御朱印も話題の花のお寺!石光寺へ行ってきた【奈良の寺院】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは奈良県葛城市にある石光寺せっこうじ(@sekkoji)です!別名染寺そめでらと言う名前で親しまれているお寺ですよ~

花の寺として知られているお寺で、特に牡丹や芍薬は長く大切に育てているそうです。

近年は、花の見頃などに合わせて御朱印が登場する日もあり、御朱印が話題のお寺にもなっています。5月下旬に伺った石光寺は、芍薬が見頃でした!

MEMO

関西花の寺二十五霊場 第20番札所です。

早速紹介していきます!

※お詫び※

伺った時間帯の問題もあり、一部の写真は逆光での撮影になってしまったので、光が入り込んでいるものがあります。ご了承ください。

寺の概要

  • 御本尊:阿弥陀如来
  • 宗派:浄土宗
  • 山号:慈雲山
  • 寺号:石光寺
  • 別名:染寺
  • 創建:670年頃
  • 開山:役小角えんのおづの

御由緒

天智天皇の時(670年頃)に、この地に光を放つ三大石があり、掘ると弥勒三尊の石像が現れた。勅願により堂宇を建立し「石光寺」の名を賜り役小角が開山となり弥勒如来を本尊としてまつったのがはじまり。

 

※石光寺 縁起より一部抜粋

実際の様子

山門からお寺の境内へ!

石光寺の入口はこちら。

手前に大きな寺号標があり、その先に階段が続いています。

階段の先にある山門の右側に入口があります。

 

この先を進むとなにやら特徴的な砂があります。

こちらは想観そうかんすな。「砂」ではなく「沙」と書きます。

上の部分が円形になっているものと、四角(方形)になっているものがあります。

MEMO

四角形のものは、一見強く、安定した形に見えますが崩れやすく角も欠けやすいものです。これは私たち人間の姿を現しています。

円形のもの(球体)は、「超えた世界」さとりの世界仏さまを意味します。

2つの沙は、相対の世界、優劣の比較によって成る世界、執着の世界をあらわしているのです。

阿弥陀堂と弥勒堂

順路を進んでいくと拝観受付があります。

拝観受付のすぐ先に阿弥陀堂(別名常行堂)があります。

左上の白いモヤみたいな部分は逆光の影響です。心霊写真ではないのでご安心を!

ちく

阿弥陀堂はいわゆる本堂にあたるお堂です。

まずはこちらへ参拝させて頂きました。

 

そのすぐ隣に弥勒堂があります。

こちらは普段、扉が閉まっており、中へ入ることが出来ません。

毎年1月の間だけ御開帳されます。

屋根にはシャチホコが!

染の井と中将姫

まだまだ境内は広いです。

阿弥陀堂や弥勒堂のあたりは大きな松の木が立派で綺麗でした〜

順路を進んでいくと屋根のついた建物がありました。

ここには染の井があります。

更にこちらには中将姫の像があります。

中将姫やこの井戸に関するお話は近くにある看板に書かれていました。

聖武天皇の御代に右大臣藤原豊成(鎌足の曽々孫)の娘に中将姫という方がおられました。5歳にして母を亡くされ継母に育てられ、世にいう継子いじめにあわれ、ついに世をはかなんで17歳の身で出家、當麻寺にこもられました。そして生身の弥陀を拝みたいと毎日毎夜念じておられるうちにある時霊感を得られ、ここの井戸水で洗い清め傍ら桜の木(役行者が仏教興隆を願って植えられた木)に掛けて干されたところ乾くに従って五色に染まりました。この糸で2人の化尼(観音・勢至両菩薩の化身)の助けで一夜のうちに阿弥陀浄土図を織り上げられました。これが世にいう當麻曼荼羅です。それでこの井戸を「染の井」、桜の木を「糸掛け桜」と伝えられ、この寺を「染寺」とも呼ばれるようになりました。

鐘楼

更に進みましょう。

すると鐘楼が見えてきました。

高い土台の上にある鐘、参拝者はつくことは出来ません。

鐘楼の前にお花が咲いていましたよ〜

芍薬の一種なのかな?

境内の咲く美しい花々と自然を楽しむ(画像多め)

鐘楼から更に進むとたくさんのお花が咲いていましたよ〜

ここからは画像多め、言葉少なめでお届けします。

美しい芍薬の花をご覧下さい!

▼お地蔵さんがいました。

▼芍薬と藤棚

▼色とりどりの花たち

▼手前の花「後ろの子より私を見て!」

藤棚周辺は特にたくさんの芍薬が咲いていました。

▼石塔と芍薬

▼見頃が終わってしまったツツジの奥に仏様が!

▼枯山水庭園もあります

▼枯山水庭園の近くの仏さま

▼建物の下を通るトンネル

▼トンネルの先

▼そして再び芍薬!

トンネルを進むと、鐘楼のあたりに戻ってきました。

ちょうど境内をぐるっと1周するような形になったようです。

最後に再び芍薬の写真。

綺麗なお花たちに癒される境内でした〜

ちく

御朱印

御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。

拝観料を支払う際、御朱印帳を預けて、帰りに御朱印帳を受け取る流れになります。

御朱印は片面300円、見開き600円です。

御本尊の御朱印

御本尊である阿弥陀如来の御朱印を2種頂きました。

左が御朱印帳に直書きして頂いた御朱印、右が書置きの御朱印です。

直書きの御朱印には、私が伺った際、見頃を迎えていた芍薬の花の印が押されています。

書置きの御朱印には黄金の空飛ぶ阿弥陀さまの御姿が描かれています。

弥勒如来の御朱印

弥勒堂の御本尊である弥勒如来の御朱印です。

このお寺のはじまりである仏さまのお名前が書かれています。

中将法如の見開き御朱印

帳面に書いて頂いた中将法如(中将姫)の御朱印です。

御姿の印が右側に押されています。

左側に墨書きで「中将法如」と書かれており、その左上には牡丹の花の印が押されています。

限定御朱印情報

季節によって限定御朱印が登場します。

花の季節や仏様とのご縁日などに合わせて限定御朱印が登場します。

御朱印情報は全て公式サイトに載っています

アクセス

住所 奈良県葛城市染野387
電話番号 0745-48-2031
拝観時間 4月~10月 8:30~17:00

11月~3月 9:00~16:30

拝観料 大人(中学生以上) 400円/小学生 200円

※JAF会員は10%割引

御朱印受付時間 拝観時間と同じ
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 近鉄南大阪線「二上神社口駅」より 徒歩15分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

近くにある「當麻寺」

近くに當麻寺があります。

當麻寺には本堂だけでなく、中之坊、西南院、宗胤そいにん院、奥院など見どころがたくさんあります。

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