【札幌】北海道神宮とその境内社 開拓神社へ行ってきた【北海道の神社】

ども!ちく(@chikuchanko)です。

 

今回紹介するのは北海道札幌市中央区にある北海道総鎮守北海道神宮ほっかいどうじんぐうとその境内社開拓神社かいたくじんじゃです!

円山動物園の近くにある神社で、境内がとても広いのが特徴です。

境内が自然はとても自然豊かで、運が良い野鳥やリス、キツネなどの野生動物を見ることが出来るんですよ~!

ちく

早速紹介していきます!

目次

神社の概要

  • 御祭神:大国魂神おおくにたまのかみ大那牟遅神おおなむちのかみ少彦名神すくなひこなのかみ、明治天皇
  • 御利益:開拓・経営守護など
  • 例大祭日:6月15日
  • 創建:1869年

御由緒

北海道の開拓・経営を行うために、明治2年7月に開拓使が設置され、同8月15日には蝦夷地は北海道と改称されました。

同年9月1日に東京の神祇官において、開拓使の長官以下の北海道への赴任に先だち、明治天皇の勅使により開拓の守護神として、大国魂神大那牟遅神、少彦名神の3神を祀る「北海道鎮座神祭」が斎行されました。これが北海道神宮の創祀とされます。同月21日、3神の御霊代は開拓長官 東久世通禧ひがしくぜみちとみに奉じられ品川港から函館に到着、ここから開拓判官 島義勇しまよしたけがこれを奉じ銭函の仮役所に仮安置し、同年12月3日、札幌に入り、現在の北二条西一丁目の「札幌第一番役宅」に御霊代を奉遷しました。

明治3年5月15日に現在の北五条東一丁目の仮社殿に遷座し、「一の宮」「勅祭社」とよばれました。明治4年5月14日「札幌神社」と社名が定められ、社格は国幣小社に列し、同9月14日には、この円山の地に社殿が完成し、開拓判官 岩村通俊いわむらみちとしが祭主となり遷座祭が行われました。

その後、発展をつづけ、北海道神宮へと改称されました。

 

※由緒書きより一部抜粋

実際の様子

北海道神宮の参道にあるお菓子屋さん

駐車場に車を停めて歩いていく道。

表参道が別の場所にあるので、この道は写真を撮るだけにして、遠回りしました。

この近くに北海道の有名なお菓子屋さん 六花亭があります。

MEMO

ここにある六花亭 神宮茶屋店の店舗限定で判官さまがあります。太宰府天満宮の梅が枝餅に似ているお餅です。

北海道内にたくさんある六花亭の店舗の中でも、ここでしか食べることが出来ないお菓子なので、甘いもの好きの方、ぜひ要チェックです!

ちなみに、六花亭以外にも、2020年に訪れた境内にはもう1つ神宮茶屋がありました。

こちらは六花亭とは別の店舗で、オリジナルのお菓子だけでなく、北海道神宮へお菓子を奉納している企業のお菓子を取り扱っています。六花亭と合わせてこちらもぜひ立ち寄りたいスポットとなっています。

鳥居と表参道

こちらが正面の鳥居

この先に表参道があります。

春には桜の木々が綺麗に咲く参道です。

夏の時期は緑の木々が生い茂る涼しげな雰囲気の参道になります。

この道をまっすぐ進んでいくと本殿があります。

秋の参道。紅葉シーズンになると参道がオレンジ色になります。

手水舎と神門

表参道を進むと、途中に神門があります。

その神門の左手前にあるのがこちらの手水舎です。

かなりの大きさの手水舎で、たくさんの参拝客が絶えず手を清めていました。

コロナ禍の手水舎はこのように柄杓が無く、竹筒から流れる水で手を清めるようになっていました。

 

手水舎の近くにとても大きな銅像があります。

この人物は開拓判官島義勇。この神社をつくるにあたり、尽力を尽くした人物です。

 

こちらは表参道を進んだ先にある神門です。

この先に本殿があるので、先へ進んでいきましょう!

七五三シーズンに再訪した時の神門

神門をくぐる際はぜひ注連縄にも注目してみて下さい。特徴的な形をしているんですよ~!!

拝殿とその周辺

神門をくぐると、その先に拝殿があります。

北海道総鎮守の立派な神明造の社です。こちらへ参拝させて頂きました!

 

拝殿周辺には、ところどころに木が植樹されています。

これらの木々は皇室の方々が植えられた木です。

それぞれの木の前に植えられた人のお名前が書かれています。

 

こちらは神門から本殿へ続く道の一つ、西回廊。

どこか異世界につながっていそうな、不思議な雰囲気の道でした。

 

この西回廊を進んでいくと、途中に御朱印を頂ける授与所があるのですが、その途中で1匹のリスを見かけました。

動きが早くて、すぐに逃げてしまったのですが、野生のエゾリスがいる境内になんだかほっこりした気持ちになりました。

開拓神社

次は境内社開拓神社を紹介します。

北海道神宮の本殿からは少し離れた位置にあるので、開拓神社への行き方が書かれた看板などを頼りに目指しましょう。

こちらが開拓神社の入口。

御祭神は、北海道の開拓に心血を注ぎ、偉大な業績を果たした功労者の37名です。

この鳥居の左手に写っている小屋は無人の授与所です。お守りやお札などが販売されています。

 

鳥居の右側には開拓神社の手水舎があります。

大きな石の鉢に水が入っている手水舎です。

 

そしてこちらが開拓神社の拝殿です。

こちらへ参拝させて頂きました。

再訪した時の開拓神社

その他の境内社

こちらは開拓神社のすぐ近くにある穂多木ほたき神社

北海道拓殖銀行の守護神であり、北海道拓殖銀行の物故功労者をお祀りしている社でもあります。

 

その隣には札幌鉱霊こうれい神社があります。

こちらは鉱山殉職者を慰霊する為の社です。

夏の境内は新緑が美しい!

開拓神社へ向かう途中の道は、どこも木々がたくさん並んでいました。

場所により植えられている品種が違うのですが、その多くが桜の木だそうです。

桜の木も1種類ではなく、ソメイヨシノやヤエザクラ、エゾヤマザクラと3種類の桜が植えられているので、境内では様々な桜を楽しむことが出来るようです。

夏は全て緑ですが、それもまたこの時期しか見られない景色なので、素敵ですよね!

秋の境内とその周辺の紅葉

秋に再訪した北海道神宮。周辺を含め、自然豊かな境内は秋になると紅葉した木々によってオレンジ色の世界になります。

ここでは写真のみを載せるので、紅葉している木々の写真をお楽しみ下さい。

境内で出会ったエゾリス

北海道神宮境内には杉や檜をはじめ、様々なきがたくさん生い茂っています。そんな境内は野生動物たちにとっての楽園でもあるのです。

私は、北海道神宮境内で北海道でしか見ることが出来ないエゾリスに出会いました。

地面をかけるエゾリス

ピンとたった耳とふわふわくるんとした尻尾が特徴的!

木の中でご飯を食べるエゾリス

か、可愛すぎる~~!!!!めちゃくちゃすばしっこいので、写真撮るのも一苦労でした笑

ご飯を食べるエゾリスくんは、食べるのに夢中だったのでじっくり撮らせてくれたんですよ~

ちく

※このエゾリス達の写真は一眼レフカメラ+望遠レンズを使って撮影しています。私が愛用しているのはこちらの一眼レフの中でもお手軽価格なカメラです。

野鳥やキタキツネに会えることもあるぞ!

エゾリスだけでなく、運が良いとキタキツネに遭遇することもある北海道神宮の境内。境内にはここで見かける野鳥たち一覧の看板もあります。

私もシジュウカラに出会いましたが、動きが早くて撮影できず…!!

秋から冬にかけては、雪の妖精 シマエナガちゃんに遭遇出来るかもしれないのだとか!!

御朱印

御朱印は本殿の右手にある御朱印受付で頂くことが出来ます。

北海道神宮と開拓神社の二社の御朱印が拝受可能です。開拓神社は合わせてお願いしなければ頂くことが出来ないので注意しましょう。

初穂料は500円です。

2018年8月に頂いた御朱印(北海道神宮)

初めての参拝で御朱印はこちら。

初穂料は500円。

 

御朱印と共に桜の花びらが可愛いしおりを頂きました。

参拝記念に授与して頂けるしおりです。

白い台紙と共に、透明の袋に入った状態で渡して頂くことが出来ます。

2020年10月に頂いた御朱印(北海道神宮/開拓神社)

2020年10月に頂いた御朱印はこちらの2種です。

北海道神宮の御朱印は直書、開拓神社の御朱印は書置のみです。

直書御朱印は、前回と書き手の方が違っていました!字が違いますよね~!

限定御朱印情報

こちらの神社では限定御朱印は登場しません。

アクセス

住所 北海道札幌市中央区474
電話番号 011-611-0261
開門時間 時期により変わります

詳細は公式サイトの開門時間を参考にしてみて下さい

御朱印受付時間 9:00~17:00
駐車場 無料
最寄り駅からのアクセス 地下鉄東西線「円山公園駅」より 徒歩15分
公式サイト こちら

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣情報

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