【上京区】日蓮宗本山の1つ!本法寺へ行ってきた【京都の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは京都府京都市上京区にある本法寺です!

日蓮宗本山の1つです。

 

早速紹介していきます!

寺の概要

  • 御本尊:
  • 宗派:日蓮宗
  • 山号:叡昌山
  • 寺号:本法寺
  • 創建:1436年
  • 開山:日親上人

御由緒

叡昌山本法寺は、室町時代に活躍した日蓮宗僧侶、久遠成院日親上人によって開創されました。その時期や場所は諸説ありますが、1436年に東洞院綾小路で築かれた「弘通所」が始まりとされています。

 

※本法寺 リーフレットより一部抜粋

実際の様子

仁王門と参道の様々な見どころ

お寺の入口はこちら。石畳の参道の先に立派な仁王門があります。

仁王門をくぐり、その先を進んでいくと参道が続いています。

参道の途中「大摩利支尊天」と書かれた旗がたくさん並んでいます。この旗の途中、鳥居の先に摩利支尊天堂があります。

亥年の守り本尊である摩利支天を祀るお堂です。

 

更に参道を進んでいくと経蔵(左)と鐘楼(右)が並んでいます。

多宝塔と開山堂

参道は途中、右へ曲がる流れになっています。右手側に見えてくるのが多宝塔です。

多宝塔の隣には開山堂があります。

本堂と長谷川等伯像

参道の途中にある立派な本堂

こちらへ参拝させて頂きました!

本堂の手前には長谷川等伯の像があります。本法寺の寺宝の中でも有名な京都三大涅槃図の1つである佛涅槃図(国指定重要文化財)を描いた人物です。安土桃山時代からr度時代初期を代表する絵師です。

普段から宝物館や庭園の拝観でこの涅槃図の原寸大の複製を公開しています。※写真撮影はNG

毎年3月14日から4月15日の春季特別展で涅槃図の現物を展示しています。等伯自身も涅槃図の中に描かれている、ここでしか見ることが出来ない寺宝は必見です!

等伯の像と共に写っている松の木は光悦翁手植之松と呼ばれる、このお寺ゆかりの本阿弥光悦が植えた松の木です。

 

ここまで紹介したお堂のうち、本堂、開山堂、多宝塔、経蔵、鐘楼、仁王門はいずれも京都府指定文化財になっています。

庫裏と梅

本堂の右奥へ進んでいくと庫裏があります。庫裡の中へ入ると、拝観受付があり、ここで拝観料を支払うことで、有名な涅槃図がある宝物館と庭園の拝観が可能です。

2月下旬に訪れた時、庫裡の入口に梅の鉢があり、梅が綺麗に咲いていました。

十の庭と巴の庭など有料拝観エリアの見どころ

ここから紹介するのは有料拝観エリアです!長谷川等伯が描いた涅槃図をはじめ、色々な寺宝が展示されている宝物館と庭園を拝観することが出来ます。※宝物館の写真撮影は禁止です

宝物館と向かい合うように見えているつなしの庭

このお庭には9つの石があります。それにもかかわらず「十の庭」と呼ばれているのは、もう1つの石が、この庭を見る人の心にもう1つの石(意思)があるから。

この後紹介する、本法寺を代表する巴の庭の修復事業に伴い作庭されたお庭です。

 

回廊を歩いて巴の庭を目指します。

ここからは巴の庭を紹介します。

国指定名勝になっている庭園で、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した芸術家である本阿弥光悦によって作庭されたお庭です。本法寺の書院の東から南へ曲がる枯山水庭園となっています。

 

冬の苔庭の中にある丸い池。こちらは蓮池です。

蓮池からちょっと離れたところに変わった形の石があります。

この形「日」の文字になっています。これは宗祖である「日」の文字をかたどったもの。

この「日」の石と「蓮」池が並んで「日蓮」という言葉を表現しているのです。

縁側を奥のほうまで進んでいくと花手水もあります。

日蓮の文字の右奥辺りには枯瀧と呼ばれる場所があります。枯山水庭園は水を使わず、石などで水が流れる様子を表現しています。ここでは石組で瀧を表現しているのです。

順路の最初の方には光悦のつくばいもあります。

巴の庭へ続く回廊も趣があって素敵ですねぇ

御首題・御朱印

御首題や御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。拝観をする場合、帳面を預けて、帰りにまた受付へ寄ると書き終えた帳面を渡して頂ける流れとなっています。

今回頂いた御朱印

今回頂いた御朱印はこちら。

値段は500円。

 

亥年の守り本尊である大摩利支尊天(摩利支天)の御朱印を頂きました!

はさみ紙に手書きの歌が書かれていました!卯年にちなんだうさぎの印が可愛い!!

限定御朱印情報

1月に新春限定御朱印が登場します。

3月中旬から4月中旬まで開催される春季特別展に合わせて限定御朱印が登場します。

5月6日から5月10日まで5月大祭限定御朱印が登場します。

7月15日から8月16日まで五山の送り火御朱印が登場します。

9月頃に十五夜限定御朱印が登場します。

11月上旬から12月中旬の秋季特別展に合わせて限定御朱印が登場します。

限定御朱印は書置のみのものもあれば、書き手の方が対応可能な日は帳面を預かっての直書対応をしている場合もあります。

最新情報は公式Twitter(@honpouji)をチェック!

アクセス

住所 京都府京都市上京区本法寺前町617
電話番号 075-441-7997
拝観時間 10:00〜16:00
拝観料 無料 ※庭園・宝物館は500円
御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」より 徒歩15分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

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