ども!ちく(@chikuchanko)です。
今回紹介するのは京都府宇治田原町にある正寿院(@shojuin28)です!
別名風鈴寺とも呼ばれるお寺で、夏になると境内にたくさんの風鈴が飾られ、涼しげな音色が境内に鳴り響きます。
他にも春夏秋冬で違った景色を楽しめるハートの形の猪目窓やアート作品のような天井画など、1年中趣のある雰囲気を楽しめる、長閑な場所にあるお寺です。
早速紹介していきます!
目次
寺の概要
- 御本尊:十一面観音菩薩
- 宗派:高野山真言宗
- 山号:慈眼山
- 院号:正寿院
- 別名:風鈴寺
- 創建:1200年
御由緒
実際の様子
長閑な場所にあるお寺です
日本緑茶発祥の地である宇治田原町の中でも、自然に囲まれた趣のある場所にある正寿院。こちらの景色はお寺の駐車場から見た景色です。
家々の奥には茶畑も見えます。御寺には車で伺ったのですが、その途中にもたくさんの茶畑があり、たくさんのお茶農家さんがいることが伝わってきました。
駐車場からこの先を進んで行きましょう!
本堂周辺にある様々な見どころ
まず最初に階段の先を進み、本堂を目指します。階段の先には石畳が敷かれ、参道が続いていました。
境内の玉砂利が敷かれている場所にはいくつか小さな像があります。大きな口を開けたこちらの像が印象的でした。
先ほどの道のつきあたりには地蔵堂があります。
地蔵堂の左手へ進むと自分で飾って楽しむことが出来る私の花手水があります。
自分でデザインしたオリジナル花手水を作り、記念に写真を撮って楽しめる場所です。
地蔵堂の右手には階段の他のもう1つのお寺の出入口があります。ちょうど梅の花が咲いていました。
こちらは本堂の向かい側にある手水舎です。
花手水になっている傍らに「そうだ 京都、行こう。」の柄杓が飾られていました。
本堂と庭園とリス
こちらが本堂です。この写真のちょうど中央にある部分が玄関となっており、その右手にある拝観受付で拝観を済ませると、玄関から入り、中で参拝することが出来ます。
本堂内から見たお庭。趣がありますねぇ
本堂内には襖絵など様々な見どころがあります。
こちらは本堂内を右奥に進んだ先にある船形の庭の一角。
苔と石が船の形を表現している庭園です。
船形の庭と向かい合うように板戸問答となっている葡萄栗鼠図があります。
ブドウとリスが描かれた板戸。ここには17匹のリスが描かれています。
その一角に書かれている言葉がこちら。
この板戸にはリスが17匹描かれています。リス達を三人で分けてみましょう
・以さんは十七匹中の二分の一
・呂さんは十七匹中の三分の一
・波さんは十七匹中の九分の一
もらえます
17匹をそもそも2で割ること、できませんよね?
でも18匹にすると、この3つの割り算、すべて成立するのです。18匹で分けると以さんは9匹、呂さんは6匹、波さんは2匹。でもこの分け方にすると合計は17匹になるのです。
で、板戸には17匹なのになんで18匹なの?と思うじゃないですか。写真を撮っていないのですが、この葡萄栗鼠図の説明文の貼り紙ところにもう1匹だけリスが描かれているのです。
つまり、貼り紙の1匹を含めて18匹、だけど板戸に直接描かれているのは17匹となり、綺麗に分けることが出来るのです!
説明がわかりにくくて申し訳ない…!おわかりいただけただろうか…?
客殿へ!!
本堂から少し離れたところ、駐車場のそばに客殿があります。有名な猪目窓や天井画があるのは客殿です。
こちらの石畳の道を進んだ先に客殿の入口があるので、この先を進んで行きましょう。
冬の雨の日の猪目窓
こちらが2月下旬に訪れた雨の日に見た猪目窓です!
見る角度によって猪目窓に写る景色が変わります。この変わる景色を楽しむのも猪目窓の鑑賞の楽しみ方の1つです。
個性あふれる天井画
客殿にはたくさんの160枚の天井画が並んでいます。300年前の本堂内陣の天井画復興の企画として、客殿では花と日本の風景をテーマにした日本画家さんたちの素晴らしい作品が並んでいるのです。
こちらは仰向けに寝転がって天井画を見上げるのもOK!ゆっくりじっくり天井画を眺めて、お気に入りの1枚を見つけてみましょう。
紅葉すてき!
こちらは夜の山でしょうか?青白く光る様子が素敵でした
猪目窓×天井画と花手水
猪目窓と天井画は同じお部屋の中にあるので、このように合わせて鑑賞することが出来ます。
猪目窓の右手にはお庭が広がっています。
この庭園は出ることが出来ず、鑑賞するのみ。せっかくなので目で見て楽しみます。
庭園の一角に花手水がありました!!
御朱印
御朱印は本堂の右手にある拝観受付で申込をした後、猪目窓がある客殿で直書して頂くことが出来ます。
直書御朱印の他に、書置の御朱印もたくさんあるので、希望のものを選んで拝受しましょう。日により全て書置対応の日もあります。
今回頂いた御朱印
今回頂いた御朱印はこちら。
値段は500円。
直書して頂いた通常御朱印です!左上の花の印が毎月変わります。
郵送で頂いた御朱印/5種
2020年9月に郵送で頂いた御朱印5種を紹介します。
まずは「秋麗」御朱印。秋の味覚である秋刀魚をはじめ、紅葉の葉っぱや柿が特徴の和紙を使った書置御朱印です。
国指定重要文化財になっているお不動さまが主役の蓮の書置御朱印。こちらには「頂蓮」と書かれています。
春夏秋冬で変わる猪目窓の御朱印。猪目窓から紅葉が見える御朱印で、右下の白い部分には申し込みをした私の名前が書かれている、唯一無二の御朱印です。
片面サイズの地蔵尊御朱印と御本尊御朱印も拝受しました!
限定御朱印情報
毎月、月替御朱印が登場します。
最新情報は公式Twitter(@shojuin28)もしくは公式インスタグラムをチェック!
アクセス
住所 | 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149 |
電話番号 | 0774-88-3601 |
拝観時間 | 4月〜11月 9:00〜16:30
12月〜3月 10:00〜16:00 ※この他に夜間特別拝観を行う時期もあります |
拝観料 | 600円 ※特別拝観期間は1000円 |
御朱印受付時間 | 拝観時間と同じ |
駐車場 | 300円 |
最寄り駅からのアクセス | 最寄駅から離れているので車やバスで行くのがおすすめです |
公式サイト | こちら
公式インスタグラムはこちら |
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