお土産用が用意されています。

全て茶屋の近くにある券売機で食券を購入してお店の人に渡すようになっているので、お金を払う場所を間違えないように注意しましょう。

 

また、毎月1度の功徳日に茶団子、桜の開花期間にはさくらだんご、7月と8月のみかき氷が登場しています。

来た道とは別の道を通って帰ります。写真付きで帰り道を簡単に紹介!

ここからは帰路を目指して帰ります。

だんご茶屋の近くにあるステージ。ここでライブがおこなわれることもあるのかな?

 

先へ進んでいくと屋外の休憩所スペースがあります。

すだれがあって、涼しげな雰囲気ですね〜

ここにも小さな風鈴が!

境内には児童公園もあります。

子供たちがここで遊ぶこともあるのかな?

 

最初に歩いていた参道から見えていた青紅葉。

上から見ると池が流れている部分もありました。

 

こちらは一乗庵

普段は非公開の客殿ですが、御縁日や土日などにごりやくカフェランチを食べることが出来る場所です。

 

一乗庵の隣にある本坊

その向かい側にはお化け屋敷の開場になっている研究会館があります。

まだ営業時間前だったのでお化け屋敷には行きませんでした。普通に怖いのでやっていても私は入る勇気がないかも…

ちく

最後に見た建物は持仏堂です。

お化け屋敷の開場から近い建物で、最初の方に紹介した黒門付近にあります。

御朱印帳と御朱印

御朱印は本堂の1階にある専用窓口で頂くことが出来ます。

限定御朱印が登場している場合、頂くことが出来る御朱印は通常か限定、いずれか1つのみなのでどちらを頂きたいか選んで書き手の方にお願いしましょう。

オリジナル御朱印帳

法多山のオリジナル御朱印帳を頂きました!徳川と豊臣の家紋が並ぶ黄緑色の御朱印帳です。

値段は1200円。

 

この黄緑色のデザインの他に、ピンクや黒、紫などがあります。

他にも季節限定、数量限定の御朱印帳も登場します。

公式サイトに一覧が載っているので、是非チェックしてみて下さい!

法多山 御朱印のページ

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は300円。

 

中央に観音さまを表す梵字、その下に大悲殿と書かれています。

大悲殿は観音さまを祀るお堂を表す言葉です。

風鈴まつり限定御朱印を頂いたので、青い限定印が押されています。

限定御朱印と風鈴まつりの御朱印全てを頂いた特典 水引バンド

こちらのお寺をはじめ、可睡斎、油山寺の合計3つのお寺で限定御朱印を全て頂くと、特典の水引バンドを頂くことが出来ます。

限定御朱印情報

1月1日から節分まで正月限定御朱印が登場します。

3月下旬頃から4月中旬頃まで桜の限定御朱印が登場します。

遠州風鈴まつりの開催に合わせて限定御朱印が登場します。

毎年5月頃から8月まで開催されている風鈴まつりに限定御朱印が登場します。

11月下旬から12月中旬頃まで紅葉の夜間ライトアップイベントの開催に合わせて限定御朱印が登場します。

夜間特別拝観の時間のみ拝受可能な限定御朱印です。

春に桜、夏に紫陽花、秋に紅葉のそれぞれ限定御朱印帳が登場します。

四季折々、境内に季節の移り変わりに合わせて、数量限定で限定御朱印帳が登場します。この期間、御朱印は限定ではありません。

最新情報は公式インスタグラムをチェック!

法多山 インスタグラム

アクセス

住所 静岡県袋井市豊沢2777
電話番号 0538-43-3601
開門時間 8:30~16:30
御朱印受付時間 8:30~16:30
駐車場 有料 ※季節により価格が変動します
最寄り駅からのアクセス 最寄り駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

袋井市にある「油山寺」「可睡斎」「龍源院」

同じ袋井市に油山寺、可睡斎があります。他にも御朱印が話題の龍源院があります。

掛川市にある「事任八幡宮」「掛川城」「永福寺」

掛川市に遠江國一之宮である事任八幡宮をはじめ掛川城、永福寺があります。掛川城はお城で、御城印を頂くことが出来る観光地です。

周智郡森町にある「小國神社」「極楽寺」「香勝寺」

周智郡森町に遠江國一之宮である小國神社をはじめ極楽寺香勝寺があります。

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磐田市に見付天神、府八幡宮があります。

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菊川市に西福寺があります。

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御前崎市に駒形神社、白羽神社、池宮神社、閑田院があります。

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牧之原市に釣徳寺、心月寺があります。

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ちく

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